世界各地で植物調査をくりかえしてきた著者が、いかに世界規模での変動が起こっているか警告した本である。
日本では孟宗竹がとりあげられ、どんどん広がっていること、また斜面地の竹林は地滑りなどの危険があることなどが語られる。
さらにギアナ高地のような秘境にすら帰化植物が侵入している例、マダガスカルでは乾燥化によってバオバブの若木が育たなくなっている現状、ナミビアでも降雨減少による危機的な状態にあることなどが次々と挙げられていく。
気候変動がいかに恐ろしいものか、よくわかる。
ただ、文章に難あり。
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植物からの警告 (ちくま新書 968) 新書 – 2012/7/1
湯浅 浩史
(著)
- 本の長さ190ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2012/7/1
- 寸法11 x 1 x 17.6 cm
- ISBN-10448006673X
- ISBN-13978-4480066732
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2012/7/1)
- 発売日 : 2012/7/1
- 言語 : 日本語
- 新書 : 190ページ
- ISBN-10 : 448006673X
- ISBN-13 : 978-4480066732
- 寸法 : 11 x 1 x 17.6 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 640,811位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,931位ちくま新書
- - 9,347位生物・バイオテクノロジー (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今、印旛沼のアオコ対策に、空芯菜を用いています、効果は大変なものですが、この外来種をこのまま増やしてよいか迷っています。
2013年9月15日に日本でレビュー済み
大変読みやすい上、参考になることが多い。
著者の知識の広さ、現地に足を運んで観察して書いている点が
評価できる。
第1章 帰化植物の脅威
第2章 暴れ出したモウソウチク
第3章 秘境への帰化植物侵入
第4章 消えゆくバオバブ
第5章 多肉植物からの警告
第6章 危機に瀕する砂漠の植物
第7章 モアイはなぜ動かなくなったのか
第8章 ユーカリを殺すのは誰か
第9章 照葉樹林とヤクの花園
第10章 消えた照葉樹林
第11章 白砂青松の危機
どの章も、人間が植物と関わった結果、様々な変化をもたらし、現在の脅威が
進出する原因であることを警告している。
おもしろかったのは、ブータンの高度の高い産地には花園ができているが、
その背景にはヤクしか高度3000mをこすと住めず、ヤクが食べないシャクナゲや
サクラソウなどが食べ残されて花園になっているのだという。目から鱗!
著者の知識の広さ、現地に足を運んで観察して書いている点が
評価できる。
第1章 帰化植物の脅威
第2章 暴れ出したモウソウチク
第3章 秘境への帰化植物侵入
第4章 消えゆくバオバブ
第5章 多肉植物からの警告
第6章 危機に瀕する砂漠の植物
第7章 モアイはなぜ動かなくなったのか
第8章 ユーカリを殺すのは誰か
第9章 照葉樹林とヤクの花園
第10章 消えた照葉樹林
第11章 白砂青松の危機
どの章も、人間が植物と関わった結果、様々な変化をもたらし、現在の脅威が
進出する原因であることを警告している。
おもしろかったのは、ブータンの高度の高い産地には花園ができているが、
その背景にはヤクしか高度3000mをこすと住めず、ヤクが食べないシャクナゲや
サクラソウなどが食べ残されて花園になっているのだという。目から鱗!