中古品:
¥1 税込
配送料 ¥257 5月29日-30日にお届け(2 時間 20 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
コンディション: 中古商品: 非常に良い
コメント: ■通常24時間以内に出荷可能です。■クリーニング済み。■中古品ではございますが、良好なコンディションです。■万が一品質に不備があった場合は返金対応。■防水梱包です。■決済は、クレジットカード、コンビニ決済・ATM・ネットバンキング・Edy払いがご利用可能です。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

下流喰い: 消費者金融の実態 (ちくま新書 617) 新書 – 2006/9/1

3.8 5つ星のうち3.8 52個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2006/9/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/9/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 219ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480063250
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480063250
  • カスタマーレビュー:
    3.8 5つ星のうち3.8 52個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
須田 慎一郎
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中3.8つ
5つのうち3.8つ
52グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2016年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読めば読むほど、タイトル「下流喰い」の意味が染みてきます。。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月28日に日本でレビュー済み
他の方のレビューには、総花的、一辺倒などと書かれていますが、
新書をよく読むような層に分かりやすく長すぎずまとめられてい
ます。

シングルマザーでレジ打ちパートのほかに売春をしながら子供を
育てている人の事例など、とても母親として胸が痛みました。

この人や似たような境遇にある人がこの新書を読むのかというと、
本にも親しんでおらず、正しい知識を教えてくれる人も周りにお
らず、わざわざ苦しい悲惨なほうへ進んで行ってしまう人も多い
と思います。

その意味では、2006年刊行当時から10年近くたって法規制
が変わったとはいえ、最も弱い層が「生活費に利子を付けて返す
ことは非現実的だから、生活費が足りないほど所得が低いなら生
活保護の方がずっといい」というとても当り前のことが知られて
いない現実はまだまだあると思います。

もっと一辺倒でも深い考察が省略されていてもいいから、より
低学歴、思考や読書が苦手な人にも伝わる本であってもよいと
思うほどです。

所得の高い知識層が、高みの見物的に「あいつら貧乏で自業自得
だ」ということを自己満足的に考察することが第一目的ではないと
思います。

同様の本が何冊出ても構わないし、それぞれのアプローチが違っても
構わないから、借金で子供を不幸にする母親がいなくなって助けの
手が届く社会になってほしい、と願っています。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
…が、なぜバンバン流れているのかな?と思っておりましたが、本書を拝読して「なるほど、当時の消費者金融はそんなに高利だったの!?」と驚きました。

以前、仕事でご一緒した方と慰労会の後に二次会へという流れの時、
「ちょっと、金下してくるわ」
と言って、さも当然のように消費者金融のATMからお金を下して(借りて)
「ここで下せば、手数料タダなんだよねー」
…イヤイヤ、そーじゃないんじゃない?とモヤモヤしたことを思い出しました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年3月12日に日本でレビュー済み
16年ほど前に刊行されたルポルタージュだ。
テーマは消費者金融、そして著者は須田慎一郎さん・・・もう読む前から読み応えを感じるわけで。
「グレーゾーン金利」撤廃前夜の混乱期の中、丹念な取材を通した内容にはただただ舌を巻く。貸し手、借り手、そしてその周辺を取り巻くマスコミ等への徹底的な取材、そして氏特有の厳しくも温かい心情の描写。
新書サイズを超えた読み応えのある本だったね。
2006年10月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 帯には第二章の表題でもある「悪魔のビジネスモデル」とある。担当者が上記している通り、浪費気味の低所得者層を狙った法外な貸出と取り立て。そこに法と法の抜け穴があるにしても公徳の常軌を逸していることに変わりはない。問題は、悪質業者を根絶することが不可能に近い社会状況で取り締まる主体が金融庁くらいしかなく、356万という多重債務者がもっと増えてもっと悲惨な事態を招いて政治問題化でもしない限りそういうものだということで片付けられてしまうことだろう。

 私も商品先物取引で云百万も損をしたことがあるが、それ以降はぷっつり止めてしまった。本書をどれだけの被害者本人が読むかは判らないが、営業員が自宅に来ても会社に電話がかかっても私は相手にしなかった。それだけである。消費者金融で借りたことは一度もないが、借り手と貸し手の心理も読む限り双方論理的には理解できなくはない。しかし、戦後経済もここまで爛熟してくれば、そんな儲け方を普通の社会が許容すべきではないという一貫した立場を取るべきであり、根絶すべきであるというコンセンサスを政治も率先して未来の社会に再醸成していくべきであろう。それができない限り日本経済は真に復活したとは考えられないし、銀行が白い眼で見られてもおかしくはない時代になってしまうだろう。

 他の多くの読者同様私も著者を支持する(佳)
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
金融知識のあまりない方々が読むには良本ではあるが、一般金融知識を持ち合わせていれば「消費者金融って悪いでしょ!」をメインメッセージとした明らかに世論に依拠した方向性を具に分析したに過ぎない作品。第二章にある「悪魔のビジネスモデル」などは、上澄みだけ掬って読めば、「なるほど。」とうなづかせられる節もある。が、金融は無形商品を売っている。それがマスを対象にしたのが消費者金融である。マスにビジネスのバランスを傾けなかった銀行業もちゃっかりJVなどを背景に消費者金融業へ参入している。ここで問題なのは消費者金融だけがなぜ悪か?についての考察もなしに十羽一絡げに消費者金融悪行論に終始しているところだ。業界の体質とビジネスモデルの問題は同列に扱う問題ではないし、足立区の主婦に見られる例をとっても消費者金融が固有に抱える問題とは言いがたいにもかかわらず、ロジックが通っていないことにも筆者は気づいていない。上限金利が高いと多重債務者が増える?この著作を読んだ方はよく考えてみて欲しい。本当にそのロジックは通りますか?いづれにせよ、金融業界入門書のひとつに過ぎないのは確か。消費者金融悪行論は週刊誌で十分。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月26日に日本でレビュー済み
サラ金の歴史と実態を、やや批判的につづった内容です。

サラ金企業の儲け方、行政の指導の変遷、消費者の借り方、
といったポイントについて、ルポライターらしく、取材に基づいた生々しい様子が描かれています。
外国の消費者金融について概観されているところも、目新しくて良いと思います。

その点は良かったのですが、サラ金に対しての論調が一方的過ぎるように思えたので、敢えて星3つにしました。

私も、「サラ金など言語道断」「一生無縁でいたい」と思う小市民ですので、著者に肩入れしたくなりますが、
それを差し引いても、少し批判一辺倒なところがあると思います。

「特に悲惨な多重債務者」「暴利を貪るノンバンク」といった部分に力点が置かれていますが、それ以外に、
「債権回収をさせられている社員の悲哀」とか「サラ金を健全に使う消費者」などの内容が描かれていれば、
より中立的な立場で、良かったのではないかと。

尚、2006年の作品のため、2011年現在となっては少し古い内容も含まれています。
(グレーゾーン金利撤廃後の各社の結末などが掲載されていません)

当時の趨勢を今から振り返る、という観点から読むと、二度面白いかもしれませんね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年7月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと手元に金が無いな、今月苦しいな。
すぐに返せばいいかー!なんて思ってる奴、
金が無くても、まずはこの本を読むべし。

経済畑で名の知られた著者が、「消費者金融」の
世界を深くとことんまで調べ上げた集大成だ。

金貸しの今昔に始まり、消費者金融への締め付け、
そして瀕死の消費者金融を吸収するメガバンク。
メガバンクの傘下だからといっても、所詮サラ金。
融資枠拡大の甘い誘いが多重債務の入り口となり、
最後はヤミ金のキャッチボールで力尽きてしまう。

貧乏でもいい、身の丈を超えずに生きよう。
でも、身の丈でさえ生きるのがキツい人達を、
さらにどん底まで追い詰めてしまう人達がいる。
その人達もまた、正々堂々とは生きられなかった、
そんな下流同士の共食い、より弱者への追い込み、
そして追い詰められた人達の力尽きる時・・・。

彼らの支払う莫大なCM料は、マスコミから
サラ金地獄という言葉さえも消し去ってしまい、
それは羊の皮をかぶった狼だと分かっているのに、
誰も声を上げず、イメージ作りの片棒を担いでる。

せめて、これを読んで身の回りを見渡そう。
危なそうな人がいたら、声をかけてあげよう。
人のつながりが、転落を食い止めることもある。

まずは、読もう。
そこで何かを感じたら、動こうじゃないか。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート