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「伝わる!」説明術 ちくま新書(551) 新書 – 2005/8/8

4.1 5つ星のうち4.1 11個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2005/8/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 208ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480062513
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480062512
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 11個の評価

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梅津 信幸
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 「理解」についての著者の考えを明確にした上で、「そうだとすれば、どう説明すれば『伝わる!』説明になるのか」について記した本。「まえがき」を読み始めただけで、「この本は別格だ!」と気づいた。名著ですよ! これは!

 著者に言わせれば、モノゴトの理解とは、そのモノゴトを構成する諸要素間の「相互関係」を理解することである。相互関係を抽象化して表現するとき、図的に表現できれば把握しやすいし伝えやすい。ところが、図を「言葉で言い表す」ことは非常に難しい。じゃあ、どうすればいいのか…? アナロジー(類推)を使うのだ!

 ここで言う「アナロジー」とは、「相互関係の頻出パターン」に名前をつけたようなもののこと。著者の専門がコンピュータ関係であることを考えると、オブジェクト指向プログラム設計における「デザインパターン」と同じような発想ではないかと思う。

 個人的に面白いと思った指摘は、
・「理解」の本質は、「相互関係の抽象化」である。
・日常生活で出会う重要な「相互関係のパターン」はある程度限られている。
・「言葉」という1次元情報では、「図」という2次元情報を上手く表現できない。
・頭の良い人と悪い人の違いは、理解できない事柄を理解できる事柄へと「変換する術」を身に付けているかどうか。理解力の差ではない。
といったところか。

 五つ星としなかった理由は…、この本は「アナロジーを使えば、説明がわかりやすくなる」という主旨の本で、そのこと自体を著者はアナロジーをバンバン使って伝えようとしている。ところが…、微妙にズレているように感じるアナロジーがワリと多いのだ。それが本当に玉に瑕で…。逆に言えば、このような本を書く著者をもってしても、「アナロジーを使いこなす」ということはそれだけ難しい、ということなのだろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アルバイトで塾の講師をしている。
生徒が理解しやすいのはどのような授業か。
具体例を使うとわかりやすいようだというところまではこぎつけていた。

ちょうどそのときに、「アナロジー」で説明するという本書に出会い、
早速読んでみた。
ベースとターゲットの相関関係をうまく表現できれば説明がうまくできる、
そういう内容だった。
図を用いたり、具体的な話も出てくるので、中々面白い。

アナロジーと同じやり方は普段自分でもやっていたので、
内容はわかりやすく、さらさらと読めた。
授業の教え方で悩んでいる人には、読んでもらいたい本だ。

途中、アナロジーの練習をしましょうというコーナーがあるが、これは不要だと思った。
筆者が思うアナロジーが出てきているので、模範解答にはなっても、
絶対的な解答にはならないので、消化不良になる。
しかし、それをおいておけば、なかなか有用な新書であるだろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月30日に日本でレビュー済み
080529
『「伝わる!」説明術』 梅津伸幸 ちくま新書 

【要約】
この著書は、アナロジー(類推)という観点から、わかりやすい説明とは何かについて書かれている。
そして、分かるということを、「物事の相互関係が見えている状態のこと」を指すことであるとしている。
では、「物事の相互関係が見えている状態」とはどんな状態か。
それは、この本のテーマであるアナロジー(類推)が成立している状態のことを指す。
以下、アナロジーの定義と具体例をあげる。
ここで、アナロジーとは「一見似ていないものごと二つを、ある部分に注目して、その特徴について似ているとみなすこと」である。
多少補足すると、ある相手が理解していない内容を、相手の理解している内容を使い説明することをいう。
具体的な例をあげると、この著書の中で株式市場における株の値段の不安定なことを、山頂にあるゆきだるまに例えて説明している。つまり、株式の値段の上下の不安定さと、一度値が動くと、「買いが買いをよぶ」「売りが売りをよぶ」現象が起こり、どんどん値が動くことを、山頂にある雪玉のどこに向かって転がっていくかわからない不安定さと、一度転がりだすとどんどん大きくなっていくに例えて説明している。
その他にもアナロジーの頻出パターンや、練習問題も掲載されている。
【書評】☆☆★★★
最近わかりやすい説明方法について研究している中で出会った一冊。
すべてがこのアナロジーで説明できるかどうかは疑問だが、一つのツールとして大変有効であると思う。
また、この本に掲載されているアナロジーに頻出パターンは、ロジカルシンキングのフレームワーク構成の役に立つと感じられた。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年5月4日に日本でレビュー済み
本書は難しい内容をわかりやすくするためにアナロジー(比喩、たとえ)の活用を勧める。 アナロジーのエッセンスは第4章4「アナロジーには頻出パターンがある」が参考になる。著者は以下のアナロジーに分類。 ・「必要は発明の母」・「きょうだい関係」・「共起関係」・「じゃんけん関係」・「トレードオフ」・「コントロール」・「ボトルネック」・「ピラミッド」・「雪だるま式」・「鏡の関係」・「無関係」。
ことばは一次元であり、これを上記のアナロジーのどれか意識することで、ああ、あのことか!と理解ができるようになるようである。

言葉の租借をどのように行うか、参考になった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月26日に日本でレビュー済み
タイトルからは判らないが、これはアナロジー(類推)を活用した説明術についての本。自分勝手な説明は、それが正しくても伝わらなくてはしょうがない。しかしアナロジーを使いこなせれば、難しい話も伝わりやすい。

そもそも人間は何かを理解しようとするとき、難しいまま理解せず簡単な話に変換して理解する。そのメカニズムから説き起こしているので、アナロジーの有効性がよく理解できる。技術者やコンサルタント等のように往々にして理屈が先行する人達には、特にお勧めだ。

アナロジーのデメリットやリスクについても触れているのもフェアで良い。末章で著者が筋力と脳力が衰えた(そんなお年ではないと思うが・・・)と言うように、アナロジーを正しく使って脳のトレーニングを続ければ、ビジネスマンとしての差別化に役に立つことは、明白だ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月18日に日本でレビュー済み
 梅津氏は前作「あなコン」で新聞の書評欄でも、たとえ上手と紹介されていた。
あなコンでは、コンピュータとはかけ離れたたとえで話で説明していた所がウケた。
点や作り方について、多くのポイントが新書判にコンパクトにまとめられている。
今回のたとえ話で印象深いのが、「馬場と猪木はどっちが強いか」だ。なるほどと
思った。説明術といいながら、その大前提である「しっかりと理解」というところ
にも重点がおかれていて、単なる小手先だけの技術論になっていない。
 よく、他人から「話が分かりにくいよー」と言われてしまう、私には参考になる
話ばかりだった。
 星4つと5つで迷いましたが、次回作への期待を込めて5つにしときました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年10月8日に日本でレビュー済み
「わかりやすい説明とは、どういう説明なのか?」を知りたくて読みました。
“アナロジーを使った説明”というのは、正直、私にはピンと来ませんでした。
しかし、自分の頭にあるものを、言葉や文章にして相手に伝えたとき、
相手の頭の中で何が起きているかが、分かりやすく説明してくれていると思いました。

相手が「わからない」と言っている状態が、どういう状態を指しているのかがわかってくると
その解決策をたてやすいと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月1日に日本でレビュー済み
私が思い浮かべる話の上手な人は、
「というのは」や「つまり」あるいは「なぜかというと」
といったモノゴトの関係を説明する接続詞
の使い方がとても上手な人である。
だから著者の言う
「「わかる」とは、ものごとの相互関係が見えている状態」
という説明は「なるほど!」と非常に納得した。
さらに本書ではこの相互関係を理解してもらうのに
「アナロジー(たとえ話)」が強力だと説いている。
しかし、その後は「アナロジー」の説明ばかりに、偏っていて
肝心の説明術という点ではややものたりない。「わかる」ことは「相互関係が見える」こと
という指摘が面白いだけに、残念である。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート