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代表的日本人 (ちくま新書 733) 新書 – 2008/7/1
齋藤 孝
(著)
- 本の長さ219ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2008/7/1
- ISBN-104480064397
- ISBN-13978-4480064394
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2008/7/1)
- 発売日 : 2008/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 219ページ
- ISBN-10 : 4480064397
- ISBN-13 : 978-4480064394
- Amazon 売れ筋ランキング: - 958,430位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,387位ちくま新書
- - 22,488位教育学一般関連書籍
- - 69,666位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
斉藤孝さんは訳書「学問のすすめ」を読んですっかりファンになりました。文語体で書かれた内容を判りやすく訳していて、福沢諭吉の考えをとても深く理解できたので嬉しかったです。そんな訳で「日本を教育した人々」に続き今回この本を楽しみに読み始めました。名前は知っているけれど何をやったのかよく理解していない人ばかりなので興味津々でした。相変わらず明快で簡潔な紹介ですが実に本質を突いている文章で素晴らしいですね。ただ上手い言い方が判りませんが、あまりにも一芸に拘ったもしくは偏った方々だったので結果的に斎藤さんの評価が高いのではとも感じました。日本文化の基礎を作ったという意見には賛同しますが、人間的に尊敬をするか否かは判断に窮するかなと思った面々です。 でもないとこういうふうに歴史に名前が残らないのでしょうけれど。
2019年12月7日に日本でレビュー済み
とても齋藤孝らしい本で共感を以て読ませて貰ひました。「代表的日本人」といふ書名からすれば意外な人々が描かれてゐると普通の人なら思ふかも知れません。と言ふのは、取り上げられた六名のうち一見マイナーとしか思はれない人物も含まれてゐるからです。私も全く知らかった人物が二名(齋藤秀三郎、岡田虎二郎)ゐました。併し、一読すれば現代日本社会に影響を与へた興味深い人物である事は間違ひありません。当然、筆者・齋藤孝の眼鏡に叶ふ人物なので興味津々の人選なのであります。先づ言へる事は、社会的に影響力があり、教育的に力があった人である事です。与謝野晶子、嘉納治五郎、佐藤紅緑のインパクトある社会的影響力は成程と感じ入りました。とりわけ佐藤紅緑の「少年賛歌」には、嘗て私が中学生の頃感銘を覚えてゐたので、その意義を教示いただけたのは貴重でした。二つには、齋藤孝的世界に共感できる人物である事です。身体的呼吸法のアプローチに岡田虎二郎といふ巨人がゐた事は今回初めて知りました。英語教育力、音楽教育力の分野で齋藤秀三郎、齋藤秀雄親子に日本的型の実践で力があったといふ考察は鋭いと感じました。三つには、明治といふ近代化の時代に日本の伝統的な文化を新たに輝かしい価値をあるものと再建、再興したセンスとパワーがあった事です。これは、与謝野晶子の和歌、嘉納治五郎の柔道であります。この事を為し遂げた価値は埋もれた輝かしい現代的成果であります。四つには、読み物ストーリーにある偉大な教育力に言及した事です。「少年倶楽部」に花開いた価値を明らかにし、佐藤紅緑だけでなく同様な世界であった梶原一騎や少年ジャンプ、「スラムダンク」にまで広げての論の展開は素晴しかったです。最後に申し述べるのは、本書が真に秀れてゐるのは、やはり筆者・齋藤孝のオリジナリティが存分に発揮されてゐるからでありませう。兼ねて感じて居りましたが、バイタリティ溢れる筆者のパワーには本当に心からの敬意を表してやみません。
2008年8月14日に日本でレビュー済み
最初はさすがに内村鑑三の名著と同タイトルとは、傲慢ではないかとも思ったが、なかなかどうして、本家に恥じない立派な一冊である。
現在の国際政治や経済状況から、「日本は大丈夫か?」という健全な批判意識から書かれたものであり、最近の斎藤氏の著作と一連のものである。「日本を教育した人々」の続篇にあたるようだ。
現代日本が置き忘れた五つの力「女性力」「武道力」「少年力」「翻訳力」「静坐力」を先人たちに学ぶ。あい変わらず硬軟織り交ぜた該博な知識、そして斎藤氏の洞察力・分析力にはうならされる。これらの偉人の名前は知っていても、何がどうすごいのか説明できる人は多くあるまい。
安っぽいスローガンや風潮があふれる今日、先人の力に思いを巡らせ、土台を固めていく。これが大切なのだと教えてくれる一冊だ。かといって必要以上に説教くさかったり、汗臭いわけでない、さわやかな心意気に満ちている。
大きな目標を立てて、我々も今日から頑張ってみようという気にさせてくれる。
現在の国際政治や経済状況から、「日本は大丈夫か?」という健全な批判意識から書かれたものであり、最近の斎藤氏の著作と一連のものである。「日本を教育した人々」の続篇にあたるようだ。
現代日本が置き忘れた五つの力「女性力」「武道力」「少年力」「翻訳力」「静坐力」を先人たちに学ぶ。あい変わらず硬軟織り交ぜた該博な知識、そして斎藤氏の洞察力・分析力にはうならされる。これらの偉人の名前は知っていても、何がどうすごいのか説明できる人は多くあるまい。
安っぽいスローガンや風潮があふれる今日、先人の力に思いを巡らせ、土台を固めていく。これが大切なのだと教えてくれる一冊だ。かといって必要以上に説教くさかったり、汗臭いわけでない、さわやかな心意気に満ちている。
大きな目標を立てて、我々も今日から頑張ってみようという気にさせてくれる。
2008年8月19日に日本でレビュー済み
日本人がかつて持っていた、5つの強い力、すなわち「女性力」「武道力」「少年力」「翻訳力」「静坐力」を、それぞれの力の代表的な先人を紹介しながら学ぶ本です。
それぞれの代表者が、私にとって名前を知っているか、もしくは知らない人たちだったので、最初は意外な気持ちでしたが、さすがに齋藤氏が一冊にしたためるだけあって、全員強烈な人物でした。
私は、特に「武道力」の代表者である嘉納治五郎に興味を持ち、即座に『姿三四郎』(漫画版)を購入し、読んでしまいました。「翻訳力」の代表者、齋藤秀三郎の勉強への熱意にも、強烈なインパクトがありました。
インテリになると共に、思わず向上心が燃え上がってしまう、そんな一冊でした。
それぞれの代表者が、私にとって名前を知っているか、もしくは知らない人たちだったので、最初は意外な気持ちでしたが、さすがに齋藤氏が一冊にしたためるだけあって、全員強烈な人物でした。
私は、特に「武道力」の代表者である嘉納治五郎に興味を持ち、即座に『姿三四郎』(漫画版)を購入し、読んでしまいました。「翻訳力」の代表者、齋藤秀三郎の勉強への熱意にも、強烈なインパクトがありました。
インテリになると共に、思わず向上心が燃え上がってしまう、そんな一冊でした。