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アメリカ政治講義 (ちくま新書) 新書 – 2018/5/9
西山 隆行
(著)
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米国政治はどのように動いているのか。その力学を歴史・制度・文化から解説。アメリカン・デモクラシーの考え方がわかる決定版入門…
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2018/5/9
- 寸法10.7 x 1.3 x 17.4 cm
- ISBN-104480071431
- ISBN-13978-4480071439
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2018/5/9)
- 発売日 : 2018/5/9
- 言語 : 日本語
- 新書 : 256ページ
- ISBN-10 : 4480071431
- ISBN-13 : 978-4480071439
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 17.4 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 253,112位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 923位ちくま新書
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- - 3,999位政治 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月3日に日本でレビュー済み
一見素人向けで表面的な記述のようにも読めるが、実は玄人をうならせる記述が含まれている。政治学の入門書としても使うことができる便利な一冊。
2019年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドナルド・トランプという人間のインパクトが凄く強いだけあって、この本が入門書としての役割を凄く担っている。テーマを細分化して、テーマ毎のアメリカ通史をベースにしてるだけあって、歴代大統領と比較してインパクトの強いドナルド・トランプと比較しながら読むと凄くしっくりする。
しかし、あくまでもこの本はアメリカ政治の第一ステップであるから、巻末の参考文献を活用するための土台として解釈すると良いかも
しかし、あくまでもこの本はアメリカ政治の第一ステップであるから、巻末の参考文献を活用するための土台として解釈すると良いかも
2023年10月18日に日本でレビュー済み
アメリカの民主政治
大統領と連邦議会
連邦制がもたらす影響
二大政党とイデオロギー
世論とメディア
移民・人種・白人性
税金と社会福祉政策
文化戦争の諸相
大統領と連邦議会
連邦制がもたらす影響
二大政党とイデオロギー
世論とメディア
移民・人種・白人性
税金と社会福祉政策
文化戦争の諸相
2018年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本と異なるアメリカの選挙制度、政治制度について、その基礎から解説してくれる。最初の2章は、選挙制度の解説のみだからやや平板な印象を受けたが、その後の章では、豊富な実例を参照するので興味を持って読むことができた。政治を扱うから、著者の政治的立場はどうなのか気になるところであるが、そのあたりはそつなくこなしている、すなわち徹底的に価値判断を避けている。最後の章では、文化戦争と題して、同性婚の是非、妊娠中絶、銃規制の問題を取り上げるがここでも周到に価値判断を避けて、状況の紹介に徹底している。社会福祉政策についての考え方で、アメリカ憲法には日本の憲法とは異なって、生活保護を政府が行う根拠条文がないのにも驚いた。日本の憲法を書いたニューディール派の人々は故国でできなかったことを日本で実行したかったのだろう。また、オバマケアをめぐる問題やトランプ支持層のものの考え方の紹介なども参考になった。
2018年6月23日に日本でレビュー済み
著者は成蹊大学法学部教授で専門は比較政治とアメリカ政治という人物です。
まだまだ知らないアメリカの政治制度について多くを知ることができました。
◆アメリカで投票するには有権者登録が必要。1993年には運転免許の更新や福祉の受給手続きの際にあわせて有権者登録ができるようになった。しかし住民票のないアメリカでは有権者登録名簿が陪審員選択に使われるため、陪審員任務を忌避したい人が有権者登録を避け、結果的に投票に行かないケースがある。
◆上院議員の定数は各州あたり2名ずつの計100名。つまり上院の議席は州ごとに割り振られるため、非州地域(ワシントンDC、プエルトリコ、グアム、サイパン)の住民には投票権がない。しかしプエルトリコはミシシッピ州よりも多い300万以上の人口があり、グアムには米軍基地が領土の3分の1にも達している。にもかかわらず、連邦議会に代表を送ることができない。
◆地方政府が全米に先駆けて実験的な行政をおこなう場合がある。ローズヴェルト大統領はニューヨーク州の知事だったことがあり、彼の前任州知事のアル・スミスが州で実行した労働関連のワグナー法がニューディール政策の基になった。
◆1970年代と異なり、近年はメディアを使った選挙戦が盛んになったため、選挙費用を提供できるイデオロギー的志向の強い団体の影響力が増している。そのため民主・共和両党間のイデオロギー的分極化が進んだ。
◆ニクソンはリンカーン大統領以来民主党寄りになっていた南部に共和党支持者を増やすため、「南部戦略」をとった。南部白人の人種意識、並びに社会福祉に対する反発を利用し、納めた税金が福祉依存者に使われることの理不尽さを訴えた。
◆共和党はかならずしも保守派と考えが一致しない。W・ブッシュ大統領は社会的保守派が支持基盤だったので思いやりのある保守主義と称して、福祉拡充を容認する立場をとった。しかし小さな政府の立場をとる経済的保守派はこうした考えに反対し、ティーパーティ派の形成につながった。
◆大統領は国民全体の世論を体現しうる存在だからこそ君主的存在にならないよう、議会と裁判所との均衡関係が設計された。これはアメリカの政治制度は世論をそのまま反映するべきだという考えに基づいていないことの現れである。
◆労働組合は賃金の低下につながる不法移民を嫌う傾向があった。それでも労組を支持基盤にする民主党が不法移民に寛大な政策をとる背景には、労組自体が組織率向上のために移民取り込みを図っているから。
◆積極的差別是正措置(affirmative action)を大統領令で行おうとしたジョンソン(民主党)は、教育改革など広範な政策を想定していた。しかし共和党のニクソンやレーガンはコストのかからない「クォータ制」を推進した。
◆「クォータ制」の恩恵の対象は奴隷の子孫ばかりではなく、出身国ではエリートだったアフリカ系移民も含まれる。これが白人層の間に積極的差別是正措置に対する反発を生んでいる。
◆税率の低い国では政府が必要最低限のことしかしない。そのため十分な行政サービスを受けていないと考える人が税金の無駄遣いを疑い、さらなる財政支出の削減を求める。結果として、税率の低い国ほど小さな政府を志向する国民が増える。またアメリカの労働者階級の白人は自立と自活を重んじる傾向があり、マイノリティが福祉に依存している事(という誤解)に反発してトランプに投票した。
◆アメリカの保険制度は保険料を稼ぐこと、つまり勤労することを前提に設計されている。このように雇用と医療が結びつく関係にあるため、人種や性別による雇用差別が医療格差を生む。マイノリティや移民の保険加入率が低いため、公的医療保険制度はマイノリティを救うためのものという反発が白人層に広がる。
◆サブプライムローン問題などで経済的に破綻した人々を救うため、共和党はどの地域にもある教会を助成する計画を立てている。しかし宗教保守は共和党の支持基盤なので、この助成計画には政治的な意図が見え隠れする。
◆自由貿易協定(FTA)は関税率の引き下げばかりがクローズアップされるが、知的財産権の保護や、開発途上国の労働者保護も目的にしている。そのためFTAは、過剰に安価な製品が作られることを抑制し、先進国にもメリットは大きい。
読書の楽しさのひとつに、新しい視座を手に入れることができる点があります。この書によってアメリカと世界を見る新しい視座を手にすることができたと感じています。
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*積極的差別是正措置を説明するくだりで「クォーター制」という表記が出てきますが、正しくは「クォータ制」です。quarterではなく、quotaですから。朝日新聞、毎日新聞、日経新聞なども「クォータ制」と表記しています。
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まだまだ知らないアメリカの政治制度について多くを知ることができました。
◆アメリカで投票するには有権者登録が必要。1993年には運転免許の更新や福祉の受給手続きの際にあわせて有権者登録ができるようになった。しかし住民票のないアメリカでは有権者登録名簿が陪審員選択に使われるため、陪審員任務を忌避したい人が有権者登録を避け、結果的に投票に行かないケースがある。
◆上院議員の定数は各州あたり2名ずつの計100名。つまり上院の議席は州ごとに割り振られるため、非州地域(ワシントンDC、プエルトリコ、グアム、サイパン)の住民には投票権がない。しかしプエルトリコはミシシッピ州よりも多い300万以上の人口があり、グアムには米軍基地が領土の3分の1にも達している。にもかかわらず、連邦議会に代表を送ることができない。
◆地方政府が全米に先駆けて実験的な行政をおこなう場合がある。ローズヴェルト大統領はニューヨーク州の知事だったことがあり、彼の前任州知事のアル・スミスが州で実行した労働関連のワグナー法がニューディール政策の基になった。
◆1970年代と異なり、近年はメディアを使った選挙戦が盛んになったため、選挙費用を提供できるイデオロギー的志向の強い団体の影響力が増している。そのため民主・共和両党間のイデオロギー的分極化が進んだ。
◆ニクソンはリンカーン大統領以来民主党寄りになっていた南部に共和党支持者を増やすため、「南部戦略」をとった。南部白人の人種意識、並びに社会福祉に対する反発を利用し、納めた税金が福祉依存者に使われることの理不尽さを訴えた。
◆共和党はかならずしも保守派と考えが一致しない。W・ブッシュ大統領は社会的保守派が支持基盤だったので思いやりのある保守主義と称して、福祉拡充を容認する立場をとった。しかし小さな政府の立場をとる経済的保守派はこうした考えに反対し、ティーパーティ派の形成につながった。
◆大統領は国民全体の世論を体現しうる存在だからこそ君主的存在にならないよう、議会と裁判所との均衡関係が設計された。これはアメリカの政治制度は世論をそのまま反映するべきだという考えに基づいていないことの現れである。
◆労働組合は賃金の低下につながる不法移民を嫌う傾向があった。それでも労組を支持基盤にする民主党が不法移民に寛大な政策をとる背景には、労組自体が組織率向上のために移民取り込みを図っているから。
◆積極的差別是正措置(affirmative action)を大統領令で行おうとしたジョンソン(民主党)は、教育改革など広範な政策を想定していた。しかし共和党のニクソンやレーガンはコストのかからない「クォータ制」を推進した。
◆「クォータ制」の恩恵の対象は奴隷の子孫ばかりではなく、出身国ではエリートだったアフリカ系移民も含まれる。これが白人層の間に積極的差別是正措置に対する反発を生んでいる。
◆税率の低い国では政府が必要最低限のことしかしない。そのため十分な行政サービスを受けていないと考える人が税金の無駄遣いを疑い、さらなる財政支出の削減を求める。結果として、税率の低い国ほど小さな政府を志向する国民が増える。またアメリカの労働者階級の白人は自立と自活を重んじる傾向があり、マイノリティが福祉に依存している事(という誤解)に反発してトランプに投票した。
◆アメリカの保険制度は保険料を稼ぐこと、つまり勤労することを前提に設計されている。このように雇用と医療が結びつく関係にあるため、人種や性別による雇用差別が医療格差を生む。マイノリティや移民の保険加入率が低いため、公的医療保険制度はマイノリティを救うためのものという反発が白人層に広がる。
◆サブプライムローン問題などで経済的に破綻した人々を救うため、共和党はどの地域にもある教会を助成する計画を立てている。しかし宗教保守は共和党の支持基盤なので、この助成計画には政治的な意図が見え隠れする。
◆自由貿易協定(FTA)は関税率の引き下げばかりがクローズアップされるが、知的財産権の保護や、開発途上国の労働者保護も目的にしている。そのためFTAは、過剰に安価な製品が作られることを抑制し、先進国にもメリットは大きい。
読書の楽しさのひとつに、新しい視座を手に入れることができる点があります。この書によってアメリカと世界を見る新しい視座を手にすることができたと感じています。
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*積極的差別是正措置を説明するくだりで「クォーター制」という表記が出てきますが、正しくは「クォータ制」です。quarterではなく、quotaですから。朝日新聞、毎日新聞、日経新聞なども「クォータ制」と表記しています。
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2018年12月10日に日本でレビュー済み
新書のページ数とサイズなので、アメリカ政治を全て説明しているとは期待していなかったが、ニュースやビジネスなどを通して持つアメリカの政治に関する一般的な疑問は、十分網羅されています。独立戦争時の「代表なくして課税なし」は論理のすり替えで正義を謳ったスローガンで、当時は選挙権と納税には関係なかったこと(財産規模や階級で決まっていた)、民主主義を掲げて独立を勝ち取ったアメリカ建国の父たちは特権階級にいる少数派だったので、大多数の人民による議会の権限を抑制することばかり考えて制度を作ったことは、面白かった。後半は、アメリカに住んでいるとかなり感想が違う部分があったが、総じておもしろかった。
2018年6月30日に日本でレビュー済み
ピックアップされている項目こそは網羅的だと思うが、内容がとても表面的と感じた。学生への講義をイメージしてまとめられたのだろうが、もう少しレベルをあげないと、アメリカ政治の本質がよく分からないと思う。
2018年6月9日に日本でレビュー済み
著者名にはでてこないのですが、聡明な学生さん三人と作った本だそうです。こうした本はなんとか形にしようという意識が優先するので表面的になりがち。学生は問題の全体像や背景を知らないままに先生の説明で知った気になっているだけですから、浅い本になります。このあたりのことを意識できないのは教える立場としてどうなんでしょうか?
不法移民や永住権の制度の説明がないままに語られます。生活実感がない卒業論文みたいな文章が続きます。
不法移民や永住権の制度の説明がないままに語られます。生活実感がない卒業論文みたいな文章が続きます。