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古事記を読みなおす (ちくま新書) 新書 – 2010/11/10
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- 本の長さ301ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2010/11/10
- 寸法10.8 x 1.4 x 17.3 cm
- ISBN-104480065792
- ISBN-13978-4480065797
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2010/11/10)
- 発売日 : 2010/11/10
- 言語 : 日本語
- 新書 : 301ページ
- ISBN-10 : 4480065792
- ISBN-13 : 978-4480065797
- 寸法 : 10.8 x 1.4 x 17.3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 163,032位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
1946年、三重県美杉村(現・津市)生まれ。成城大学文芸学部卒業、同大学院博士課程単位取得退学。共立女子短期大学、千葉大学を経て、立正大学教授。古代文学を専攻し、伝承・昔話や地方の言語などを多岐にわたり研究。『村落伝承論』(五柳書院、1987)を著し第五回上代文学会賞受賞。2002年に古老の語り口調で訳した『口語訳古事記』(文藝春秋)で第一回角川財団文芸賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『古代研究 列島の神話・文化・言語 (ISBN-10: 4791766709)』が刊行された当時に掲載されていたものです)
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イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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日本書紀との比較も大変興味深いです
良い一冊に出会ったと思います
こで垣間見えた著者の古事記観を深堀したく、前著である本書
を読んでみました。
そしてその結果は、期待に違わぬ傑作でした。
通説にある、律令国家の歴史書という見方は、日本書紀には相
応しくとも、古事記とは相容れないという立場から、全編に渡
り丁寧に解説されます。
そこから見えて来るのは、滅び行くものへのレクイエムであり、
それは、古事記が収集した「語り」物の宿命なのでしょう。
この新たな視点で古事記を捉え直すことで、これまでは気付か
なかった、刺激的な読み込みが可能となりました。
新書だが、入門書ではありません。
「読みなおす」とある通り、古事記の従来の解釈を踏まえた上で読まれるものです。
私は、知識があまりないときに読んだので、
「へーそうなのか」とすらっと読んでしまいましたが、
専門家には、啓発されるところが多い本なのかもしれません。
前述の通り、入門書というわけではないので、
『古事記』の内容について知ってから読まないと、難しいと感じました。
以下目次です
・青人草と高天の原神話
・出雲の神々の物語
・天皇家の神話
・纒向の地の物語
・五世紀の大王たち
・滅びへ向かう物語
著者が強調するのは、日本書紀との違い。記紀とひとまとめにされがちな2書であるが、扱っている題材に重なりはあるものの、その根本部分は決定的に異なると見なしている。つまり、「律令国家が自らの根拠を主張するために編んだ日本書紀と、それに抗うかのように古層の語りを主張し続ける古事記」という違いがあると言う。とすると序の存在が困るが、後世の偽作と考えている。
「古事記の神話や伝承は、今と未来の国家のために語られる歴史ではない」「語り手が向きあっているのは、今はなき世界であり滅びていった人びとであるように思えます」という著者が注目するものの1つが、日本書紀ではほとんど取り上げられることのない、しかし古事記では多くの紙幅を割かれる出雲神話。それ以外の挿話でも、より古層的な性格があると言う。それは古事記が語りをベースにしたもので、「語りというのは、いつも滅びていった者たちの側にある」ともいう。この主張にどれだけの信頼度があるかはわからないが、権力が自己を正当化するための歴史から漏れてしまうものは語りという形で伝わりそうであるし、その痕跡が古事記に残っているということなのだろうか。