中古品:
¥246 税込
配送料 ¥280 5月30日-31日にお届け(9 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
中古商品: 非常に良い | 詳細
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: ◆帯付き◆ 【状態良好】【書き込みなし】使用感、イタミ等が少なく、非常に良好な状態です。Amazonコンディションガイドラインの「非常に良い」に該当するコンディションになります。検品には万全を期しておりますが、万一見落とし等ありましたらメールにてご連絡下さい。迅速に対応いたします。日本郵便のゆうメールまたはヤマト運輸のネコポスにて、ポスト投函でお届けします。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

戦争の記憶をさかのぼる (ちくま新書(552)) 新書 – 2005/8/8

3.4 5つ星のうち3.4 3個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2005/8/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/8/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480062521
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480062529
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 3個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
坪井 秀人
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
3グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2007年8月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私は戦争は嫌いだ。なべて反対である。かといって何をするわけではない。戦闘行為に参加したことはないから、無垢の高みに安住している。そういう自分の立ち位置を振り返らされた。考えることの多い本だった。
また、私は偽善者である。利己的であることを否まない。他者に自らに奉仕せよと命じることなく、かつ、視野狭窄で中途半端な私利私欲で墓穴を掘りたくない。私の大事な人たちが幸せでないとき、私もまた幸せを満喫することはできない。私のために、私は他者の幸福を願い、平和を祈り、環境を守り、健康を恃む。そういう回路において、私はとことん利己的な偽善者でありたい。
戦争は、今もどこかで行われている。たとえば、グローバルな経済に巻き込まれている自分も無関係ではありえない。戦争を知らないと言い切るのは、自らの鈍感さを露呈しているだけなのかもしれない。
殺しあう苛烈さに思いを馳せることは、正直なところ、私には難しい。しかし、大事な人を失う悲しみや、自らが死ぬかもしれない恐怖であれば、私は思うことはできるだろう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月21日に日本でレビュー済み
戦争の記憶を「忘れずに記憶すべき」だとする教条主義的な規範論からいったん離れ、人間は本来「忘れる動物」である、と確認することから本書は始まる。
その上で、戦後日本におけるさまざまな言説の分析を通して、忘却と隣り合わせの記憶という営みを浮かび上がらせていく。決して明晰な叙述ではなく、ズバッと答えが出るテーマでもないから、そうした点からすれば読みにくい本かもしれない。
ともあれ、人は忘れていく存在であると同時に忘れられていく存在でもあるのだ。「そんなことは、知らないよ」と言い放つ人間は、そう言い放たれる人間にいつ転化するか知れたものではない。そこまでの想像力を、我々は持っているだろうか。
筆者の持つ「危機感」はそのあたりにあるように思われる。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート