別に飲食業関連団体の職員ではありませんが、業界の繁栄のため
たくさんの本を読んでいます。といちおう前書きです。
本書を読んで、全てのマーケティングは同じなんだということ
を感じました。塩分の所などは、へぇーなるほど。と思いました。
最後は、やはり顧客満足なんだ。という事を飲食業という別の
切り口から著者から教えていただきました。
飲食業ならずともオススメの本です。
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行列ができる店はどこが違うのか: 飲食店の心理学 (ちくま新書 664) 新書 – 2007/6/1
大久保 一彦
(著)
- 本の長さ182ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104480063706
- ISBN-13978-4480063700
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 182ページ
- ISBN-10 : 4480063706
- ISBN-13 : 978-4480063700
- Amazon 売れ筋ランキング: - 998,441位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 220位店舗・販売管理
- - 2,434位ちくま新書
- - 58,621位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2020年3月15日に日本でレビュー済み
"対象として多くとりあげているのは『食の商い』です。食という商い、特に飲食店はかなりはっきり結果が出るものです。時代の流れもダイレクトに反映します。それに何より、われわれみなが消費者として多く接する業種です。"2007年発刊の本書はコンサルとしての現場経験から考察した一冊。
個人的には『行列ができる店』というよりは『あまり知られてないニッチなお店』を運営する方が好きなのですが、新型コロナウイルス等で困っている飲食店の友人のヒントになるような事が書かれてないか?と本書を手にとりました。
さて、そんな本書は『とんかつ新宿さぼてん』の多店舗化に成功した後にフードコンサルタントとして活動している著者が、自らの現場での経験からSWOT分析やストーリーブランディング、そして最後は割と精神論でまとめているのですが。
多少見え隠れする【著者の自意識の強さ】は気になりますが、述べていることは【割と常識的かつ【小規模店でも今すぐ取りかかれる内容】なので、参考になる部分もありました。(『胡麻のすり方、ご存知ですか?』って、そうか。新規客と常連客を見掛ける仕掛けだったのか!)
ただ、データ的な裏付けは明記されず。副題の『飲食店の心理学』は"うーん"と言った感じで、エビデンスが気になる人は気になるかもしれないな。とも思ったり。
数字やビジネスモデルではない、現場経験からのアドバイスをさらっと読みたい人にオススメ。
個人的には『行列ができる店』というよりは『あまり知られてないニッチなお店』を運営する方が好きなのですが、新型コロナウイルス等で困っている飲食店の友人のヒントになるような事が書かれてないか?と本書を手にとりました。
さて、そんな本書は『とんかつ新宿さぼてん』の多店舗化に成功した後にフードコンサルタントとして活動している著者が、自らの現場での経験からSWOT分析やストーリーブランディング、そして最後は割と精神論でまとめているのですが。
多少見え隠れする【著者の自意識の強さ】は気になりますが、述べていることは【割と常識的かつ【小規模店でも今すぐ取りかかれる内容】なので、参考になる部分もありました。(『胡麻のすり方、ご存知ですか?』って、そうか。新規客と常連客を見掛ける仕掛けだったのか!)
ただ、データ的な裏付けは明記されず。副題の『飲食店の心理学』は"うーん"と言った感じで、エビデンスが気になる人は気になるかもしれないな。とも思ったり。
数字やビジネスモデルではない、現場経験からのアドバイスをさらっと読みたい人にオススメ。
2014年7月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
飲食店がメインだが、業界の仕組みが見れてよかった。まだ途中ですが、決してためにならない本でないことは明らかです。
2007年7月10日に日本でレビュー済み
本書は大久保一彦氏の新書本である。
特に、後半部分の「人間:従業員」への接し方・取扱い?方と、「客はまた来てくれると思ってはいけない」という、考えてみれば「当たりまえ」だが実は「分かっていない」という鋭い指摘部分に注目したい。
飲食店を経営していると「天動説」ではなく「地動説」の考え方に陥りやすくなる部分に警告を発しているのです。今の時代は、情報も多く、固定の店舗を利用してもらう、といったことは中々難しい。かといって「路上で」夕方チラシばかり撒いていても「本業の店のオペはどうなのか?」と問われた場合には果たして微妙な状態ではないだろうか。
著者は、ともしればみんあが「目を瞑りたく」なるようなポイントを突いてくるので、読みすすめていて面白い。
飲食店経営者よりも一般の利用者の方が読むと、また違った面白さがあるのではないだろうか。
特に、後半部分の「人間:従業員」への接し方・取扱い?方と、「客はまた来てくれると思ってはいけない」という、考えてみれば「当たりまえ」だが実は「分かっていない」という鋭い指摘部分に注目したい。
飲食店を経営していると「天動説」ではなく「地動説」の考え方に陥りやすくなる部分に警告を発しているのです。今の時代は、情報も多く、固定の店舗を利用してもらう、といったことは中々難しい。かといって「路上で」夕方チラシばかり撒いていても「本業の店のオペはどうなのか?」と問われた場合には果たして微妙な状態ではないだろうか。
著者は、ともしればみんあが「目を瞑りたく」なるようなポイントを突いてくるので、読みすすめていて面白い。
飲食店経営者よりも一般の利用者の方が読むと、また違った面白さがあるのではないだろうか。
2014年3月24日に日本でレビュー済み
飲食店のコンサルタントをしている著者の経験から、繁盛する店とそうでない店の違いを考察した本。
現在は市場が飽和した成熟した時代であり、今の消費者は明確な嗜好がなく「とりあえず」衝動的に消費を行う場合が多い、という著者の現状認識から分析が始まっている。
外食が一般的になり、外食になんら特別意識がなくなった現在、「とりあえず」繁華街へ繰り出す客がほとんどになった。そういった客を取り込むためには、質や価格以外に客の無意識に訴える必要がある。こうしたより漠然とした欲求を持っている消費者をどう取り込むかが本書のテーマだ。
客の満足度と言うのは、質や価格、サービスなどを総合的に評価した上で決まるのではなく、あくまで印象で決まる、という指摘は非常に面白い。店の総合点を上げるのではなく、印象に残る店を作るために著者が実践している方法が紹介されている。
・来店客数を増やすためには、一見の客に対して印象を与えられるようなインパクトのあるメニューを重視し、常連客を増やすためには、個別の要望に対応できるように裏メニューを準備する。
・小さい会社は効率の悪い取り組みも行って、大企業が効率重視の中でこぼれ落ちた需要を取り込むようにする。
・店の存在意義と客の価値観を擦り合わせられるようなストーリーを考えること。そしてそれを演出できるような店作りを行うこと。
・従業員に役割を与えて繁盛店の雰囲気を作り出すこと。
こういった指摘は非常に興味深いし、読み物としては面白いが、著者の経験と勘で語っている部分が多く、どこまで一般性があるのか疑問に感じた。得てしてこういった本にありがちなのだが、全くデータに基づかずに自分の経験談だけから法則らしきものを説くのは、少し説得性に欠けるように思う。たとえば、本書の156Pあたり、繁盛している店にはオーラがある、漂う空気が違うとか、繁盛店とそうでない店の空気の違いは、お客に対する気持ちが違うとかいう説明にはげんなりする。ほとんど感覚だけで語っていて、根拠が何もなく、しかも原因ではなく結果を説明しているだけに過ぎない。こういった経験と勘に基づいた記述が多いので、具体的な方法を模索するために読むというよりもエッセイを読むぐらいの感覚でいたほうがいい本だと思う。
しかし、著者が最後に述べている、創意工夫が許されず、単純労働を繰り返すことだけを強いられるチェーン展開の店に何の魅力があるのか、自分の価値観を店舗に具現化することに意味がある、という主張には大いに賛同する。今はチェーン店ばかりになってしまったが、個性的な店が東京にも増えることを期待する。
現在は市場が飽和した成熟した時代であり、今の消費者は明確な嗜好がなく「とりあえず」衝動的に消費を行う場合が多い、という著者の現状認識から分析が始まっている。
外食が一般的になり、外食になんら特別意識がなくなった現在、「とりあえず」繁華街へ繰り出す客がほとんどになった。そういった客を取り込むためには、質や価格以外に客の無意識に訴える必要がある。こうしたより漠然とした欲求を持っている消費者をどう取り込むかが本書のテーマだ。
客の満足度と言うのは、質や価格、サービスなどを総合的に評価した上で決まるのではなく、あくまで印象で決まる、という指摘は非常に面白い。店の総合点を上げるのではなく、印象に残る店を作るために著者が実践している方法が紹介されている。
・来店客数を増やすためには、一見の客に対して印象を与えられるようなインパクトのあるメニューを重視し、常連客を増やすためには、個別の要望に対応できるように裏メニューを準備する。
・小さい会社は効率の悪い取り組みも行って、大企業が効率重視の中でこぼれ落ちた需要を取り込むようにする。
・店の存在意義と客の価値観を擦り合わせられるようなストーリーを考えること。そしてそれを演出できるような店作りを行うこと。
・従業員に役割を与えて繁盛店の雰囲気を作り出すこと。
こういった指摘は非常に興味深いし、読み物としては面白いが、著者の経験と勘で語っている部分が多く、どこまで一般性があるのか疑問に感じた。得てしてこういった本にありがちなのだが、全くデータに基づかずに自分の経験談だけから法則らしきものを説くのは、少し説得性に欠けるように思う。たとえば、本書の156Pあたり、繁盛している店にはオーラがある、漂う空気が違うとか、繁盛店とそうでない店の空気の違いは、お客に対する気持ちが違うとかいう説明にはげんなりする。ほとんど感覚だけで語っていて、根拠が何もなく、しかも原因ではなく結果を説明しているだけに過ぎない。こういった経験と勘に基づいた記述が多いので、具体的な方法を模索するために読むというよりもエッセイを読むぐらいの感覚でいたほうがいい本だと思う。
しかし、著者が最後に述べている、創意工夫が許されず、単純労働を繰り返すことだけを強いられるチェーン展開の店に何の魅力があるのか、自分の価値観を店舗に具現化することに意味がある、という主張には大いに賛同する。今はチェーン店ばかりになってしまったが、個性的な店が東京にも増えることを期待する。
2018年3月23日に日本でレビュー済み
特に目新しい顕著な記述は見られなかったが、吉野家と松屋の例は面白かった。
しかし全体的に内容が冗長で目新しい内容もないので、影響力は薄かった。
しかし全体的に内容が冗長で目新しい内容もないので、影響力は薄かった。
2007年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
成熟した時代に売ることに必死な飲食店。
そのテクニックに奔走するコンサルタント。
この本は、大久保一彦氏の経験を整理し、
安易な発想を行う業界に警鐘をならしている。
わかりやすく書かれているので、
電車などで気軽に読めるのもいい。
そのテクニックに奔走するコンサルタント。
この本は、大久保一彦氏の経験を整理し、
安易な発想を行う業界に警鐘をならしている。
わかりやすく書かれているので、
電車などで気軽に読めるのもいい。
2008年6月8日に日本でレビュー済み
本書を読んで感じたことは、飲食業はとても難しいということ。
誰でも簡単に始められるが成功するのは滅多にいないのが飲食
業の特徴です。
「売れない人は成功事例を求め、繁盛店はやってみて失敗事例に
学ぶ」おそらくこれは飲食業の真理でしょう。
しかし、奇をてらったものが必ずしも成功するという訳でもない
と思います。「納豆ソース」や「マヨとん」といった具体的事例
も出てきますが私にはヒット商品たる所以が理解できない。
ただ、著者の言うように繁盛店には何かしらオーラのようなもの
が必ずありますね。人間も同じでしょうが。
誰でも簡単に始められるが成功するのは滅多にいないのが飲食
業の特徴です。
「売れない人は成功事例を求め、繁盛店はやってみて失敗事例に
学ぶ」おそらくこれは飲食業の真理でしょう。
しかし、奇をてらったものが必ずしも成功するという訳でもない
と思います。「納豆ソース」や「マヨとん」といった具体的事例
も出てきますが私にはヒット商品たる所以が理解できない。
ただ、著者の言うように繁盛店には何かしらオーラのようなもの
が必ずありますね。人間も同じでしょうが。