風邪をひいたから内科へ行く、骨折したから外科へ行く…。
では何故、ストレスが溜まって心が痛いのに病院へ行かないのか?
この私自身がそうであった。
会社に行くのが辛くて辛くて堪らなくて、自分がキレそうだと予感した。
予感までしているのに、心療内科に電話予約する事すら抵抗があった。
なぜか?
心療内科=精神科=フツウじゃない人 といった、
融通の利かない日本人の固定観念の影響だと思われる。
心療内科というものが認可されてまだ日が浅い事もあるのだろうが、
こういった本を読むなり、通っている人に話を聞くなりして、
風邪や骨折で自分の身体を労るのと同じように、
疲れた心や神経をもメンテナンスして欲しいと思う。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
心療内科の時代 (ちくま新書 346) 新書 – 2002/5/1
江花 昭一
(著)
- 本の長さ169ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2002/5/1
- ISBN-104480059466
- ISBN-13978-4480059468
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2002/5/1)
- 発売日 : 2002/5/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 169ページ
- ISBN-10 : 4480059466
- ISBN-13 : 978-4480059468
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,274,982位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,655位ちくま新書
- - 55,717位医学・薬学・看護学・歯科学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年5月2日に日本でレビュー済み
心療内科に、自分が行く事になった、初めて通院する(している)、近親者が通院している、など、心療内科はどのような所なのかを知るのに役立ちます。
診察例を幾つか挙げて説明されているので、とても分かりやすいです。
また、普通の内科で診てもらってもなかなか原因が分からない腹痛や咳などの症状がある場合、この本を参考にし、心療内科で診てもらう価値があるかを判断する助けになるかもしれません。
診察例を幾つか挙げて説明されているので、とても分かりやすいです。
また、普通の内科で診てもらってもなかなか原因が分からない腹痛や咳などの症状がある場合、この本を参考にし、心療内科で診てもらう価値があるかを判断する助けになるかもしれません。
2002年6月9日に日本でレビュー済み
「心療内科」とは何であり、どういう治療を行う診療科なのか、を、診療実例を紹介しながら、一般人にも分かりやすく書いた本である。「心療内科」という言葉は最近よく目にするが、「神経科」や「神経内科」とはどう違うのか、ノイローゼの治療をしてくれる科なのか、等々の疑問に分かりやすく答えてくれる。実際の診療を行っている医師が書いており、「なるほど、医者はこうして診療するのか」と納得できる。
心療内科に診てもらうように勧められ、不安に思っている人、家族が診療中で気になる人など、多くの人に有用だろう。心療内科一般について書かれた啓蒙書はそう多くないだけに、最新の動向まで紹介されている本書は、この分野の最適の入門書だろう。
心療内科に診てもらうように勧められ、不安に思っている人、家族が診療中で気になる人など、多くの人に有用だろう。心療内科一般について書かれた啓蒙書はそう多くないだけに、最新の動向まで紹介されている本書は、この分野の最適の入門書だろう。
2009年10月30日に日本でレビュー済み
「
現代社会における「怒り」の諸相 現代のエスプリNO.478(478)
」という本の対談で江花先生を知り、この本を購入。心療内科がどういった診療をする科なのか、様々な本が出版されているが、江花先生のこの本はとてもわかりやすかった。横浜労災病院心療内科での新患の主な訴えの件数、種別などがグラフになっているのもわかりやすい。
第4章の「精神科のプライマリ・ケア医としての心療内科医」。まさに今、心療内科はそういった役割を患者から期待されていると思う。心療内科は精神科とは違う。心から来る身体症状がメインの場合は、確かに心療内科に行くのが正しい選択だろう。心療内科とはまさにそのための科だからだ。だが、現状としては、本来は精神科で扱うべき精神疾患を抱えた患者も、精神科の敷居が高いと感じて心療内科に行くことが多いようだ。その上で心療内科医の先生が状況を判断し、精神科医の先生方に診てもらうべきケースはそちらを紹介し、心療内科で診られるケースは心療内科で診療にあたると言う。これは、心療内科医が精神科医ではない場合、精神疾患の種類によっては対応できないためだ。そのことが詳しく書かれている。
身体症状に特化したいわゆる不定愁訴を訴え、あらゆる科で検査を受けて異常が見つからず、行き場を失った患者にとっては、心療内科は唯一の受け皿であり、救いの手段であると感じた。
第4章の「精神科のプライマリ・ケア医としての心療内科医」。まさに今、心療内科はそういった役割を患者から期待されていると思う。心療内科は精神科とは違う。心から来る身体症状がメインの場合は、確かに心療内科に行くのが正しい選択だろう。心療内科とはまさにそのための科だからだ。だが、現状としては、本来は精神科で扱うべき精神疾患を抱えた患者も、精神科の敷居が高いと感じて心療内科に行くことが多いようだ。その上で心療内科医の先生が状況を判断し、精神科医の先生方に診てもらうべきケースはそちらを紹介し、心療内科で診られるケースは心療内科で診療にあたると言う。これは、心療内科医が精神科医ではない場合、精神疾患の種類によっては対応できないためだ。そのことが詳しく書かれている。
身体症状に特化したいわゆる不定愁訴を訴え、あらゆる科で検査を受けて異常が見つからず、行き場を失った患者にとっては、心療内科は唯一の受け皿であり、救いの手段であると感じた。