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タンパク質の音楽 (ちくまプリマーブックス 130) 単行本 – 1999/9/1
深川 洋一
(著)
- 本の長さ204ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1999/9/1
- ISBN-10448004230X
- ISBN-13978-4480042309
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商品の説明
メディア掲載レビューほか
パンにベートーベンを聴かせると熟成が活発になる。その秘密はタンパク質にあった。オドロキの理論とは
牛にモーツァルトを聴かせると乳の出がよくなる。植物にクラシックを聴かせると成長が速まる。ヒトが音楽でリラックスできるのだから,音楽がほかの生物に何らかの効果をもたらすことがあっても不思議ではない。
牛にモーツァルトを聴かせると乳の出がよくなる。植物にクラシックを聴かせると成長が速まる。ヒトが音楽でリラックスできるのだから,音楽がほかの生物に何らかの効果をもたらすことがあっても不思議ではない。
なぜ音楽に,そんな力があるのか。その「なぜ」に答えてくれるカギを握っているのが「タンパク質」。生体内のタンパク質が音楽性を秘めているからだという。タンパク質と音楽──およそ無関係に見えるこの2つの間に,どんな秘密が隠されているのか。
フランスの物理学者ステルンナイメール博士は,量子力学と分子力学の成果をもとに新しい理論を展開,生体と音楽の間に潜む謎を解き明かした。研究の成果である「タンパク質の音楽」の効果を確かめるために,南西フランスの野菜畑でいくつもの実験を積み重ねた。その間,約20年。こうして生まれた「タンパク質の音楽」は,誰も足を踏み入れたことのない領域であり,私たちが世界を見るまったく新しい視点を与えてくれる可能性がある。 (ブックレビュー社)
(Copyright©2000 ブックレビュー社.All rights reserved.)
-- ブックレビュー社
内容(「MARC」データベースより)
音楽でミルクの出がよくなる、パンがおいしくなる。こうした効果は、実は「タンパク質の音楽」によるものなのである。この一見無関係な両者の、深い結びつきの謎を解く、全く新しい量子力学の理論を紹介。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1999/9/1)
- 発売日 : 1999/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 204ページ
- ISBN-10 : 448004230X
- ISBN-13 : 978-4480042309
- Amazon 売れ筋ランキング: - 333,913位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
物理学の人が音楽にも秀でていた。するとこのような本が考えられる。専門家もこのように複数の分野を見られないと、いろんなつながりが理解できないだろう。フランスのDrの著作物を見たいものである。
2024年3月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アミノ酸(20種類)を音階にしてみたらどんな音楽になるか、という内容、、、
2016年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本がきっかけで、「タンパク質の音楽を開発してほしい」と友人から遺言を託され、約10年かけて完成させました。ヘモグロビンのメロディにを医師に検証してもらい、ヘモグロビン値が上がるという結果が得られました。
植物の成長度合いを確認するためにエクステンシンのメロディで、エン麦やトマトについて検証を行いました。
エン麦はスピーカーから出る音で、トマトはトロイダルコイルに信号を流しベクトルポテンシャルのみで刺激を与えるというテストでした。
エン麦(苗数各100)は、平均20%速く成長、トマト(苗数各17) は、平均150%速く成長しました。
それなりの効果はあったと思います。
タンパク質合成のセントラルドグマについて、ずっと疑問に思っていることがあります。リボソームの反応中心にtRNAがアミノ酸をタンパク質のシーケンスにしたがって順番通りに連れてくることができるのは何故なのでしょうか?混雑した細胞内にゴチャーとあるアミノ酸が、もしデタラメにリボソームまで漂着するだけですと、反応速度はずっと遅いと思うのです。真核細胞で毎秒4個くらいの速度でアミノ酸がペプチド結合してゆける根拠を知りたいと思っていたのです。
特定の周波数の振動が結晶の成長を促すのと同様に、タンパク質の反応中心から放射される振動が漂流中のアミノ酸を呼び寄せるという着想は、とても魅力的です。海外の文献を調べても、ステルンナイメールの「スケーリング波動」について詳しい資料は見つかりませんが、2つの質量が1つにつながるときの過渡現象は、量子力学でもまだよく分かっていないジャンルなので、多くの可能性を秘めていると思います。
植物の成長度合いを確認するためにエクステンシンのメロディで、エン麦やトマトについて検証を行いました。
エン麦はスピーカーから出る音で、トマトはトロイダルコイルに信号を流しベクトルポテンシャルのみで刺激を与えるというテストでした。
エン麦(苗数各100)は、平均20%速く成長、トマト(苗数各17) は、平均150%速く成長しました。
それなりの効果はあったと思います。
タンパク質合成のセントラルドグマについて、ずっと疑問に思っていることがあります。リボソームの反応中心にtRNAがアミノ酸をタンパク質のシーケンスにしたがって順番通りに連れてくることができるのは何故なのでしょうか?混雑した細胞内にゴチャーとあるアミノ酸が、もしデタラメにリボソームまで漂着するだけですと、反応速度はずっと遅いと思うのです。真核細胞で毎秒4個くらいの速度でアミノ酸がペプチド結合してゆける根拠を知りたいと思っていたのです。
特定の周波数の振動が結晶の成長を促すのと同様に、タンパク質の反応中心から放射される振動が漂流中のアミノ酸を呼び寄せるという着想は、とても魅力的です。海外の文献を調べても、ステルンナイメールの「スケーリング波動」について詳しい資料は見つかりませんが、2つの質量が1つにつながるときの過渡現象は、量子力学でもまだよく分かっていないジャンルなので、多くの可能性を秘めていると思います。
2005年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
植物や家畜にモーツアルトを聞かせてという話は昔からあるが、フランスのステルンナイメール博士なる人物の波動理論?でタンパク質やDNAの規則性が音楽の規則性と一致し、音楽の波動を捉えて影響を受けるというもの。実験的事実や、データ解析が恣意的で正統的な教育を受けた科学者の本とは思えない。現象の実証性に欠けた分を、直接関係のない物理理論で補っているが、著者に脳の機能局在や伝達物質についても誤解や思い込みが甚だしい。。(著者もステルンナイメール博士もImpact factorのついたまともな論文が出ていない)頻繁に大野乾博士のDNAを音楽の話を引用しているが、本来の学問的業績で際立っている大野博士の理論とは似ても似つかぬ疑似科学である。また、整骨師を整骨医と書いて、そのあとで彼らを医師たちと受けるなど正当医療と代替医療を意図的に混同させようとする観点が見られる。期待して読んだが残念ながら時間の無駄だった
2006年6月22日に日本でレビュー済み
私は慶應義塾大学環境情報学部の学生である。この本の真偽を確かめるために実際この著者に会った。
多くの科学者は生物学に関する記述に疑問を覚えるらしい。著者は物理学の専門家であり、分子生物学の記述には誤解もあるようだ(分子生物学専門の教授談、分子生物学はここ最近めまぐるしく変わっておりこの本が書かれた時期を考慮すると時差もあるかもしれない)しかし、量子力学と音楽理論に関する記述は非常に論理的に書かれており、この部分が示唆するものは大きい。
そもそもこの本は非専門家向けに書かれており(内容的には相当難しいが文体は比喩などを含んでおり明らかに一般向けである。また出版社の種類からも言えるかもしれない)、内容的には今現在の科学からすると飛躍と思わざるをえないところもあるが、著者としては未来の医療を示唆する実験的な本として書いたのではないだろうか(私の解釈)
また、当たり前だが原著論文を読まない限り、トンデモ本と断定するのは正確ではない。ちなみに原著論文はPUBMEDなどで検索しても出てこない。
どうしても真偽を確かめたいならスタインメール博士自身に問い合わせるしかないだろう。
よって、個人的にはこの分野に非常に期待しているのだが、この本だけを見て客観的評価をするのなら「読み物としては非常に面白い」というところだと思われる。
多くの科学者は生物学に関する記述に疑問を覚えるらしい。著者は物理学の専門家であり、分子生物学の記述には誤解もあるようだ(分子生物学専門の教授談、分子生物学はここ最近めまぐるしく変わっておりこの本が書かれた時期を考慮すると時差もあるかもしれない)しかし、量子力学と音楽理論に関する記述は非常に論理的に書かれており、この部分が示唆するものは大きい。
そもそもこの本は非専門家向けに書かれており(内容的には相当難しいが文体は比喩などを含んでおり明らかに一般向けである。また出版社の種類からも言えるかもしれない)、内容的には今現在の科学からすると飛躍と思わざるをえないところもあるが、著者としては未来の医療を示唆する実験的な本として書いたのではないだろうか(私の解釈)
また、当たり前だが原著論文を読まない限り、トンデモ本と断定するのは正確ではない。ちなみに原著論文はPUBMEDなどで検索しても出てこない。
どうしても真偽を確かめたいならスタインメール博士自身に問い合わせるしかないだろう。
よって、個人的にはこの分野に非常に期待しているのだが、この本だけを見て客観的評価をするのなら「読み物としては非常に面白い」というところだと思われる。
2008年2月19日に日本でレビュー済み
著者は生物学の知識を欠くフリーライターである。そのため内容は荒唐無稽。根拠のある話は一つもないと言って良い。例えば本書で紹介される「実験例」では、小学校の理科で習う科学の基本、実験をする場合には比較対照をおくこと、ということを全くやっていない。話の筋と関係ないところにノーベル賞の話を持ち出すなど、典型的なトンデモ本の特徴を全て備えている。それにもかかわらず、学校教育に本書を紹介したり、著者を講演に招いた学校が少なくないと聞く。K大学の学生ともあろう人物がこの手のトンデモを真に受けるとは、世も末である。「あるある事件」や霊感商法などは、この著者やこれを担当した編集者のような人々が引き起こした事件だ。そうした社会の被害をなくすには、この類の出版物を減らすべきであり、読者もその点、心してあたるべきだろう。