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フェミニズム入門 (ちくま新書 62) 新書 – 1996/3/1

4.3 5つ星のうち4.3 21個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (1996/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 238ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480056629
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480056627
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 21個の評価

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大越 愛子
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年3月23日に日本でレビュー済み
大学生の時に教養のためと思い買って読みましたが、コンパクトな中に様々な議論がまとめられ、密度が高く、とても勉強になる本でした。この本のおかげで、フェミニズムが男女の性と権力にまつわる問題のみならず、環境問題から経済格差問題、医療の現場やカウンセリング、そしてテクノロジーと身体の問題に関わるものであること、そしてこれらの非常に幅広い主題に対して有効性を示しうる強靱な思想であることを私は知ることが出来ました。
とにかく視野が広いのです。いわゆる近代のリベラルフェミニズム、70−80年代に流行っていたエコロジカル・フェミニズムなどにはじまり、現象学フェミニズム、ポストモダンフェミニズムなど、フェミニズム自体が抱える多様性をしっかりと把握した上で整理してくれます。また、1990年代でありながら、男女二元論に留まらず、同性愛の位置づけなど、セクシュアリティの問題にも触れられています。
この後もフェミニズムは発展を続けていますので、時代の制約はありますが、この時既に、ここまで多様な国内外の文献を渉猟し、フェミニズム理論の一覧表を提示して見せた著者の力量は評価に値すると思います。
唯一欠点があるとすれば、その内容の拡がり故に、真剣な読者でなければ理解が難しい内容となってしまったことでしょうか。特に新書の想定する読者層が90年代と現代とでは少し違ってしまっていることを考えれば、高度すぎる内容といえるかもしれません。しかし、その高度さ故に20年経った今でも読み返すと新しい発見があります。ゆえに星を5つにしました。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年7月22日に日本でレビュー済み
フェミニズム入門というからには思想史やアクションの具体例を述べていくのかと思っていましたが、彼女自身のフェミニズム論が強すぎて「大越愛子入門」になってます。
この本でフェミニズムのことは何も学べませんでしたが、彼女のことは学べました。多分もう読みません。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年5月20日に日本でレビュー済み
フェミニズムの幅広い議論を、とてもわかりやすく・かつコンパクトにまとめてくれた本です。専門書や入門書は読んでる時間がない、てっとり早くフェミについて知りたい人には、いいかもしれません。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年10月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フェミニズムの歴史についての入門書かと思って読んでみたが、はっきり言って役に立ちませんでした。
なにしろ歴史的記述や理論的分析はそこそこに、高圧的なレトリックで読者を恫喝し、「男性」に対する「女性」の倫理的優位性を声高に言い募るばかり。「個別的な男性への敵対意識」ではない、と著者は言うものの、読んでいる限り現実の「男」を一括りにして「敵」とみなしている、という印象は否めません。
内容についても、フェミニズムの歴史的分類(第一期、第二期など)は様々な議論があるのに、それについても一切触れず自分の分類を提示するだけ。ジェンダー論やセクシュアリティ論もフェミニズムの一部だとしているが、これも大いに議論のあるところだろう。
そもそも、今「フェミニズム」という用語を使うこと自体がはらむ問題を、著者は意識しているかどうか。
いずれにせよ、間違っても初心者向けの入門書ではない。
55人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月27日に日本でレビュー済み
ほとんどフェミニズムの歴史について書かれている。フェミニズム入門というよりは、フェミニスト史であり、フェミニスト入門といったほうがいいかもしれない。

フェミ思想的な根拠などはまったく示されず、フェミニストというのはとにかく自由になりたくてしょうがない人達のように感じられてしまった。しかも、それは動物に近い自由であり、思考である。こんなのに啓蒙される人なんているのだろうか?

男根主義、男性社会の欺瞞を鋭く指摘している、といった表現が多々見られるが、歴史的社会的現実性を無視して、とにかく自分達の自由が抑圧されているから男社会が悪いんだ!といった中学生なみの反抗精神である。

現代でどのくらいの割合なのかは分からないが、実際に非常に弱い立場にある女性を(フェミ啓蒙によってではなく、現実に女性が求めていることに関して)救うことを目的にしている人達は尊敬に値する。しかし、この本に出てくるフェミニスト達は論壇村での自分勝手かつ自己満足集団としか言いようが無い。この書のフェミニスト達には妄想以外のまともな未来ビジョンはない。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年2月23日に日本でレビュー済み
フェミニズムに興味を持ったので、新書の入門書を読んでみようと探してきたのが本書である。一読して驚いた、よくわからない。それはまるで大学の授業のようだった。生徒(読者)に対してわかりやすく説明しようというのではなく、わからない人はおいてきますという感じだ。専門用語がいくつも使われて書かれてあるのだが、それぞれの言葉の意味がよくわからない。結果何も伝わってこない。文章は豪快でリズム感にあふれており、フェミニズムに対する情熱は伝わってくるのだが、何事も断定的に書かれていて教えてやるといった印象を受ける。本当なのか?と戸惑ってしまうところが何か所もあった。残ったのは違和感だけだ。視点を変えれば、フェミニズムが敬遠される理由を知りたいという人にはおすすめである。しかし、これまで女性が不快な思いを強いられて生きてきた反動がこのような本になって現れてきたという点は理解できる。男性に対する激しい怒り、それこそが著者のモチベーションだ。
30人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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