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「人妻」の研究 (ちくま新書) 新書 – 2005/2/8
堀江 珠喜
(著)
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2005/2/8
- ISBN-104480062181
- ISBN-13978-4480062185
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2005/2/8)
- 発売日 : 2005/2/8
- 言語 : 日本語
- 新書 : 254ページ
- ISBN-10 : 4480062181
- ISBN-13 : 978-4480062185
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,042,757位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2005年2月19日に日本でレビュー済み
よく巷で取り上げられる”芦屋婦人”なるものについて知りたくてこの本を購入しました。ただこの書のスコープはより広く、明治以降の文芸作品のみならず雑誌やテレビを題材として、この”人妻”なる概念がどのように生まれて変容してきたかが、分析されています。ただ全体としてメリハリに書け、詰まるところが、人間がいつも繰り返してきた同じような話が、時代背景を変えながら繰り返されるわけで、最後まで一気に読ませてしまう迫力には欠けています。一章づづ、気が向いたときに、時間つぶしに読んだほうがよりこの作品の魅力を味わえるのかもしれません。進駐軍相手の旧華族のマダムたちの活躍の秘密を日本の貴族の本質と生存本能に求めた点は慧眼です。
2015年12月24日に日本でレビュー済み
どうもこの著者は学者にしては、分析とまとめが下手なようで、読んでいて内容が組織化されていません。調べたことをなんでもかんでも書きなぐっているとしか思えず、盛り上がりに欠けます。読者を引っ張っていく展開に欠け、何度か途中で投げ出しそうになりました。取り上げている人物と、小説等はそれなりに面白いものなのですが、その説明と文章展開が誠に読み難く、書きたい内容が著者の筆力を超えていたようです。
調べたこと・思いついた事は全部書かなければ気が済まなかったのでしょう。なんともダラダラしたまとまりの無い記述で、又やたらと( )を使い、追加説明や妙な著者自身のつっこみを入れます。あまりにも頻繁で、この著者は本文の中に自分の意見を集約出来ないのかと、その文章力を疑います。妙にウケを狙っているとしか思えません。それは芦屋と取り上げた場合がよい例で、その地域で育ち、神戸女学院を出た自分をそれとなく、やたらとアピールする記述を盛り込み、ある意味で嫌味です。
題名だけは読者を惹きつけるものですが、それだけでなんともまとまりの無い、中途半端な内容で結局は何が書きたかったのかわからないのです。妙な学者に安易に書かせた新書が多いという最近の出版事情を示すような一冊でした。
調べたこと・思いついた事は全部書かなければ気が済まなかったのでしょう。なんともダラダラしたまとまりの無い記述で、又やたらと( )を使い、追加説明や妙な著者自身のつっこみを入れます。あまりにも頻繁で、この著者は本文の中に自分の意見を集約出来ないのかと、その文章力を疑います。妙にウケを狙っているとしか思えません。それは芦屋と取り上げた場合がよい例で、その地域で育ち、神戸女学院を出た自分をそれとなく、やたらとアピールする記述を盛り込み、ある意味で嫌味です。
題名だけは読者を惹きつけるものですが、それだけでなんともまとまりの無い、中途半端な内容で結局は何が書きたかったのかわからないのです。妙な学者に安易に書かせた新書が多いという最近の出版事情を示すような一冊でした。
2005年6月9日に日本でレビュー済み
過去の小説の引用、事件の列挙が主で、面白くありませんでした。
2005年3月23日に日本でレビュー済み
予想以上に、楽しく読んだ。作者の( )の中に書き込んだツッコミがいい。
こういう眼差しは関西らしくって、同時に、女性同士の会話をしているような読み心地だった。
思わず、にやりと意地悪気味に笑いたくなる。
本書は、近・現代の文学作品などで性的関心の対象として描かれてきた人妻像を手がかりとしている。
ということは、歴史的に、現実に、事実として、人妻達がどーのこーのと語りたいわけではないだろう。
風評も含めた上での人妻という言葉に男性達がこめてきた思い入れがすけてみえるところが、面白いんじゃないだろうか。
そういう男性の抱いている幻想が、むしろ本書で取り扱われているものではないかと思った。
俎上に載せるというか、猫がおもちゃで遊ぶがごとくもてあそぶというか、あざ笑ってみるというか、つっこんでみるというか。
その点、男性が読んで面白い本かどうかはわかりかねる。
語弊があるかもしれないけれど、「男ってばかよねー」という会話をしたことがある人向け、と思います。
こういう眼差しは関西らしくって、同時に、女性同士の会話をしているような読み心地だった。
思わず、にやりと意地悪気味に笑いたくなる。
本書は、近・現代の文学作品などで性的関心の対象として描かれてきた人妻像を手がかりとしている。
ということは、歴史的に、現実に、事実として、人妻達がどーのこーのと語りたいわけではないだろう。
風評も含めた上での人妻という言葉に男性達がこめてきた思い入れがすけてみえるところが、面白いんじゃないだろうか。
そういう男性の抱いている幻想が、むしろ本書で取り扱われているものではないかと思った。
俎上に載せるというか、猫がおもちゃで遊ぶがごとくもてあそぶというか、あざ笑ってみるというか、つっこんでみるというか。
その点、男性が読んで面白い本かどうかはわかりかねる。
語弊があるかもしれないけれど、「男ってばかよねー」という会話をしたことがある人向け、と思います。