会社というところは実に人間というものの勉強をする場所でもあった、という
ように34年間の会社生活での人間観察、仕事での苦労が詳細に描かれてる。
会社を勇退後だっただけに会社員生活は充実してたように感じるが家庭での息子
さんとのコミュニュケーションは決してうまくいってなかのかもしれない、ただ
息子さんに対する愛情は文面ににじみでてる一節がある、「わたしはなにもいわ
なくてもなにもできなくても常に君たちの無条件の承認者である」
筆者の真摯な文章が団塊の世代として身近に感じ共感できる内容であった。
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会社員の父から息子へ (ちくま新書 686) 新書 – 2007/10/1
勢古 浩爾
(著)
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/10/1
- ISBN-104480063897
- ISBN-13978-4480063892
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/10/1)
- 発売日 : 2007/10/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 206ページ
- ISBN-10 : 4480063897
- ISBN-13 : 978-4480063892
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,012,300位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2008年8月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の人生観を独特の文章で記述した本。
この本を読むと、私たちは生きていくうえで、様々ないらないことを気にしながら行動していることがわかる。シンプルに考え、常識や他人に惑わされず生きることとはどういうことかを改めて気付かせてくれる本である。
また、私は第7章「いつか訣れる」が一篇の短編小説のような印象深い話に感じた。
ただ、良書ではあるものの、私の場合は第1〜6章は良く似た内容なので少し単調に感じた。
この本を読むと、私たちは生きていくうえで、様々ないらないことを気にしながら行動していることがわかる。シンプルに考え、常識や他人に惑わされず生きることとはどういうことかを改めて気付かせてくれる本である。
また、私は第7章「いつか訣れる」が一篇の短編小説のような印象深い話に感じた。
ただ、良書ではあるものの、私の場合は第1〜6章は良く似た内容なので少し単調に感じた。
2007年11月22日に日本でレビュー済み
著者は、自分自身を省みながら、行きつ戻りつ書いていますが、主張ははっきりしています。
多少、アクが気になるところもありますが、父親として共感できる部分が多くなります。
自分だけのため、金のために働いている人間は、信頼するに当たらないといっています。
自分は自分だけのために生きられるものではない、自分以外の人間がいるからこそ自分の楽しみもあるのだということです。
「幸福の原型」は、他人との関わり合いの中にあるようです。
多くの人が考えている現代的価値観とは違う面をみることができる本だと思います。
多少、アクが気になるところもありますが、父親として共感できる部分が多くなります。
自分だけのため、金のために働いている人間は、信頼するに当たらないといっています。
自分は自分だけのために生きられるものではない、自分以外の人間がいるからこそ自分の楽しみもあるのだということです。
「幸福の原型」は、他人との関わり合いの中にあるようです。
多くの人が考えている現代的価値観とは違う面をみることができる本だと思います。
2007年10月24日に日本でレビュー済み
人生を8割方終えたという、ひとりの男性がわが身を振り返って、二人の息子に、そして年若い後進たちに向けて贈った言葉です。僕はこの文章に癒されました。単純化されたノウハウじゃなくて、生身の人間が人生を通じて経験した「知恵」が淡々と並んでいます。理屈じゃなくて、僕はこの本が好きになりました。
2007年11月15日に日本でレビュー済み
父は著者と同じ会社員で、団塊の世代。
未だに親父の気持ちがよく分からなかったので買いました。
淡々と今までの人生を語る文章は、どこかで息子を突き放していながらも、とてもシンプルで、強く、力強いメッセージを感じられます。
何となくですが、父の気持ちが分かるような気がしました。
団塊の父を持つ皆さんには、ぜひ読んでみてもらいたい一冊です。
未だに親父の気持ちがよく分からなかったので買いました。
淡々と今までの人生を語る文章は、どこかで息子を突き放していながらも、とてもシンプルで、強く、力強いメッセージを感じられます。
何となくですが、父の気持ちが分かるような気がしました。
団塊の父を持つ皆さんには、ぜひ読んでみてもらいたい一冊です。
2007年11月5日に日本でレビュー済み
会社員の現役引退ということもあるのか、それまでの著者のものから急に歳を取った印象があります。今までの総括的内容にもかかわらず感じたことです。やはり現役引退という位置からなのか。今後著者がどのような変化をして行くのか興味がありますが、今回最も印象に残ったのは、各章ごとの挿絵でした。多分著者が描いたものだろうと思っのは、プロの挿絵にしてはリアルすぎると感じたからです。著者はマイルドセブンの10mmグラムを喫っているのだろうことや、かなりの近眼であることも判りました。現役時代の著書ならこのような部分は出なかったように思います。プロの挿絵より良いということです。やはりアマチュアですね。