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日本の医療が危ない 新書 – 2005/9/5

2.5 5つ星のうち2.5 5個の評価

商品の説明

メディア掲載レビューほか

日本の医療が危ない
日本の医療が危ない 著者=川渕孝一

 小泉政権下、経済財政諮問会議や厚生労働省などが医療制度の抜本的見直しを進めている。医療費の総額管理制度や医療保険体系の変更が実現すれば、医療機関や製薬企業に大きな影響が及ぶのは避けられない。そんな中、出版されたのが本著である。

 国民皆保険制度のもと、「平等」を金科玉条として運営されてきたはずの日本の医療制度だが、著者は「『機会の平等』も『結果の平等』も実現していない」と断じている。北海道・東北では、必要な医師数を確保できている病院は6割に満たない。また、現行の制度には、医療の質を向上させるためのインセンティブが組み込まれていないため、結果として人の生死がどの医療機関に行くかという運不運で決まってしまうと指摘する。

 建前だけの平等の果てにあるのは、患者の反乱だ。既に、より良い医療を求めて米国の有名病院などへ患者の脱出が始まっているという。韓国やシンガポールの病院が安くて良質なサービスを武器に、日本の患者を獲得しようと攻め入ってくる事態も、あながち夢物語ではないだろう。

 日本の医療機関を、コーポレート・ガバナンスが期待できる組織体に作り替える政策と、医療サービスにおいて「質の向上と効率化」の両立を実現するための法体系が必要と著者は訴える。


(日経バイオビジネス 2005/12/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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日経BP企画

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2005/9/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/9/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480062564
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480062567
  • カスタマーレビュー:
    2.5 5つ星のうち2.5 5個の評価

カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年6月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず中身がなーい。古代ローマの医療制度を聞きかじって「医療は公から民へ」などと訳の分からないことのオンパレード。2千年も前の医療と現在の医療の違いがわかっているのかしら?「よい医療の実現」のためには「自分の身は自分で守れ」なんて、どこに医療制度の改革に対する提案があるのか。この本を医療制度に関する本と思って買ってはいけない。一番力の入っていた部分は「このような症状があったら重病かもしれないので病院へ行って自分の身を守ろう」という所だった。でもこれくらいなら1年目の研修医の方がまだ上手に書けるでしょう。善意に解釈すれば著者は大学教授でまともだけれど、編集者がダメなのかもしれない、たぶん違うと思うが。知識の切り売り、サンプルの少ないデータの切り張りで、文章も脈絡か゛なく、空虚な内容でした。
23人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 主として医療制度の面から「日本の医療があぶない」ことを記述した本。

 「日本の医療は機会の平等も結果の平等も達成されていないこと」、「平均的な医療は国民全体に提供できても高度な最新の医療は提供できていないことから患者が海外に流出していること」、「外国では極めて一般的で有効性の高い薬が日本では数多く認められていないこと」、などなど興味深い事柄がたくさん書かれている。

 しかし、それぞれのテーマをコンパクトに密度濃くまとめて記述しているとはいえ、新書版237ページの分量でさまざまなテーマをとりあげすぎていることから、やや散漫な印象があり、「結局、著者のいちばん言いたいことは何なのか」がいま一つピンとこないと思った。

 同著者で、もっと焦点を絞った本があれば是非読みたい。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年2月25日に日本でレビュー済み
この本はいわゆる「トンデモ本」の類です。何故か説明します.この本では最初から、いかにアメリカの医学が優れ、日本の医学が遅れているかを力説しています。残念な事に、最低限の仮定が崩れています。日本とアメリカを比較するなら、同じ条件の患者さんの治療の比較が必要です.それがなされていません.
 アメリカはよく知られているように、約4-5000万人の国民は保険に入れません。貧乏のために医療保険に加入できません.貧乏人は医療を受けられないのです。これに対し、日本は(ほんの少しの例外はあるものの)、全国民が、標準的な医療を受けるチャンスがあります。ですから、著者が「アメリカの医療」と言うのは本来「裕福なアメリカ人に対する医療」と言う意味です。そこからの議論が必要です.「裕福なアメリカ人に対する医療」と普通の日本の医療の比較ではなくて、「普通のアメリカ人」と普通の日本の医療の比較をして初めて、公正と言えるのではないでしょうか?「普通のアメリカ人」を規定するのは、しかし、難しいでしょう.アメリカはそういう国なのです.
 こういう本にだまされてはいけません。比較が間違っている事を知らないと、日本の医者が馬鹿みたいです。 なぜ、日本の平均寿命が世界一の水準なのか考えてみてください。ちなみにアメリカは日本より5歳くらい、平均寿命が短いのです。ちょっと、考えれば解ることです。それが、解らないのは不勉強か、知識が足りないか、何か別な意図があるか、理解力がないかのいずれかです。
 日本の医療費がどれだけ低い(サミット参加国中最下位)か、医者の給料がどれだけアメリカに比して低いか。ちょっと調べれば解ることです。その上で、議論をしてほしいですね。
66人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年11月19日に日本でレビュー済み
日本のGDP比ひとりあたりの医療費は先進国最低。WHOによる医療評価は世界一。世界に冠たる高水準の医療を、平等に激安価格で提供している現状を破壊するために活動する御用学者の本です。

日本の医療費は1999年よりほぼ30兆円で不変。高齢者医療費は逆に低下している現状を隠し、プロパガンダの高騰の将来予測だけ洗脳のように垂れ流す。

アリコ・アメホ・オリックスの民間医療保険を売るためには、公的保険は邪魔で、アメリカのように国民皆保険のない弱肉強食の社会に変革する必要があります。著者は日夜、政府・保険会社の犬として忠実に、プロパガンダ活動をし、日本をアメリカ型医療に変革しようとしています。アメリカの医療費が日本の5倍の150兆円、新生児死亡率は日本より悪く、平均寿命も短い。金のために日本人の健康を破壊しようとする活動に注目しましょう。
62人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年9月20日に日本でレビュー済み
まず先入観ありき。とにかく結論から出発。日本の医療の現場を知らず、医療の実際を知らず、国際的比較においても事実と著しくかけ離れた認識に固執し、それだけならまだしも、医療の現状を批判しているはずなのに途中で「家庭の医学」になってしまうなど、論点がまとまらず文意が取りにくく読みづらいこと甚だしい。しかも彼の提唱する「解決策」たるや、誰でも思いつきそうな当たり前のことばかり。「医療が危ない」系の本にはなかなかぶっ飛んだトンデモ本が多いのだが、ここまで無駄な気合いの入ったトンデモは珍しい。確かに日本の医療が決して誉められた類のものでないことは認めますが・・・・これじゃまるで自虐史観の戦後思想家ですぞ。
26人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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