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死刑と無期懲役 (ちくま新書 830) 新書 – 2010/2/10

3.6 5つ星のうち3.6 10個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2010/2/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/2/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 217ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480065334
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480065339
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 10個の評価

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坂本 敏夫
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
犯罪者のそばでずっと仕事をされた著者なので、犯罪者の代弁者のように
なっているように思える。被害者、遺族の側からの話を聞いてみたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月24日に日本でレビュー済み
 著者は死刑消極的支持者というか、”人は変われる”との信念を27年の勤務から感じ取り、近年増えた見せしめ・やっかい払い的死刑には反対の立場にある。
 故に本書の内容も死刑に賛成する読者が読めば、非常に甘く写るだろう。
 また死刑に犯罪抑止力がないとかのデータ的な内容も殆ど無い。
 終身刑導入についても、セキュリティと高齢受刑者の医療設備費等の費用が膨らむとの指摘程度で、言うなれば、世論の8割以上が賛成する死刑制度存置最大の理由としての感情論に抗う、塀の中からの感情論を主とする反論とでも言えよう。

 中心は、死刑囚・受刑者が世間の人が考えるような社会で生きられない生まれついての極悪人との偏見を覆す、様々なエピソードで、特に終盤のそれはあまりにドラマティックで、私が何冊も読んできた類書では感じなかった胸を詰まらせる場面もあった。
 読者には是非読んで確かめて欲しい。

 警察にとっては、被害者や遺族の感情・改悛の情がある犯人の気持ちのようなものは、自白調書を取る為に必要なだけで、それは検察・判事にとっても求刑・量刑を決める際に、世論がどう考えるのか、またそれにどう判例も加味して摺り合わせるかを計るアイテムのひとつに過ぎない。
 そしてその世論は、マスコミ報道で怒りを増幅させられ、冷静さを失ってはいまいか?
 被害者だけへの同情に傾きがちな人にとっては、塀の中の人もまた、自分と同じ人である事を認識させられる1冊となろう。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年5月23日に日本でレビュー済み
元刑務官の著者が使命感に駆られて書いたドキュメント。

ここでまず私は死刑廃止論者と存続論者の議論を眺めているなかで、余りにも研鑽が足りないと感じ関連本を読みあさっている最中なのだが、この著者は最初『死刑廃止論者』同様の「残虐に人を殺したのだから死刑になって当然だ!」の感情で刑務官としてのキャリアをスタートさせているのが興味深い。

しかしそれは次第に死刑を待つ者達と接する中で、同情とは全く異質の『人間の本質』を感じざるを得ない境地に入ってゆく。その意味では『死刑存続論者』にこそ読んでほしい書だ。

私は研鑽を進める中で現在では『死刑廃止論者』に傾いた。それは一般の『死刑存続論者』は例外なく感情的で「被害者の遺族の気持ちになってみろ!」と声高に叫ぶが、私はそこにこそ違和感があった。感情に走る彼らは言う口ほどに被害者遺族の事など毛ほども解ってはいないと思う。欺瞞だ。自己の矮小化された正義感に酔っているとも言える。

そして「懲役期間は税金で犯罪者を養うことになるのだから死刑にすべし」と語る者どもに関しては馬脚を現したと言える。「金がかかるから殺せ」とは人間の言うことであろうか。

また、人権の観点から言えば当然である「凶悪犯にも人権はある」(だから弁護人を依頼できる)を理解できない者は死刑論を語れない。だから弁護士のスタンスは重要なのだ。

この書では犯罪者が更正しゆく経過や、執行直前に数奇な運命で自分の犯罪が引き金になり、人生を破滅に追い込んだ相手と遭遇し、死刑前にこの相手へ助力をし満足した上で死刑執行へ向かう男のドキュメントが記され圧巻だ。

安易に感情に流されるまま「死刑存続論」を語るものは眼前から犯罪者に消し去る事で解決すると「切り捨てて」いる。これは差別意識と同根で「他者」の区別をしたとたんに残忍に変われる事も示している。

この書を読んで死刑囚の視界が自身にかさなり身につまされたならあなたの人権意識は正常と思う。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月20日に日本でレビュー済み
現場の経験を踏まえた本書ではありますが、読後とても印象に残ったのは刑務所内でのエピソードのみです。著者の意見は極めて主観的で納得しがたい部分が少なくありませんでした。刑務所の中の出来事についてより知ろうと思えば大変面白い読み物です。死刑や無期懲役について、より学問的に知識を深めたいと思えば『終身刑の死角 』(河合幹雄著、新書y、2009年)がおススメです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年10月14日に日本でレビュー済み
懲役経験者ですが坂本敏夫の本は嘘ばかりです。
実際に入ってみると坂本敏夫の本に書いてあることは全くのデタラメだとわかります。
例えば医療は無いに等しいです。中で死亡したとして、有名な人は報道されたりしますが
(連合赤軍の人とか、時効寸前まで逃亡した福田某とか)氷山の一角で、普通に治療しないから
死ぬ人いっぱいいます。私も重篤な内臓の病気で、食事に配慮は必要でしたが、中の医務担当刑務官
(看護師の資格を持っているらしい)もそのことは承知していながら「対応しないから」で終わりです。
なぜか外人の宗教食は考慮されます。
食事も完全栄養食のわけないです。一日当たりの一人の食費が400円くらい。それで完璧な食事が提供できると思いますか?
坂本敏夫は嘘ばかりなので読まない方がいいです。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年1月30日に日本でレビュー済み
終身刑を導入しろとか殺人犯は基本的に死刑にしろなどと厳罰主義を唱えている人の意見が机上で空論のあることをはっきりさせる現場からの現実の報告であると思います。
直感でいい人であることがわかるなどと感情的な部分もあります(もし裁判官がそんなだったら冤罪の大量生産になってしまう)。現場で何十年も刑務官をしていた経験は我々には想像もできないことの連続のようです。
それにしても、冤罪で刑務所にいる人がこれほど多いとはオドロキです。刑務官は冤罪受刑者をできるだけ早く仮釈放になるように努力しているようですがそもそも冤罪で収監されるひとがなくなるようにする仕組みが必要なんじゃなでしょうか。
いろいろと考えさせられる本です。国会議員の人たちに読んで欲しいです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月28日に日本でレビュー済み
ノンフィクション作家である元刑務官の書物です。祖父、父ともに刑務官と
いう家系の方です。著作は8冊目になります。著者は現在、厳罰化がすすんで
いると述べています。実際にそれはありうることでかつては飲酒時の殺人や
大麻使用時の殺人は精神疾患として無罪判決が下ることも多かったのですが、
近年は飲酒時や大麻使用時の殺人にも厳罰がくだっています。その状況への
批判も本書にこめられています。個人的に著者が体験したエピソードが中心
になっています。多くの事例がありますのでそれらにどう重きをおいて判断
するかは読者にゆだねられると思います。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート