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思考実験: 世界と哲学をつなぐ75問 (ちくま新書) 単行本 – 2013/12/4
岡本 裕一朗
(著)
論理的に考えるだけで本当の真実はわかるだろうか?
そんなことはない! 複線的に考えるアイディアとして思考実験は存在する
思考実験は哲学における古典的な問題から、SF小説の一場面のようなものまで、その射程はとて つもなく広い。
だから、哲学的に思考する経験がない人にでも、考える 手がかりとなるだろう。
本書では、自己、他者、倫理、社会といった四 つの分野にわけて、読者の頭を悩ませる思考実験をセレクトした。
また、 「現代」というこの世界を感じ取れる読み物としてもいける。
そんなことはない! 複線的に考えるアイディアとして思考実験は存在する
思考実験は哲学における古典的な問題から、SF小説の一場面のようなものまで、その射程はとて つもなく広い。
だから、哲学的に思考する経験がない人にでも、考える 手がかりとなるだろう。
本書では、自己、他者、倫理、社会といった四 つの分野にわけて、読者の頭を悩ませる思考実験をセレクトした。
また、 「現代」というこの世界を感じ取れる読み物としてもいける。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2013/12/4
- ISBN-104480067515
- ISBN-13978-4480067517
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商品の説明
著者について
1954年生まれ。九州大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。九州大学文学部助手を経て、現在は玉川大学文学部教授。専攻は哲学・倫理学。著書に、『12歳からの現代思想』(ちくま新書)、『ネオ・プラグマティズムとは何か』『ヘーゲルと現代思想の臨界』『ポストモダンの思想的根拠』『異議あり! 生命・環境倫理学』(以上、ナカニシヤ出版)、『本当にわかる現代思想』(日本実業出版社)などがある。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2013/12/4)
- 発売日 : 2013/12/4
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4480067515
- ISBN-13 : 978-4480067517
- Amazon 売れ筋ランキング: - 118,833位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
みなさんの評価は低いみたいですが冒頭から飛ばしてます。考察も深いしおもしろいです。気に入りました。
2014年9月21日に日本でレビュー済み
本書を読んで思ったのは、「思考実験はあくまで考える上でのツール。それで答えが出るわけではない」ということ。
本書ではいろいろな例が紹介されているが(中には思考実験なのかな?と疑問に思えるものもあるが)、どれも問題提起型であり、問題解決型ではない。ある問題の周辺をグルグルまわり、結局スタートラインに戻ってきてしまう。
例えば、カントの「どんな時でもウソをつくな」という問題での思考実験、それを応用させた「時限爆弾シナリオ」「テロリストへの拷問」などの思考実験。いろいろ思考実験の例が出されるが、結局はカントの問題へのさらなる問題提起で終わってしまっている。
例えば、「カルネアデスの舟板」の思考実験、それを応用させた「洞窟のデイヴ」、「トロッコ問題」。脳の活性部分を観察する脳科学まで持ち出すが、結論は「ある事態に対して、多くの人の脳が共通の反応をするからといって、それが正しい反応かどうかは決められない」(P188)。
やはり、ふりだしの「カルネアデスの舟板」に戻ってしまっている。
著者は単に他の思想の解説者、評論者になってしまっている。
この手の本のようにとても読みやすく、情報豊富で、スラスラ読めてしまうものが多いが、私の経験では「そういう本こそ読んだ後、頭の中に何も残っていない」ことが多い。
本書はどちらかというと、「本の案内」のような性質の本であり、興味のある人は参考文献を参照して、さらに読んでくださいという趣旨なのかと思う。
そういう私も本書紹介の『人類最後のタブー』、読んでみたくなった。
本書ではいろいろな例が紹介されているが(中には思考実験なのかな?と疑問に思えるものもあるが)、どれも問題提起型であり、問題解決型ではない。ある問題の周辺をグルグルまわり、結局スタートラインに戻ってきてしまう。
例えば、カントの「どんな時でもウソをつくな」という問題での思考実験、それを応用させた「時限爆弾シナリオ」「テロリストへの拷問」などの思考実験。いろいろ思考実験の例が出されるが、結局はカントの問題へのさらなる問題提起で終わってしまっている。
例えば、「カルネアデスの舟板」の思考実験、それを応用させた「洞窟のデイヴ」、「トロッコ問題」。脳の活性部分を観察する脳科学まで持ち出すが、結論は「ある事態に対して、多くの人の脳が共通の反応をするからといって、それが正しい反応かどうかは決められない」(P188)。
やはり、ふりだしの「カルネアデスの舟板」に戻ってしまっている。
著者は単に他の思想の解説者、評論者になってしまっている。
この手の本のようにとても読みやすく、情報豊富で、スラスラ読めてしまうものが多いが、私の経験では「そういう本こそ読んだ後、頭の中に何も残っていない」ことが多い。
本書はどちらかというと、「本の案内」のような性質の本であり、興味のある人は参考文献を参照して、さらに読んでくださいという趣旨なのかと思う。
そういう私も本書紹介の『人類最後のタブー』、読んでみたくなった。
2018年4月10日に日本でレビュー済み
そもそも思考実験でない、話の帰結がない、引用元の主旨と著者のその利用が大きく異なるものがある(恣意的な解釈)、著者の意見がない、全体的に極めて平凡な内容、とつまらない本でした。
引用元だけを列挙しても(著者自身の執筆部分がなくとも)ある程度読めてしまうのでこの著者が何を書きたかったのかがよくわからないです。
引用元だけを列挙しても(著者自身の執筆部分がなくとも)ある程度読めてしまうのでこの著者が何を書きたかったのかがよくわからないです。