経済学のトピックを題材に
恋愛と結びつけて記されています。
恋愛術には全く役立たないと思います。
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エコノミック恋愛術 (ちくま新書 737) 新書 – 2008/8/1
山崎 元
(著)
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2008/8/1
- ISBN-104480064362
- ISBN-13978-4480064363
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2008/8/1)
- 発売日 : 2008/8/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 190ページ
- ISBN-10 : 4480064362
- ISBN-13 : 978-4480064363
- Amazon 売れ筋ランキング: - 53,915位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1958年、北海道生まれ。東京大学経済学部卒業。現在、楽天証券経済研究所客員研究員。株式会社マイベンチマーク代表取締役。東京大学を卒業後、三菱商 事に入社。野村投信、住友生命、住友信託、メリルリンチ証券、パリバ証券、山一証券、明治生命、UFJ総研など、計12回の転職を経て現職に至る。現在 は、コンサルタントとして資産運用分野を専門に手掛けるほか、経済解説や資産運用を中心に、メディア出演、執筆、講演会、各種委員会委員等を務める(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『お金とつきあう7つの原則』(ISBN-10:4584132135)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年9月30日に日本でレビュー済み
この手の本のパターンは、過去に何度か見られたが。
それにしても、挿入されている絵がなんかいい。
とりあえず、著名な経済理論を知ることができる
だけでも儲けもん。
それにしても、挿入されている絵がなんかいい。
とりあえず、著名な経済理論を知ることができる
だけでも儲けもん。
2008年9月4日に日本でレビュー済み
経済学の理論を、恋愛にあてはめて紹介した本。
「日経ビジネスアソシエ」に連載されたコラムが元で、
1項につき3ページほどの短い読みきりコラム集です。
著者自身、まえがきで述べているとおり
「こじつけ」的「小咄」で、
初めはばかばかしいと思っていたのですが
読み進めるうちに、興味深くなってきました。
著者がめざしている『「恋愛のコツ」と「経済のツボ」を
同時にお伝え』が達成されているかはともかく。
経済学の基本的用語や著名な人物が端的に紹介されており
それを恋愛の話とこじつけることで
わかりやすく、親しみやすくしている感じがしました。
経済学に詳しい方なら、また別の楽しみ方があるかもしれません。
かるい気持ちで、読み物として読むには面白い本です。
「日経ビジネスアソシエ」に連載されたコラムが元で、
1項につき3ページほどの短い読みきりコラム集です。
著者自身、まえがきで述べているとおり
「こじつけ」的「小咄」で、
初めはばかばかしいと思っていたのですが
読み進めるうちに、興味深くなってきました。
著者がめざしている『「恋愛のコツ」と「経済のツボ」を
同時にお伝え』が達成されているかはともかく。
経済学の基本的用語や著名な人物が端的に紹介されており
それを恋愛の話とこじつけることで
わかりやすく、親しみやすくしている感じがしました。
経済学に詳しい方なら、また別の楽しみ方があるかもしれません。
かるい気持ちで、読み物として読むには面白い本です。
2008年8月8日に日本でレビュー済み
タイトルと帯(そして章タイトル)からは「恋愛本」の印象を受けるのだが、一度読み始めると面白くて止まらない一冊だ。浮気をゲーム理論で考えたり、合コンをコーポレートガバナンスと比較したり、悪女を使って行動経済学を学んだり、離婚を贈与効果で考えたり……。歯切れ良くウィットの富んだ著者の手にかかれば、「ナイトの不確実性」は「夜(ナイト)の不確実性」となり、「合成の誤謬」は「合コンの誤謬」となるのだ。
