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ざっくりわかる宇宙論 (ちくま新書 950) 新書 – 2012/3/5
竹内 薫
(著)
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- 本の長さ189ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2012/3/5
- 寸法10.8 x 1 x 17.6 cm
- ISBN-104480066527
- ISBN-13978-4480066527
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2012/3/5)
- 発売日 : 2012/3/5
- 言語 : 日本語
- 新書 : 189ページ
- ISBN-10 : 4480066527
- ISBN-13 : 978-4480066527
- 寸法 : 10.8 x 1 x 17.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 200,889位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 679位ちくま新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年、東京都生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。カナダ・マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。ノンフィクションとフィクションを股にかける 科学作家。小三から小五までニューヨークの現地校に通ったせいで、帰国後、カルチャーショックに悩まされ、学業も落ちこぼれる。現在は妻子とともに裏横浜 に在住(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『思考のレッスン』(ISBN-10:4062165082)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年7月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
図表が少ないが、価格を抑えた結果だろう。最新の高校地学の教科書を勉強することを薦める。
2016年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
竹内先生の本だからと期待したけど、全然ダメだった。
思いつきで書かれたかと思うほど、てんで論理的記述になっていない。
「はじめに」で「スランプに陥ってこの本を書き終わるまでに3年かかった」とあったが、そのままスランプを引きづっている感じ。
「~なのです」「~である」のオンパレードで、結論だけの押しつけ。
これなら事実だけを箇条書きにして数ページで終わる内容。
「ざっくりわかる」というのは、上手く書いてあるから「ざっくりわかる」のではなく、テキトーにしか書かれていないから「ざっくりとしかわからない」の意味と理解した方がよい。
あるいはひょっとすると、竹内先生自身が「ざっくり」としか理解できていないのではあるまいか?
まぁマーケットプレイスで¥1で買ったから文句は言えないが・・・
思いつきで書かれたかと思うほど、てんで論理的記述になっていない。
「はじめに」で「スランプに陥ってこの本を書き終わるまでに3年かかった」とあったが、そのままスランプを引きづっている感じ。
「~なのです」「~である」のオンパレードで、結論だけの押しつけ。
これなら事実だけを箇条書きにして数ページで終わる内容。
「ざっくりわかる」というのは、上手く書いてあるから「ざっくりわかる」のではなく、テキトーにしか書かれていないから「ざっくりとしかわからない」の意味と理解した方がよい。
あるいはひょっとすると、竹内先生自身が「ざっくり」としか理解できていないのではあるまいか?
まぁマーケットプレイスで¥1で買ったから文句は言えないが・・・
2012年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと変わった宇宙論の本を書きました。
自然科学系の本ではめずらしい書き出しである。
著者の言い分に耳を傾けよう。
実は私は物理学科の大学院で素粒子論と宇宙論を専攻していましたが、卒業とともにサイエンス作家の道を歩み始めました。日本で科学書を書く人は「プロ科学者<兼>アマチュア作家であることがほとんどです。私はその逆で、アマチュア科学者<兼>プロ作家なのです。
この本は、ですから、ふつうの宇宙論の本とは「逆」になっています。
「竹内、お前終わったな」
友人の茂木健一郎から死刑宣告を受けたことを著書は別の本で書いている。
研究者としての道が絶たれ結果的にサイエンスライターに転向するきっかけになった事件を告白するあたりに心境の変化、いい意味での開き直り、余裕が感じとれる。
著者の言い分を続けよう。
この本は、科学好きの一般読者のために、宇宙論の現状を、サイエンス作家の視点から、ざっくりまとめたものなのです。
本書の内容はまさにざっくり。
宇宙図ってなに、というレベルの読者には一読をすすめたい。
数式を使わず直観的に理解する方法に接するとぐんと身近に思えてくる。
ただし私の場合宇宙図はわからないままである(汗)。
同書がすすめるおすすめ本のひとつ、『ワープする宇宙』を読んでいる。
次に読む本がわかるという意味で初学者にはありがたい
自然科学系の本ではめずらしい書き出しである。
著者の言い分に耳を傾けよう。
実は私は物理学科の大学院で素粒子論と宇宙論を専攻していましたが、卒業とともにサイエンス作家の道を歩み始めました。日本で科学書を書く人は「プロ科学者<兼>アマチュア作家であることがほとんどです。私はその逆で、アマチュア科学者<兼>プロ作家なのです。
この本は、ですから、ふつうの宇宙論の本とは「逆」になっています。
「竹内、お前終わったな」
友人の茂木健一郎から死刑宣告を受けたことを著書は別の本で書いている。
研究者としての道が絶たれ結果的にサイエンスライターに転向するきっかけになった事件を告白するあたりに心境の変化、いい意味での開き直り、余裕が感じとれる。
著者の言い分を続けよう。
この本は、科学好きの一般読者のために、宇宙論の現状を、サイエンス作家の視点から、ざっくりまとめたものなのです。
本書の内容はまさにざっくり。
宇宙図ってなに、というレベルの読者には一読をすすめたい。
数式を使わず直観的に理解する方法に接するとぐんと身近に思えてくる。
ただし私の場合宇宙図はわからないままである(汗)。
同書がすすめるおすすめ本のひとつ、『ワープする宇宙』を読んでいる。
次に読む本がわかるという意味で初学者にはありがたい
2012年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙論はいつよんでも面白い。見えているが、見えてない、近くにあるけど遠くにある。宇宙はそんなものだと思っている。
通読してみると、現在までの宇宙論の経歴が紹介されている。まだまだ進化中で求めるべき解は果てしなく遠くにある気がする。10年後に本書を読んだとしたら、一笑にふせてしまうかもしれない。ただそれは本書のせいでなく宇宙学の宿命な気がする。そのはかなさが宇宙学の面白さの根源なのかもしれない。特に面白かったのは時間の性質について述べていたこの文章だ。「繰り返される現象がない限り時間は測れない」時間の意味というものを考えさせられるが、考えてみると考えてはいけないと脳がささやいている気がする。
過去の宇宙論、今の宇宙論、最新の宇宙論を学ぶには最適な書籍だと思うし、未来の宇宙論への入り口になるような書籍だと思う。
通読してみると、現在までの宇宙論の経歴が紹介されている。まだまだ進化中で求めるべき解は果てしなく遠くにある気がする。10年後に本書を読んだとしたら、一笑にふせてしまうかもしれない。ただそれは本書のせいでなく宇宙学の宿命な気がする。そのはかなさが宇宙学の面白さの根源なのかもしれない。特に面白かったのは時間の性質について述べていたこの文章だ。「繰り返される現象がない限り時間は測れない」時間の意味というものを考えさせられるが、考えてみると考えてはいけないと脳がささやいている気がする。
過去の宇宙論、今の宇宙論、最新の宇宙論を学ぶには最適な書籍だと思うし、未来の宇宙論への入り口になるような書籍だと思う。
2013年12月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで読んだことのない分野でしたが、やはり手強かったです。。。
2012年4月12日に日本でレビュー済み
北米のトップ校で素粒子物理の博士号を取得した、日本随一のサイエンス・ライターの手による宇宙論入門書。今世紀の10年間で、それまでの宇宙の教科書の内容が猛烈な勢いで書き変えられつつある。現代科学が解明した学問というよりSFのような宇宙。作家のあふれる想像力と、科学哲学、素粒子物理の元研究者としての知見を元に、3部仕立てで最新の宇宙論を読み解いている。
1部は、20世紀までに確立された「常識的宇宙」。ヨハネス・ケプラーからインフレーション宇宙論までを解説する。2部は今世紀に入って分かった宇宙像。宇宙膨張は大昔から今まで同じ速度だと考えられていた。しかし観測の結果、どんどん加速しているらしいことがわかった。空間を引き伸ばそうという「斥力」が、物質同士が引っ張り合う重力に打ち勝っているのだという。このまま加速膨張が進めば、1000億年後には物質の密度が下がり、原子も粉々になり、太陽も星もない真っ暗な宇宙になるらしい。この斥力の元が何なのか、暗黒物質か暗黒エネルギーか、研究が進んでいる。
で、本書の力が入るのが3部。数学的に予想できたが、物理的証明はほぼ困難な宇宙像。ブラックホールは違う宇宙の入り口ではないかとか、違う宇宙が我々の宇宙の中に広がっていて、そこへ重力がダダ漏れしているんじゃないか(だから物理の4つの力のうち重力作用だけが抜きん出て小さいのでは)……などなど「SF的な宇宙」がなぜ存在しうるのか、著者は軟らかく、絵を描くように(実際イラストも多いが)説明する。
村山斉「 宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書) 」のブレイク以来、新書で多くの宇宙論入門書が研究者によって書かれたが、いずれも難易度が高く、エッセイの心得もある第一人者が書いた本家を超える本ではなかった。しかし、本書は書くべき人が書いた本。村山本を含む類書に比べ、許せる範囲で思いっきり噛み砕いた説明をしているので驚異的にわかりやすい。そして、これまで多くの科学解説書を出してきた著者なので、記述の信頼性も極めて高い。ド文系の人が現代宇宙論の解説書として読むなら、村山本より本書の方がベターだと考える。
1部は、20世紀までに確立された「常識的宇宙」。ヨハネス・ケプラーからインフレーション宇宙論までを解説する。2部は今世紀に入って分かった宇宙像。宇宙膨張は大昔から今まで同じ速度だと考えられていた。しかし観測の結果、どんどん加速しているらしいことがわかった。空間を引き伸ばそうという「斥力」が、物質同士が引っ張り合う重力に打ち勝っているのだという。このまま加速膨張が進めば、1000億年後には物質の密度が下がり、原子も粉々になり、太陽も星もない真っ暗な宇宙になるらしい。この斥力の元が何なのか、暗黒物質か暗黒エネルギーか、研究が進んでいる。
で、本書の力が入るのが3部。数学的に予想できたが、物理的証明はほぼ困難な宇宙像。ブラックホールは違う宇宙の入り口ではないかとか、違う宇宙が我々の宇宙の中に広がっていて、そこへ重力がダダ漏れしているんじゃないか(だから物理の4つの力のうち重力作用だけが抜きん出て小さいのでは)……などなど「SF的な宇宙」がなぜ存在しうるのか、著者は軟らかく、絵を描くように(実際イラストも多いが)説明する。
村山斉「 宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書) 」のブレイク以来、新書で多くの宇宙論入門書が研究者によって書かれたが、いずれも難易度が高く、エッセイの心得もある第一人者が書いた本家を超える本ではなかった。しかし、本書は書くべき人が書いた本。村山本を含む類書に比べ、許せる範囲で思いっきり噛み砕いた説明をしているので驚異的にわかりやすい。そして、これまで多くの科学解説書を出してきた著者なので、記述の信頼性も極めて高い。ド文系の人が現代宇宙論の解説書として読むなら、村山本より本書の方がベターだと考える。
2014年2月6日に日本でレビュー済み
非常に素晴らしい宇宙本です。ありがとうございます。さすが大真打。
そもそも星というのは、燃やして外に広がるエントロピー力と、ぎゅっと押し詰めて小さくする重力とのデリケートな均衡状態にある。我々のビッグバン宇宙の膨張速度も、エントロピーと重力のバランスが影響しているのかもしれない。ただ、この宇宙はブラックホールを多く持つ散逸構造の開放系であると同時に、星々の生成消滅を含むような巨大な自己組織系でもあります。ブラックホールを内部から見るとビッグバン宇宙に見える。親宇宙にあいたブラックホールは、取りも直さず、ビッグバン子供宇宙の産道を意味する。また超ひもがブラックホールかも知れない。(このようなことは、佐藤文隆、松田卓也『新装版 相対論的宇宙論:ブラックホール・宇宙・超宇宙』にも記載されています。ほとんど閉じた宇宙の出入り口が素粒子で、外の世界へつながっている。p228)
「2次元閉曲面が3次元空間に浮かんでいるのがドーナツです。地球も同様に、2次元閉曲面が3次元空間に浮かんだものになります。同じように考えていくと、3次元閉曲面は、4次元空間に浮かんでいるということになります。4次元空間において実現する3次元閉曲面(3次元多様体)こそが、宇宙の姿形なのです。」と桜井進著『数学で宇宙制覇』に書いてあります。宇宙は10次元、11次元なので、宇宙は他(ほか)にも色々な次元の多様体で構成されているのでしょう。リサ・ランドールは、我々の宇宙も、より高い次元から見ると膜だと言う。4次元の空間を持った大きな宇宙の中に、我々の宇宙のような3次元の膜(ブレーン)があると言う。入れ物の空間の次元より小さな次元(一般化した場合は、入れ物と同じ次元も含めて)を持ったものを膜(ブレーン)という。大宇宙は色々な次元の膜を含むものなのでしょう。宇宙は、多様な次元の膜や、多様な次元の閉曲面(多様体)で構成されたもののようです。
このように大宇宙の空間は極めて複雑ですが、「アインシュタインは、宇宙には複数の時間の流れが存在することに気付いた」。大宇宙は空間構造も極めて複雑なのと同時に、時間構造も複雑です。宇宙船の乗組員は、「我々はいま事象の地平面を通り抜けたけど、宇宙ステーションの人々にはブラックホールの入り口に凍り付いて見えるだろう」ということはわかる。一方、宇宙ステーションの人々は、「あいつら事象の地平面に張り付いて見えるけど、もうとっくの昔に中に入っているんだぜ」ということはわかる。ただ、それを互いに観測することはできない。それがまさに「相対性」ということ。ブラックホールは、相対性の劇的な例ですが、このように、「宇宙には複数の時間の流れが存在する」。つまり空間構造と同様に宇宙の時間構造も複雑です。ニュートンの絶対時間や絶対空間は捨て去る必要があります。
(参考:yahoo!知恵袋)
そもそも星というのは、燃やして外に広がるエントロピー力と、ぎゅっと押し詰めて小さくする重力とのデリケートな均衡状態にある。我々のビッグバン宇宙の膨張速度も、エントロピーと重力のバランスが影響しているのかもしれない。ただ、この宇宙はブラックホールを多く持つ散逸構造の開放系であると同時に、星々の生成消滅を含むような巨大な自己組織系でもあります。ブラックホールを内部から見るとビッグバン宇宙に見える。親宇宙にあいたブラックホールは、取りも直さず、ビッグバン子供宇宙の産道を意味する。また超ひもがブラックホールかも知れない。(このようなことは、佐藤文隆、松田卓也『新装版 相対論的宇宙論:ブラックホール・宇宙・超宇宙』にも記載されています。ほとんど閉じた宇宙の出入り口が素粒子で、外の世界へつながっている。p228)
「2次元閉曲面が3次元空間に浮かんでいるのがドーナツです。地球も同様に、2次元閉曲面が3次元空間に浮かんだものになります。同じように考えていくと、3次元閉曲面は、4次元空間に浮かんでいるということになります。4次元空間において実現する3次元閉曲面(3次元多様体)こそが、宇宙の姿形なのです。」と桜井進著『数学で宇宙制覇』に書いてあります。宇宙は10次元、11次元なので、宇宙は他(ほか)にも色々な次元の多様体で構成されているのでしょう。リサ・ランドールは、我々の宇宙も、より高い次元から見ると膜だと言う。4次元の空間を持った大きな宇宙の中に、我々の宇宙のような3次元の膜(ブレーン)があると言う。入れ物の空間の次元より小さな次元(一般化した場合は、入れ物と同じ次元も含めて)を持ったものを膜(ブレーン)という。大宇宙は色々な次元の膜を含むものなのでしょう。宇宙は、多様な次元の膜や、多様な次元の閉曲面(多様体)で構成されたもののようです。
このように大宇宙の空間は極めて複雑ですが、「アインシュタインは、宇宙には複数の時間の流れが存在することに気付いた」。大宇宙は空間構造も極めて複雑なのと同時に、時間構造も複雑です。宇宙船の乗組員は、「我々はいま事象の地平面を通り抜けたけど、宇宙ステーションの人々にはブラックホールの入り口に凍り付いて見えるだろう」ということはわかる。一方、宇宙ステーションの人々は、「あいつら事象の地平面に張り付いて見えるけど、もうとっくの昔に中に入っているんだぜ」ということはわかる。ただ、それを互いに観測することはできない。それがまさに「相対性」ということ。ブラックホールは、相対性の劇的な例ですが、このように、「宇宙には複数の時間の流れが存在する」。つまり空間構造と同様に宇宙の時間構造も複雑です。ニュートンの絶対時間や絶対空間は捨て去る必要があります。
(参考:yahoo!知恵袋)