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つっこみ力 (ちくま新書 645) 新書 – 2007/2/6

3.7 5つ星のうち3.7 63個の評価

「つっこみ力? ふざけたタイトルだなあ」とお思いになりましたか? そう、本書はマジメにふざけた一冊なんです。正しいだけの議論や正しいだけの主張が書いてある本なんて、読む気もうせますよね。本書では、世の中をおもしろくする力としての「つっこみ力」を目指しております。その本が四角四面にお堅かったらそれこそダメじゃあないですか。というわけで、中身も読みやすくライブ形式を採用。ノーストレスで楽しめる一冊ですよ!
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2007/2/6)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/2/6
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 224ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480063471
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480063472
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 63個の評価

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パオロ・マッツァリーノ
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カスタマーレビュー

星5つ中3.7つ
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63グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2009年1月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
えーと、この本によるとデータなんてものは見方によってどうにでも変わる、と
あります。全くその通りです。
それでもこのアマゾンのレビューのデータから分析するに、

1.☆一つから☆五つまで満遍なく評価が分かれている
2.☆四つが一番多い
3.☆5つの数が☆1つよりあきらかに多い
4.正規分布調に見ると☆が多い方にピークが寄っている
5.レビューが40もある
6.クルーグマンがノーベル賞を貰うのを言い当てた(これは関係ないか)

等あります。
まず良い本というものはたいてい、読者の意見は「良いこと言った。もっと書け」か
「馬鹿野郎。執筆業やめちまえ」と両極端な意見が集まりやすいという傾向があるよう
なので、まずそれに該当しています。(いきなり暗黙則)
次に、☆五つが一番多いというのも工作員が紛れ込んでいるようでわざとらしい。
☆四つから☆三つに一番評価が集中しているのは、何となく良い本に思えたけど、
なんかちょっと胡散臭いやら怪しいやら、冗談混ざっているので☆五つはちょっと……
というような、ごく市井の人々が抱くような評価が反映されていると思われるので○。
それぞれ両極端な評価である☆五つの数か☆一つより多い。
また、グラフを見ると☆が多い方にピークがあるので、たぶん良い本なんでしょう。
加えて、アマゾンでベストセラーになるような本はレビューが多い。40もあれば
ベストセラーとしてちよっと弱いけれども、充分認定範囲内でしょう、ということで
売れているであろうということと、前に述べた理由から私は☆四つを付けます。
プラス、予言あたったで賞でプラス☆一つ。

かくなる理由より☆五つと相成りました。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年3月7日に日本でレビュー済み
著者が笑いを重視しているのはわかりました。
専門家がもっと大衆に判りやすく説明すべきというのも納得できます。
一般人は誰も知らない専門知識なんて社会に何の影響も与えられないですから。

ただ今作は笑いの方向がすべり気味に見えます。
全体的に屁理屈を無理やりこじつけてるように思えて、いまいち面白くない。
批判ではなく「つっこみ」という表現を使ってますが、結果的には批判の域を出ていないように思えます。
そして経済学に対するDisは何か恨みでもあるのかと言いたくなるレベルになっています。
正直、経済学はモデルの前提が示されたりする分、社会科学の中ではかなりマシな部類だと思うのですが。

素直にデータを持ってきて違った切り口を見せてくれる幕間と第二夜が面白かっただけに残念でした。
デビュー作の反社会学講座はこっちの路線だった気がするんですけどね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に読みづらい本でした…。わかりやすく伝える事を強調している割に、この分かりづらい内容では説得力にかけていました。長いし分かりづらいしで何を主張しているのか読み取るのが本当に難しく途中で挫折してしまいました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
創作漫才を披露したり初心者向けの入門書スタイルを取り入れたり、

パオロ・マッツァリーノ氏の手変え品変え読者を楽しませる戯作者精神と力量は

本作でも遺憾なく発揮されている。ラストで「人を救えるのは人だけ」という

どこかヒューマニスティックな結論に達しているところも興味深く、また大いに納得できる。

力のあるバカへの有効な対抗手段は何か?その答えは本作のテーマ「つっこみ力」なのだろう。

私も「つっこみ力」向上に精進したいところだ。

ところで、本作中の「第一夜 つっこみ力とはなにか」に登場する

「家政法経学院大」のネーミングって、ひょっとして…!?
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ファンとして読んだ。デビュー作の衝撃が強く、我々がそれ以上のものを求めてしまう
のは馴化というか、贅沢な病なのかもしれない。統計漫談師という存在は希有だし、
我々ファンにはそれを受容する愛が必要なのだろうか。