恋愛と経済の極意書とあるとおり、どちらからでも読めるのだろうが、経済のエッセンスを分かりやすく学ぶ好著であると思う。ケインズ先生やシャープ先生、ドラッカー先生など経済の基本理論から、最新の行動経済学や神経経済学まで、幅広く経済学のフィールドを紹介しているのも魅力だ。例えば『経済は感情で動く』がヒットしているが、行動経済学を語る時には、さまざまな先行のデータや心理実験の結果を並べて論じるのが王道だ。しかし「感情」を大きく揺さぶるものとして、「恋愛」の右に出るものはなかなかない。だから「恋愛」を通して行動経済学を学ぶ時、それはストンと頭(というか五感)に入ってくるのだ。著者の元々のフィールドである株式投資と恋愛のアナロジーもよくハマっている。
もちろん、経済学に関心がなく、恋愛の側から本書を読んでも面白いだろう。いちいち頷き、笑わせられるのだが、これで恋愛術が向上するのかどうかはあなた次第だろう。なにしろ本書の智慧を踏まえて合理的に事を起こそうと思っても、けっきょく不合理な判断にいきがちなのが(恋愛と)行動経済学のツボなのだから──
恋愛と経済の極意書とあるとおり、どちらからでも読めるのだろうが、経済のエッセンスを分かりやすく学ぶ好著であると思う。ケインズ先生やシャープ先生、ドラッカー先生など経済の基本理論から、最新の行動経済学や神経経済学まで、幅広く経済学のフィールドを紹介しているのも魅力だ。例えば『経済は感情で動く』がヒットしているが、行動経済学を語る時には、さまざまな先行のデータや心理実験の結果を並べて論じるのが王道だ。しかし「感情」を大きく揺さぶるものとして、「恋愛」の右に出るものはなかなかない。だから「恋愛」を通して行動経済学を学ぶ時、それはストンと頭(というか五感)に入ってくるのだ。著者の元々のフィールドである株式投資と恋愛のアナロジーもよくハマっている。
もちろん、経済学に関心がなく、恋愛の側から本書を読んでも面白いだろう。いちいち頷き、笑わせられるのだが、これで恋愛術が向上するのかどうかはあなた次第だろう。なにしろ本書の智慧を踏まえて合理的に事を起こそうと思っても、けっきょく不合理な判断にいきがちなのが(恋愛と)行動経済学のツボなのだから──
2008年9月3日に日本でレビュー済み
『何か教養とエンタメを兼ねた本を』という狙いなんだと思います。しかし、その狙いは十分に達成されているとは思えません。この手の本は読者が軽く笑顔を浮かべながら『ほほー、なるほど!』と思えてなんぼだと思うのですが、そう思える箇所が、皆無とは言いませんが、ほとんどありません。普通に日経が読めるビジネスパーソンレベルの経済センスがあれば、この程度の思考のゲームは日常的に行っている(学説の詳細まで知らないにしても)ので、あえてエコノミストが本にまですることはないと思います。私は、著者は非常に生真面目なエコノミストであり、あまりウィットがある方ではないと思うのです。今までのTVの経済に関するコメントでも、非常にうなずける部分があり賢い方だなと尊敬できるのですが、コメントが面白いと思ったことはありません。仮に『メディアに出ているエコノミストなんだから軽めの本の1冊も書かなければ』と著者が思われたならば、そんなこと考えないで本職に勤しんで頂いた方がいいように思います。
2008年8月12日に日本でレビュー済み
恋愛を経済学の言葉で語る?というか、筆者のご専門から言うと、経済学を恋愛を例に分かりやすく解説しようとしているのかと。経済学の理論、最近の論文などを引用して、いたって真面目に書かれてる。
いずれも人間の心理が引き起こす行動とその結果であるし、妙に納得できるところもあったりして、恋愛と経済学を紐付けるのは、こじつけにしても、学問的に解説されているのを読むと面白い。
「恋愛」の方に意識をおいて、娯楽物として気軽に読んでしまったけれど、経済学にフォーカスして、しっかり考えて理解すると、まさに「経済学ツボ」が押さえられる一冊。
いずれも人間の心理が引き起こす行動とその結果であるし、妙に納得できるところもあったりして、恋愛と経済学を紐付けるのは、こじつけにしても、学問的に解説されているのを読むと面白い。
「恋愛」の方に意識をおいて、娯楽物として気軽に読んでしまったけれど、経済学にフォーカスして、しっかり考えて理解すると、まさに「経済学ツボ」が押さえられる一冊。