組織は結局人間関係なんだろうと思う。
勢いの無くなった組織をまとめ上げ、成果が出せる組織にしていくにはどうすべきか。
非常に気づきのある内容でした。
私の部署に本書で挙げられている「厄介者」が異動してきました。
「人前で大人げなくすごんだり、大騒ぎすることができる」という育ちの悪さを基盤とする権力をもつ厄介者ですが、この本を読んだことがなければなすすべがなかったと思います。
しっかり厳しく接することが効果があるとしらなければ優しく諭そうとしたはずです。
ただ、厳しくできない人には厄介者の態度のままなので、これからより強い対応をとる必要があります。
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組織戦略の考え方: 企業経営の健全性のために (ちくま新書 396) 新書 – 2003/3/1
沼上 幹
(著)
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- ISBN-104480059962
- ISBN-13978-4480059963
- 出版社筑摩書房
- 発売日2003/3/1
- 言語日本語
- 本の長さ220ページ
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対象商品: 組織戦略の考え方: 企業経営の健全性のために (ちくま新書 396)
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2003/3/1)
- 発売日 : 2003/3/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 220ページ
- ISBN-10 : 4480059962
- ISBN-13 : 978-4480059963
- Amazon 売れ筋ランキング: - 10,723位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38位ちくま新書
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2024年4月27日に日本でレビュー済み
面白かった。組織のよくある問題が書かれており、納得感と共感がある。2003年に書かれた本だが、今にも通じる普遍性がある。「企業は本来利益を上げるためのもの」「そのための戦略であり、組織」「組織の基本は官僚制」など、うなずける箇所が多かった。
あと、マズローの欲求五段階説についても、自己実現欲求に一足飛びに行くのではなく、その前に承認・尊厳欲求が大事、というのも目から鱗。
一つ、少しネガティブな面としては、このような組織の「あるある」に紙面がだいぶ割かれていて、「その上でどうすればいいのか」が少ししか書かれてなかった気がする(最後の最後の章だけ?)。
あと、マズローの欲求五段階説についても、自己実現欲求に一足飛びに行くのではなく、その前に承認・尊厳欲求が大事、というのも目から鱗。
一つ、少しネガティブな面としては、このような組織の「あるある」に紙面がだいぶ割かれていて、「その上でどうすればいいのか」が少ししか書かれてなかった気がする(最後の最後の章だけ?)。
2016年10月24日に日本でレビュー済み
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組織のについて今までとは違う視点を持てるようになった。
また、論評だけでなく意見や対処法まで提案がありよかった
また、論評だけでなく意見や対処法まで提案がありよかった
2022年10月8日に日本でレビュー済み
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「組織デザイン」を読んでからの本書でしたので、同じ筆者?というのが印象です。組織についての深い造詣が、組織の真のあり方、陥りやすい問題点、蔓延る課題、その解決につながるヒント、どれも的確な視点での語りに現れています。とても面白かったです。
2021年12月18日に日本でレビュー済み
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雑誌に連載されたエッセーを再編集した本なので、各章ごとに色々な話題、見方を提供している。特に印象に残ったのは第3部「組織の腐り方」。最近は働き方改革やコンプライアンス、標準化と、現場の第一線で働く者にはむしろ制約が増えてきたと言う印象があった。挿し込まれた図13「ルールの複雑怪奇化」はうまく図式化されている。
決められたルールを守ること、小学校の時から言われ続けるこの教えに抗う日本人はあまりいないだろう。まともなサラリーマンであれば尚更である、が、そのルールを守ることは、社外の競争相手に勝つことを保証するものではない。
何か起きる度に増えるチェックシート、増えるばかりの定例報告がただでさえ削減傾向の勤務時間を食い潰す。社内のルールを守ることが主眼で、戦い勝つべき競合他社の実態や動向はお構いなしである。まさに本末転倒であろう。
決められたルールを守ること、小学校の時から言われ続けるこの教えに抗う日本人はあまりいないだろう。まともなサラリーマンであれば尚更である、が、そのルールを守ることは、社外の競争相手に勝つことを保証するものではない。
何か起きる度に増えるチェックシート、増えるばかりの定例報告がただでさえ削減傾向の勤務時間を食い潰す。社内のルールを守ることが主眼で、戦い勝つべき競合他社の実態や動向はお構いなしである。まさに本末転倒であろう。
2019年12月26日に日本でレビュー済み
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〇どんな組織でも腐る。なぜそうなのか、腐敗を防ぐにはどうすればいいのかを、経営学者が説明してくれる。軽い読み物ではあるが、面白いヒントがたくさん含まれていた。
〇私が面白いと思った点を紹介すると次のとおりです。ご参考までに。
○マズローの欲求段階説の誤解:人間の欲求には、生理的欲求、安全・安定性欲求、所属・愛情欲求、承認・尊厳欲求、自己実現欲求の段階がある。低次の欲求が満たされると、より上位の欲求が強くなりそれが人を突き動かす最重要要因になっていく、というのが欲求段階説。これを短絡的に、組織では最終的には自己実現を図るもの、と曲解している者が多い。これは間違い。会社は利益を上げるところであり、自己実現を図る場所ではない(だから某人の「夢」だからという配慮でプロジェクト案を通してはいけない)。むしろ組織で本当に大切なのは、「承認・尊厳欲求」である。よい仕事をして、社内で認められることこそ組織人の最大の喜びであるはず。されば頑張った人は認めよ。縁の下の力持ちはたたえよ。カネやポストが用意できなければコトバでたたえよ!
○「キツネの権力」は、トラ(他の人が近寄れない)の意向を独占して伝える形で自身の求心力・発言力を高めること。トラは、社長であったり、外国であったり、得意先であったり、○○部長であったりする。側近政治、外圧利用等が典型。これがはびこると面倒。疑われる場合は直接当たれ。キツネを介在させるな。
○エースは貴重。無駄遣いするな。本当に必要なポストにおいて、内向きの余計な仕事から解放し、ほんとうに大事な仕事をばりばりやらせよ。
○決断こそ経営者の役割。平和な時代の「落としどころ感知器」は要らない。コンセンサスを求めてはいけない。むしろ、ほんとうに重要な判断は、反対がつきもの。
○「昨今の若者は」などと言ってはいられない。彼らを頼みとするしかないのだから。
〇私が面白いと思った点を紹介すると次のとおりです。ご参考までに。
○マズローの欲求段階説の誤解:人間の欲求には、生理的欲求、安全・安定性欲求、所属・愛情欲求、承認・尊厳欲求、自己実現欲求の段階がある。低次の欲求が満たされると、より上位の欲求が強くなりそれが人を突き動かす最重要要因になっていく、というのが欲求段階説。これを短絡的に、組織では最終的には自己実現を図るもの、と曲解している者が多い。これは間違い。会社は利益を上げるところであり、自己実現を図る場所ではない(だから某人の「夢」だからという配慮でプロジェクト案を通してはいけない)。むしろ組織で本当に大切なのは、「承認・尊厳欲求」である。よい仕事をして、社内で認められることこそ組織人の最大の喜びであるはず。されば頑張った人は認めよ。縁の下の力持ちはたたえよ。カネやポストが用意できなければコトバでたたえよ!
○「キツネの権力」は、トラ(他の人が近寄れない)の意向を独占して伝える形で自身の求心力・発言力を高めること。トラは、社長であったり、外国であったり、得意先であったり、○○部長であったりする。側近政治、外圧利用等が典型。これがはびこると面倒。疑われる場合は直接当たれ。キツネを介在させるな。
○エースは貴重。無駄遣いするな。本当に必要なポストにおいて、内向きの余計な仕事から解放し、ほんとうに大事な仕事をばりばりやらせよ。
○決断こそ経営者の役割。平和な時代の「落としどころ感知器」は要らない。コンセンサスを求めてはいけない。むしろ、ほんとうに重要な判断は、反対がつきもの。
○「昨今の若者は」などと言ってはいられない。彼らを頼みとするしかないのだから。
2021年1月19日に日本でレビュー済み
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何年も前に新書として読んだときと同じ、いやそれ以上に発見と共感を覚える。
組織を運営するトップはもちろん、日々謎のルールに苛まれている組織人、そして現状に甘んじることなく組織改革に燃える意欲ある人材にとって必携の書。
堅苦しい表現ではないので、せひ一読を勧めます。
組織を運営するトップはもちろん、日々謎のルールに苛まれている組織人、そして現状に甘んじることなく組織改革に燃える意欲ある人材にとって必携の書。
堅苦しい表現ではないので、せひ一読を勧めます。
2021年5月3日に日本でレビュー済み
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会社がなぜ"組織"を必要とするのか、組織の構造のタイプと、その利点/欠点を地に足をつけて説明している。流行りのカタカナによる表面的な内容ではなく、リアルとの接点を意識した内容である。