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私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 723) 新書 – 2008/5/8

4.4 5つ星のうち4.4 19個の評価

レールのない時代である現代をサバイバルするには、一生学びつづけることが必要だ。では、自分の志向性に合った学びの場をどこに見つけていったらいいのか? 本書は、志ある若者が集った幕末維新期の「私塾」を手がかりに、人を育て、伸ばしていくにはどうしたらいいのかを徹底討論する。過去の偉大な人への「私淑」を可能にするものとして、「本」の役割をとらえなおし、「ブログ空間」を、時空を超えて集うことのできる現代の私塾と位置づける。ウェブ技術を駆使した、数万人が共に学べる近未来の私塾にも言及し、新しい学びの可能性を提示する。
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商品の説明

著者について

齋藤孝(さいとう・たかし)
1960年生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法。著書に『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)、『日本を教育した人々』(ちくま新書)、『質問力』(ちくま文庫)、『読書力』『教育力』(岩波新書)など多数がある。

梅田望夫(うめだ・もちお)
1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。ミューズ・アソシエイツ社長。(株)はてな取締役。著書に『ウェブ進化論』『ウェブ時代をゆく』(ちくま新書)、『フューチャリスト宣言』(共著、同)、『シリコンバレー精神』(ちくま文庫)、『ウェブ人間論』(共著、新潮新書)、『ウェブ時代 5つの定理』(文藝春秋)。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2008/5/8)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/5/8
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 206ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480064257
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480064257
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 19個の評価

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星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
19グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的には、対談本ははずれが多いと思っているのだが、本書は成功だと思う。本書の底本は、福澤諭吉の「学問のすすめ」になっている。私塾とはまさに、福澤諭吉の慶應義塾、吉田松陰の松下村塾、緒方洪庵の適塾のことである。

これら私塾は、幕末から明治維新という動乱期、若者の日本の思想を形成し、その後の日本の行く末を決定づけることになった。

現在(2010年)はまさに幕末の様相を呈している。しかし当時と現代で決定的に違うことがある。それはインターネットの出現である。志を同じにする者が、インターネットでめぐり合うことができた。インターネット上で「私塾」を形成することが用意になった。

そしてまさに、インターネット上とリアル世界で、あちこちで勉強会&オフ会という名の私塾がどんどん出てきている。

私塾が日本を動かす原動力になる。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一人は教育、一人はITにおいて、現在の立場を築いた二人の対談を3回分、活字に起こしたものであり、掛け合いが興味深い。ライフスタイル等はそれぞれに特徴があるが、深いところでは共通した考え方を持っておられるようだ。この書籍のタイトルにもなっている「私塾」がその一つである。二人ともロールモデルという憧れの人物があって、私淑し、それを目指してきた。現代では、ブログなりネットを通じて「私塾」のような志向性を同じくする者の集まりができるという。以下、心に残った所です。

・高速道路(学習環境が整ってレベルアップがはやい)とけものみち(動物的カン)
・ネットで喝采、賞賛を受けてモチベーションを上げる。不愉快な意見は1割程度。
・会社では寒中水泳とおもって3年、5年、10年どっぷり浸かった方が得るものが多い。
・暗黙知が共有できると幸福を感じる。
・何かをやると決めたら何かをキッパリ切り捨てろ。

誰もやったことがない事をやろうとしている人はいいこと言うと思いました。二人のロールモデルと座右の書がそれぞれに紹介されています。「ゲーテとの対話」と「ツァラトゥストラ」は今後読んでみたいと思いました。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 今にときめく二人の対談集である。奇しくも同じ年に生まれた二人の相似と相異が微妙に出ている点が読んでいて勉強になった。

 「相異」について。
 斎藤はネットに関して積極的ではないとはっきりと発言している。梅田が ある種「ネットの伝道師」であるのとは対照的だ。このネットへの違和感を明言する点に 今回の斎藤の戦略があると言えるのではないかと思う。
 考えてみると 柔道の中興の祖である嘉納を尊敬する人にあげ 日本の古典を音読することを主張する斎藤だ。106頁で斎藤が「わざと鈍い刀を使いながら生きていく」と言っているのは 徒然草の「よい工は少し鈍き刀を使う」を踏まえたひと言だと思う。斎藤にとっては ネットとは「切れすぎる刀」なのかもしれない。

 「相似」について
 上記で「相違」をあげたが それはある意味では「道具」の話であり その「道具」でやろとしている「目的」に関しては よく似ている。
 両者ともに 「教育のあり方」という点に徹底的にこだわっている点が見て取れる。斎藤自身は 教育を全面に出して活躍しているわけだが 梅田は第一義的には「教育」を専門としているわけではない。但し 梅田の「教育者」としての資質が 彼をここまで引き上げていることも確かだ。

