新書に哲学入門の類いはたくさんあるが、新書であるにもかかわらず、「入門」でなく哲学書そのものになっている本は,この本以外にはほぼない。
新書、粗製濫造時代にあって,いまでも店頭にあり,入試問題にもたびたび使われていることが、本書の価値を少しだが,証明している。---つまり、本書の価値はその程度では言い尽くせない。
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世界を肯定する哲学 (ちくま新書 283) 新書 – 2001/2/1
保坂 和志
(著)
- 本の長さ233ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2001/2/1
- ISBN-104480058834
- ISBN-13978-4480058836
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2001/2/1)
- 発売日 : 2001/2/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 233ページ
- ISBN-10 : 4480058834
- ISBN-13 : 978-4480058836
- Amazon 売れ筋ランキング: - 565,079位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,210位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 1,773位ちくま新書
- - 3,980位哲学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1956年、山梨県生まれ。鎌倉で育つ。早稲田大学政経学部卒業。1990年『プレーンソング』でデビュー。1993年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、1995年『この人の閾(いき)』で芥川賞、1997年『季節の記憶』で平林たい子文学賞、谷崎潤一郎賞を受賞。その他の著書に『生きる歓び』『カンバセイション・ピース』『書きあぐねている人のための小説入門』『小説の自由』『小説の誕生』ほか。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2004年5月10日に日本でレビュー済み
著者は、自分で考えたことを整理してこの本を書いたのではなく、考えるままに書いたようだ。したがって、読む側としては、非常に読みにくい。著者自身、前書きにおいて、読者が飽きてしまうのを懸念している。なぜ、このような本を出版したのか、分かりかねるところだ。扱っている題材が、そもそも抽象的なのであるから、もう少し、メッセージを明確にして、論拠を再構成するなど、読者に親切であってもいいのではないか。
なお、著者は、西武百貨店のカルチャーセンターの講師だったらしい。
なお、著者は、西武百貨店のカルチャーセンターの講師だったらしい。