結論からいえば、これはこれで娯楽として面白いし、ある程度成功していると思う。た
だし、マッツァリーノ氏が沢山放つ「笑い」は全て成功してるわけではないし、滑り気
味な箇所も多い。特に経済学者への罵倒とも受け取れる部分(裏返せばルサンチマンな
のか)はいただけない。だが、ギャグで笑いをとるためにこの本を書いているわけでも
無かろうというものだ。生得的な資質に依存する「ぼけ力」が要求されるギャグとユー
モアは違うというご高説もさりげなく(少々言い訳気味に)書かれているし。

マッツァリーノ氏は、リテラシーを鍛えたところで、それは正しさを判断する能力を上
げるだろうが、相手の逃げ道まで破壊し創造性(面白み)がないという。そこで面白さ
を盛り上げる「つっこみ力」の方が重要なのだと説く。しかしいかに「つっこみ力」の
能力を会得、鍛錬するのかについては触れられていないのである(ここは本書最大の
つっこみどころ)。

これはたぶん、リテラシーと価値創造を天秤に掛け、価値創造へ軍配を上げることさえ
示せば十分だったという何らかの事情があったのだろうが、実はマッツァリーノ氏自身に
よって否定されていると思う。なぜならば、本当はリテラシーを鍛えた上じゃないと、
なにが「ぼけ」だったのかも分からず、それに対する鋭い「つっこみ」も生まれないは
ずで、リテラシーよりも「つっこみ力」じゃなくて、リテラシーに裏打ちされた「つっ
こみ力」が必要なのだ。でないと最終章の統計漫談師本領発揮ともいえる住宅ローンと
自殺の相関の話なんて出てこないはずだからである。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年10月2日に日本でレビュー済み
「ケータイの電源を入れるのをお忘れなく」
そうです。よく切れとは言われるが、入れろとはいってくれなかった。
著者のサービス精神がよくわかった。

参考文献も、新書なら10冊程度という常識をくつがえし、
たんまりあって、非常に勉強意欲をかきたててくれる。

よく勉強し、よく粉れている。
グラフをだして議論しているが、数字に振り回されていない。

おみごと。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年6月15日に日本でレビュー済み
無知をさらしてるだけ。

浅い知識でわかった気になってる、リテラシーが低い人を騙すような文章。他の人のレビューにもあるが、面白さはリテラシーと相対するものではなく、互いに関連しあっている(あるいは、リテラシーの上に面白さが生まれる)のであって、リテラシーのない面白さは嘲り、侮辱、妄想でしかない、と私は思う。

筆者の文章はリテラシーに欠けた妄想ごとしかない。例えば冒頭のお金持ちは国に愛される話。陰謀論的で、リテラシーの低い人が信じそうな話。自分が貧しいのは一部のお金持ちたちや政府の策略だと煽る文章でしかない。
世の中はそんな単純じゃない。社会はもっと複雑に絡まってるって後半部に言ってるのは筆者自身だろうに。学者はわかりにくいのがカッコいいからそうしてるとでも思ってるのだろうか。浅い。正確性を追求すると、情報量が多くなるために、わかりにくくなるのは当然だ。(もちろん伝達の際にはわかりやすくする努力を惜しんではいけないというのは賛成。)

筆者は「なんでもわかりやすく!」なんて言ってるが、それこそ人々を騙す人のやり方だ。わかりやすいというのは都合がいいということでもある。正確性を削ぎ落として、逆にその人にとって心地よい部分を強調することで、わかりやすいものを「捏造」して伝える。そんなの欺瞞じゃないか。
筆者は「説明している内容が一緒なら、わかりやすい方がいい」と言っているが、説明している内容が一緒のことなんてあるだろうか?もしあったとして、そんなものを批判して意味が有るのだろうか?
自分には、「説明している内容を全く変えずによりわかりやすくできるもの」が世間に溢れているようには思えない。筆者は、国語力に欠けた一部の文章を、学問全体がそうであるかのように語っているだけだ。「わかりやすく」するために。

人を馬鹿にしたり批判して笑ったりする能力を「つっこみ力」というのであれば、それはなんの生産性もない自己満足の代物でしかない。
2011年9月20日に日本でレビュー済み
 「データは嘘をつかない」とは嘘です。本書でもそれを幾つかの例を挙げて説明しています。
 私も、自分の企画を通すときに捏造ギリギリのデータでプレゼンすることがあります。社会科学やビジネスの現場なんてそんなもんです。
 
 わかりやすく説明できなければ価値がない、データの見方には裏表どころか横も縦もある(自然科学ではその程度は低いでしょうが、程度問題でしょう。人間が作ってる数字ですから)、本屋に山積みの本は実は売れてない本が多い、経済学は役に立たない、正しさから生まれてくるものは批判や論理ではなく、笑いや愛や勇気を通した「面白さ」が大事、筆者のほとんどの主張に賛成します。

 だから、かえって新鮮味が少なかったです(個人的に) 
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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