 僕は梅田を「伝道師」と呼んだ。彼の資質は「陽気なアジテーター」であるというのが僕の基本的な理解だ。アジテートとするには アジテートする内容が必要だが それ以上にアジテートすることへの資質が必要だ。梅田は「内容」も当然ながら そのアジテートする資質に恵まれている。アジテートとは一種の「教育」であることは間違いない。

 このように相似と相違を楽しんでいるうちに あっというまに読了してしまった。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年6月10日に日本でレビュー済み
どんなに熱中できることがあっても、その楽しみを共有
してくれる仲間や競争相手がいなければ辛い。私塾のす
すめとは、同じ価値を共有し、一緒に働きたいと思う人
がネットによって近い存在になったからこそできるもの
であろう。そのような志向性を共有した私塾の可能性に
ついて述べている。そしてその私塾のリーダー的存在で
ある、二人の考え方が後に続く。

本書の最後で、興味深い記述があった。両氏とも20代
から30代にかけて「どう生きるべきか」について、非
常につきつめたと述べている。彼らに共通するところは、
このような不器用さを奥に秘めた、人間的な強さであろう。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新進気鋭の教育者とビジネスコンサルタントの対談。ロールモデルの考え方から始まり、教育論、日本人観、幸福論と議論が展開する。閉塞感のある日本の現状を打破するために、明治時代の私塾的な啓蒙の輪を広げる必要性、そしてそれがウエブなりの新しい技術を通じて可能となるとの両者の共通の思いが至るところに散りばめられており、大変啓蒙的である。若い世代にもお勧めの書。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文字通り時代を切り開いている二人の対談。
テーマは学ぶということ。

現在における日本の雰囲気・空気などを踏まえて問題提起と解決策を示している。

幕末時代の「私塾」を模倣して、
今の時代に合致したものができないだろうか。
お二人の熱い気持ちが良く伝わってくる。

小難しい教育論は専門家に任せて、
より身近なテーマとして考えさせられる一冊だ。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年5月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
待望の書。

で期待以上!

私塾の奨めというより、斎藤さんと梅田さんの人となりが顕れていて、お二人がこんなに熱いものを内在していたなんて、ある意味衝撃的!

斎藤さんの他書にもかなり興味が湧いてきた(梅田さんのは、大体、所有している)。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月21日に日本でレビュー済み
再掲

図書館本

自分はITのもたらす未来像に興味がある。梅田さんはひたすらウエッブの世界の未来像をポジティブに捉える、そして若者にその明るい未来の伝道者として語りかけてきている。彼がよく言う「けもの道」へ導くために。
多元で多様な人間の存在が世界を創っているわけだから、梅田さん的明るいIT社会を多くの人が期待しているし、自分も実現可能だと良いなとは思う。しかし、果たして現状より貧困が少なくなり富の分配が加速し持続可能な経済がITによりもたらされるのか(ITだけとは言わないが)?
最近、梅田さんは対談本新書を連発しているが、今回も対談者の齋藤さんの言説の方に惹かれるわけである。齋藤さんの「自分探しの違和感」「藩を超える私塾社会」「あこがれと習熟」などなど。梅田さんの「志向性の共同体(ネットで広がりうる)」「ネットが脳と人間関係を増幅する等々。やはり梅田さんのこんな立ち居地はどこに起源があるのか非常にいつも不思議だったのですが、内田樹さんの「街場の現代思想」を読んで腑に落ちたわけです。梅田さんは生まれながらにして「文化資本」をお持ちなんです。そしてそれに気付かず(気付くのは成り上がり文化貴族)育って来たわけです。そう庶民からみるとある種ねたみを感じるような生活を通して確固たる生き方を獲得されてきたわけです。これは梅田さん自身に問題があるわけでもなく、素晴らしい才能の一つなんですね。
いずれにせよ、齋藤さんにせよ、梅田さんにせよ半端じゃない勤勉さをもって現在に至っているわけですから、読者はそれを認識せずに、直ぐに自分探しだといって我慢もせず会社を辞めて「けもの道」に進んではいけないのです。そしてシリコンバレーはグローバルと言う文脈のなかの実はローカルな思想でもあることを知っておかないとネットが全ては解決することが出来ないと言う事を後から知る事になってしまいますから。
確か内田樹さんも養老先生との対談で廃藩置県をもじって廃県置藩による藩校の復活を話しておりましたね。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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