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頭脳勝負: 将棋の世界 (ちくま新書 688) 新書 – 2007/11/1

4.2 5つ星のうち4.2 16個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2007/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2007/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 222ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480063927
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480063922
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 16個の評価

著者について

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渡辺 明
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
渡辺竜王の文書はとても読みやすい。若くして永世竜王となった、間違いなくトップレベルの棋士でありながら、傲慢な文書ではなく、かといって極端に自らを卑下する文書でもなく好感ももてる本だと思う。
プロになるまでの道のりや、プロの対局料の話、トッププロの紹介などの部分は他の書籍ではなかなか知りえない内容で、それらを軽妙な文書で記してくれているのでとても楽しい本です。

竜王戦の解説についても、細かい変化を詳細に比較検討するのではなく、大筋についてうまく説明してあるので級位者である私も十分理解できた。
NHK杯の解説を聞いて理解できるくらいの棋力があれば十分にこの部分も楽しめると思う。

惜しむらくは内容のすくなさ。最後の20pageくらいで付録として将棋のルールを説明しているのだが、この部分の紙面を本文の内容に割いてほしかった。
ルールを知らない人が理解するにはやはりわかりづらいとおもうし、そもそもルールも知らない人がこの本を手にすることはあまりないであろうから
割り切ってもっと本文を増やしてほしかったとおもう(どちらにしても駒の動かし方も知らない人が竜王戦解説の部分を読んでも楽しめないと思うので)。
将棋のルールについてはいくつか本を推薦するくらいでよかったのではないかと。

将棋のさまざまな側面を文書化していて、楽しみ方を教えてくれる良書ですが、分量すくなめで一気に読めてしまう点で☆-1。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
将棋はやるもののプロレベルの考え方はさっぱりわかりません。とにかく羽生名人の本は結構読みまくりましたが、将棋の内容についてはあまり気にしていませんでした。渡辺さんは若いのに非常に冷静に物事を見ているため、やはり考え方は非常に参考になりましたが、後半は将棋の解説が多いため、ほとんど読みませんでした。将棋好きには良い本かと思います。ビジネス書としては前半のみ。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
将棋のルールは知っており、プロ棋士の対局を楽しんで見たいという人にお勧め。

プロ棋士は何手先も読む力と力の対戦だと思っていたが、心理戦、駆け引き、構想力など総合力で戦っているのだと知った。
プロ棋士になるまでの道のり、プロ棋士界の仕組みを知ることができた。
2007年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
渡辺竜王(先日竜王戦初の四連覇達成)が将棋とは何かについて語ったもの。読む前はタイトルからして、羽生や佐藤との激しい頭脳・心理戦を解説した本かと期待したが、どうやら将棋人口拡大を目指した入門者向けの本のようである。

内容は将棋界の仕組みや将棋そのものの紹介、棋士(自身)の私生活などを丹念に書いたもので、将棋通には不満の残る内容。他の棋士の紹介も通り一編で、本音かどうかも不明である。ただし、渡辺が推薦する期待の若手、橋本、阿久津、糸谷の三人は私も今後注目しよう。話題となった将棋ソフト、ボナンザとの対決は別著「ボナンザvs勝負脳」の方が詳しくて面白い。ただ、やんちゃ坊主と思われていた渡辺がこうした本を書くと言うことは、第一人者としての自覚が出て来たと言う事か。他の本でもそうだが、「羽生世代」の強さを素直に認めている点は評価できるし、それだからこそ「羽生世代」を越える可能性を秘めている現状唯一の棋士だと思う。最後に佐藤を挑戦者に迎えた竜王戦の自戦解説が載っているが、こうした激戦における駆け引き、彼我の心理分析を満載した本にして欲しかった。他の部分は渡辺以外でも書けるだろう。

「羽生世代」等とのトップ・プロ同士の戦いの裏にある頭脳・心理戦を生々しい形で披瀝してくれると期待した私にとっては不満の残る内容だが、渡辺の精神的成長を感じさせてくれた本でもある。本当の「頭脳勝負」の本は今後に期待したい。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
棋界のホープ渡辺明が書いた「将棋」のことを満遍なく網羅した本。豆知識系の1章2章は古くからの将棋ファンならそれほど目新しい箇所は発見できないが、途中途中にちりばめられている将棋界への批判や諌言は若さと実力を兼ね備えた著者ならではの大胆さであり新鮮だ。前半部は将棋初心者や将棋に興味のある子供には最適な「将棋界とは?」の読み物となっている。第3章の「将棋というゲーム」で雰囲気ががらりと変わり、初心者にはどうしても壁になりがちな「指し手図」が登場する。しかし杞憂は不要だ。符号をできる限り減らし、指し手の変遷が掴みやすいよう言葉での解説に情熱を注ぎ、非常に分かりやすい指し手解説になっている。アマ二級程度の私でもあっさりと読みこなすことができた。手に汗握る、文句なくおもしろい第4章の「激闘!」の章で古くからの将棋ファンも取り込み初心者から上級者までどの層が読んでも満足のいく仕上がりとなっている。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年9月7日に日本でレビュー済み
若手棋士である渡辺明氏の著作。棋士の本で、一般向けの本には
将棋の解説よりも棋士の生活や考え方などを説明した本が多いが、
本書はその両方を兼ね備えている。

本書の特色はまず非常に文章が読みやすく、丁寧に書かれている点。
内容も将棋の解説部分を除くとわかりやすく、スラスラと読むことができる。
あいにく私は将棋をよく知らないので、将棋盤を出しての解説の部分は
難しかった。

男性の棋士と女流棋士のレベルの違いなど、他で読んだこともない
内容が出ていたりして新鮮だった。羽生氏や谷川氏の本のように
「ビジネスマンにも役立つ内容」というのとはちょっと異なるが、
肩の力を抜いて読める将棋界の解説書と言えそうだ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年11月16日に日本でレビュー済み
「頭脳勝負」− これだけでは何に於ける勝負が分からないが、小さく将棋の世界と添えられているので、その分野のことかと改めて分かる。勿論著者の名前でもすぐにピンとくる人はいるだろうが・・。

内容は現役のプロ棋士がよくぞここまで書けたものだと驚くほどだが、敢えて言わしてもらえれば、将棋のゲームの内容や各将棋団体の紹介などを省いて、もっと本題に特化した内容を盛り込んで欲しかったと思う。
また、主な棋士の特徴なども載っているが、本題を強調する為にももう少し突っ込んだ紹介の仕方があっても良かったのではないかと思う。それこそ頭脳勝負なのだから、例を挙げてこの棋士はこんな読み方や指し方をするとかを詳しく紹介して欲しかった。

棋譜解説を極力少なめにしてでも、著者の将棋に対する大局観を覗き見ることが出来たのは良かった。
第4章に表されている著者自らの激闘の様子は、読み手に深い感銘と将棋に対する興味をそそるものだと感じる。

もし著者が将棋の世界でベテランと呼ばれる位置にいたならば、その経験が活かされたもっと中身の濃い書になっていたかもしれない。
この点では、先頃出版された谷川浩司九段の「構想力」の方が、将棋全体に対する捉え方がよく分かる。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年6月11日に日本でレビュー済み
 永世竜王曰く、「将棋の魅力を多くの人に伝えたい、と思って本書を書くことにしました。
……本書では、将棋を面白く指す、または観戦するための知識とともに、人対人だからこそ
面白い、ということも理解してもらえれば、と思います」。

 この前書きで知れるように、基本的には将棋のことをあまりよく知らない人のために
書かれた手引きの一冊なのだろう。巻末には「ルール解説」つき、駒の動きや反則行為など
基礎の基礎から説いている。
 冒頭、いかにも『頭脳勝負』との表題にふさわしく、対局中の駆け引きや心理などが綴られ、
これは、と読みはじめるわけだが、そこから先はプロの世界の仕組みなど、非常に
入門的なことがら。最終章はまさに頭脳勝負の実践例として第19期竜王戦並びに
第78期棋聖戦を自ら回顧してはいるのだけれども、やはり結局、どんな読者を
想定しているのか、が今ひとつ分からない。
 それこそルールさえも知らない人に棋譜を見せても伝わるものは限られざるを得ない
ように思えるし――たとえそれがいかによくできた入門書であったとしても、実戦を重ねない
ことにはああだこうだ言いたくても言えるようにはなれないだろう――、例えば戦型として
居飛車、振り飛車を紹介してみたりもするのだけれども、それが後々どう効いてくるのか、も
分かりづらい、けれども、あたかも読者が多少はそれを理解しているかのように話は進む。
 実際、私などは本書に限らず、プロとド素人の感覚の隔たりの大きさゆえに、陣形の優劣を
説かれても、ああ、そうなんだ、くらいしか思いようもないことしばしばだし。
 トッププロが一般市民への普及を目指すのはすばらしいことだとは思うのだけれども、
でも同時に一流棋士にしか書けない濃密な『頭脳勝負』を期待してしまう(無論、例えば
数学の世界がそうであるように、本気でそれに取り組んだら、理解できる人間が極めて
限られてしまうのも一方ではまた事実なのだろうけれども)。
 そうした点で、入門書を求める人にとってはたぶんハードルの高い点もあり、
ある程度齧っている人にとってはもっと駆け引きや呼吸を知りたい、とやや物足りず、
そのあたり中途半端かな、というのが読後の印象。

P.S.トッププロを紹介する中で、他の棋士の写真がいずれも対局中と思しきものを
用いられている傍ら、藤井九段だけがプライヴェートにしか見えない写真というのは
明らかに分かってやっているとしか思えないのだけれども、どうなんだ、これ?
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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