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戦後の思想空間 (ちくま新書 166) 新書 – 1998/7/1

3.5 5つ星のうち3.5 12個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (1998/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 251ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480057668
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480057662
  • カスタマーレビュー:
    3.5 5つ星のうち3.5 12個の評価

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大澤 真幸
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく名前を目にする社会学者の大澤真幸氏による講演会を新書として書き下ろしたもの。タイトルに惹かれて購入したが、既存の思想の解説というより、大澤氏の癖の強い思想解釈という性格が強い。ハイデガーの思想とオウム真理教を結びつけるあたりは眉唾というか根拠も薄弱に思えるが…。社会学の性質だろうが、全般的にそういう見方もできるなと言うくらいにとどめておいた方がよいかと思う。
2014年5月10日に日本でレビュー済み
「戦後思想史」ではなく、「戦後の思想空間」とタイトルをつけた事こそが、
この本のテーマだと考える。
暴力的に作られた「戦後」という歴史区分を大澤は再検討し、「戦後」という空間を
思想家たちはどのように生きていたのかを議論する。
丸山真男は戦争が終わる前から戦後を生きていたというのは、この本の骨子を代表するものだ。
たしかに論理的に問題を孕む部分はあるが、刺激的な一冊ということに疑いはない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月2日に日本でレビュー済み
大著「ナショナリズムの由来」もそうだが、大澤の論理展開は、客観的妥当性のない「思い込み」的論旨で占められている。

現代芸術に対する理解など、どこかで聞いたことのある、浅薄な他者理解を隠喩的にふりかざして自説に接木するだけで、論理的飛躍の多い、緻密さを欠落させた文章など、大澤はとんでもない素人向けの文章家だ。

こんな著書を喜んで読むのは、自分の頭で物事を論理的に考える習慣のない××な読者くらいのものだ。

××な読者向けに、たくさんの本をものしている大澤だが、玄人は誰ひとり大澤をまともに相手にしていない。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年1月5日に日本でレビュー済み
戦後日本をいろんな視角から読み解く。サブカルチャー、オウム真理教、「近代の超克」論・・・
社会の「60年周期」論なんか「ほんまかいな?」と思いながら納得させられてしまいました。
大澤さんの本は初めて読みましたが、「なるほどねえ・・・」と舌を巻くこともしばしば。でもまあ、講演を紙におこしたものなので、少し議論の粗さが目立つ点もあります。
そうした点を差し引いても、今後大澤さんの本をもっと読んでみよう、という気にはなると思います。
でもやはり、さすが目のつけどころが「おもしろい」ですね。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年6月5日に日本でレビュー済み
本書は講演をベースにしたもので大澤氏は戦前の西田幾多郎、田辺元、和辻哲郎などの議論となった”近代の超克”と60年後の現代のポストモダンの思想の対比と、並行して、それぞれの時代背景に大本教の弾圧とオウム真理教事件、テロリズム、アウシュビッツの毒ガスとサリン、戦前の不平等条約の撤廃と日米安保条約などの社会的あるいは象徴的な事件がおきている事を指摘する。
 ”近代の超克”が主題とした難解なテーマは国家を超えたマルチカルチャと乱暴に表現できると思うが、皮肉にも大東亜共栄圏という政治的イデオロギーに利用されてしまった感がある。フランスの哲学者、デリダ、ガダリのポストモダンのめざす所もモダンという時代を超越することにあったが、その論考の結論は、超越性の否定というパラドックスであると読めた。戦中、戦後の日本の思想家として、著名な丸山真男から、吉本隆明、浅田彰、柄谷行人、広松渡、蓮実重彦、各氏とその影響の系譜を教科書的に平易に紹介しており、現代思想に興味のある読者には一読に値する一冊と思う。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年2月23日に日本でレビュー済み
丸山真男、加藤典洋、和辻哲郎などの人物、
敗戦、60年安保、オウム事件
ウルトラマン、ガンダム、エヴァンゲリオン・・・
こんなのつながる?と思いきや、
気鋭の社会学者,大澤真幸は、軽妙で鋭い語りで
それらすべてを見事に語りきってしまう。
著者の縦横無尽の発想にしびれました。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート