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人間の条件 (ちくま学芸文庫 ア-7-1) 文庫 – 1994/10/5

4.3 5つ星のうち4.3 201個の評価

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人間の活動的生活を《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察し、《労働》優位の近代世界を思想史的に批判したアレントの主著。
【解説:阿部齊】

条件づけられた人間が環境に働きかける内発的な能力、すなわち「人間の条件」の最も基本的要素となる活動力は、《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察することができよう。ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつである。

【目次】
第1章 人間の条件
第2章 公的領域と私的領域
第3章 労働
第4章 仕事
第5章 活動
第6章 〈活動的生活〉と近代
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著者について

ハンナ・アレント(Hannah Arendt):1906-75年。アメリカの政治思想家。ドイツの同化ユダヤ人家庭に生まれる。ハイデガーとヤスパースに師事。1933年、ナチスの迫害を逃れてフランスへ、41年にはアメリカに亡命。20世紀の全体主義を生み出した人間の条件と対峙することを生涯の課題とした。著書に『全体主義の起原』『人間の条件』『イェルサレムのアイヒマン』など。

志水速雄(しみず・はやお):1935-85年。元東京外国語大学教授。政治学・ロシア政治史専攻。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (1994/10/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1994/10/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 560ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480081569
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480081568
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.8 x 10.4 x 2.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 201個の評価

著者について

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ハンナ・アレント
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上位レビュー、対象国: 日本

2024年3月21日に日本でレビュー済み
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学校の参考書籍として、購入いたしました。早急に郵送していただき大変感謝しております。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月19日に日本でレビュー済み
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手元においておきたい一冊
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年1月26日に日本でレビュー済み
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訳としての出来はともかく、用語が全て、原著者が独特の意味合いで使っている言葉も含めて訳されているため、そもそも大学あたりでアーレントの思想を一通り学んだ人でないと読めないと思います。アーレントもそうですが、20世紀の西洋哲学には何気ない言葉に独特の意味を与えて使う例がよく見られます。この本の「活動」などもそうで、これは日本語の単語の字面を見ているだけでは著者の真意を読み取れません。もっともアーレントの母語はドイツ語であり、actがアーレントにとって何気ない言葉だったかどうかについては異論もあるでしょう。とはいえactが英語としてはごく普通の語であることは事実であり、それをアーレントは、日本語で「活動」と漢語を使わざるを得ないような形で使っているわけです。せめて原語との対照表をつけるか、できれば対訳の形式が望ましいでしょう。
とはいえ原著を読めと言われても困るわけですので、和訳があることはよいことです。読み手としては、まずは英語版も買うべきということです。
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2024年3月6日に日本でレビュー済み
まず哲学を学ぶにあたって最初に読む本ではない。大学入試で要求される世界史の知識よりも上位レベルで、西洋哲学史の体系的な理解が必要だろう。

また「人間の条件とは〇〇である!」というような提言はなく、「人間の条件とはなんなのか考えてみるね。私の思考についてこい!」というような内容なので、人間の条件を知りたい人ではなく、ハンナ・アレントについて理解を深めたい人が読むべきであろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2021年9月8日に日本でレビュー済み
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本書のテーマを一言でいうと、わかっているようで、よくわからない「人間」の存在論的な意味を読み解くということだろうか。アレントは、彼女が親近感を抱く古代ギリシアと、資本主義に内在する諸問題が顕在化した近代ヨーロッパとを対比しながら、特に、カール・マルクス以来の「労働」観を見直すことで、人間を人間たらしめている本質、すなわち、「人間の条件」を多方面から考察していく。アレントは、大多数の敬虔なキリスト教徒が、道徳的な罪悪感を持たずに、ナチスの「人道に対する罪」に協力した事実に強い関心を持っていたが、そのことは本書のモチーフにも影響を与えているはずだ。

けれども、文脈のディテールにはまり込みすぎると、このユニークな政治哲学の主旨を見逃すだろう。なにしろ、本書は、抽象的なイメージが滾々(こんこん)と湧き出す雄弁な哲学書なのだから。そして、本書の論述の豊饒さは、プラトン哲学の「イデア」的な考え方を具体的な事象(アレントの言い方では「人間事象」)に適用しているからなのだと思う。イデアは、「真実在」とも呼ばれ、私たちが物体をカテゴリー的に認識する際の観念的実体といってよいだろう(以下、カギ括弧内は本書からの引用)。

・「私たちはあるイメージ、たとえばあるベッドの「イデア」を自分の心の眼の前に思い浮かべることなしにベッドを作ることなどできない。また、ひるがえって、現実的な物について、なにかある視覚的経験に訴えることなしには、ベッドのイメージを持つことはできない。」(p230-p231)

・「モデルやイメージは、製作の始まる以前からすでに存在し、製作が終わった後にも残る。要するに、それは、製作されて存在するに至ったすべての使用対象物を超越して存続する。このモデルやイメージの永続性の特質は、永遠のイデアというプラトンの説に強い影響力を与えた。」(p231)

私たちは、無意識のうちに、ベッドとはこういうものだと認識し、日常生活で、ベッドとテーブルを見誤るようなことはない。けれども、ベッドのイデアを、「テーブルと同じ脚が4本だが、人が寝るために…」と、言葉で説明するのは必ずしも容易ではない。考察する時間が必要だ。この物体を観察し、イデアを考察するような創造的な行為を、アレントは特に「観照」と呼んでいる。

興味深いことに、最終章の第6章では、「われに支点を与えよ、さらば地球も動かさん」の名言で知られる「アルキメデスの点」のエピソードなど、例外的に、自然科学を中心とする人間事象が数多く語られるが、かえって平板な論述となっていて、ほかの章のような議論沸騰とはなっていない。やはり、本書の豊饒なイメージは、イデア的・観照的な手法を駆使した文体による効果が大きいのだろう。ではいっそのこと、観照の対象となる物体を、ベッドやテーブルではなく、「人間」に置き換えてみてはどうか。すなわち、観照によって見えてくる「人間のイデア」とはなにか。

本書の構想を図式化すると、「人間のイデア」、つまり、人間の超越的な本質は、「労働」「仕事」「活動」という活動力に分類され、これらの活動力が行使される場として、「公的領域」と「私的領域」の2種類があるということになる。ここにいう「労働」とは、人間の生命維持のために最低限必要なもので、工場での分業に代表される単純作業などを意味する。一方、「仕事」とは、イデアを観照し、道具や器具を使い、耐久性のある工作物を「製作」する創造的な活動力を意味する。この分類は、どことなく、ブルーカラーとホワイトカラーの違いを連想させる。ここで、だれもが戸惑うに違いないのは、人間の活動力をあえて「労働」と「仕事」に分けることの必然性だ。なぜ「労働」に一本化できないのだろう。

訳者の志水速雄氏が、1971年、ニューヨークのアレントの自宅で行ったインタビューで、「この労働・仕事・活動という概念をどこでえられたのでしょうか」という志水氏の質問に対し、アレントは、「そういう質問をするのは男だけで、女はそんな質問をしません」と釘を刺し、台所で作ったオムレツはすぐになくなるが、タイプライターで書いたもの残ると回答したという。志水氏いわく、「オムレツを作るのは「労働」であり、タイプライターで作品を書くのは「仕事」なのである」(p535)。だから、「私的領域」の家庭内で行われる無報酬の、いわゆるシャドウ・ワークは、すべて「労働」に含まれることになる。けれども意外に思われるのは、プライベートでオムレツを作る「労働」に従事していたアレントが、知的労働である「仕事」を高く評価し、その一方で、「労働」に対し冷淡ともいえる態度を取っていることだ。

・「近代は伝統をすっかり転倒させた。すなわち、近代は、活動と観照の伝統的順位ばかりか、<活動的生活>内部の伝統的ヒエラルキーさえ転倒させ、あらゆる価値の源泉として労働を賛美し、かつては<理性的動物>が占めていた地位に<労働する動物>を引き上げたのである。」(p139)

アレントは、仕事に従事する人間を「工作人」と呼ぶのに対し、労働に従事する人間を「労働する動物」と呼んでいる。特に、後者の「労働する動物」は、その存在論的な実情として、「自分の肉体の私事の中に閉じ込められ、だれとも共有できないし、…世界から追放されている」(p177)とみている。彼女の考えによれば、「物化」、つまり、人間の手で工作物を製作すること(マルクスのいう「労働の外化」)は、「仕事」ならば可能だが、観照を伴わない「労働」では不可能だし、ひいては耐久性のある世界を構築することもできないことになる。そして、「耐久性だけが、物が物として存在し、明確な実態として世界に存続するかどうかを決定するのであり、それが最高の基準である」(p258)という。この「労働」批判の理論的根拠は、次の引用文でも明らかだろう。

・「活動と言論と思考は、それ自体ではなにも「生産」せず、生まず、生命そのものと同じように空虚である。それらが、世界の物となり、偉業、事実、出来事、思想あるいは観念の様式になるためには、まず見られ、聞かれ、記憶され、次いで変形され、いわば物化されて、詩の言葉、書かれたページや印刷された本、絵画や彫刻、あらゆる種類の記憶、文書、記念碑など、要するに物にならなければならない。」(p149)

アレントは、マルクスの労働価値説に対抗するかのように、「仕事」によって製作された「耐久性」のある工作物こそが価値のあるものと主張する。なぜなら、耐久性のある世界を構成し、「人間存在を単なる動物的環境から区別しているのは人間の工作物」(p11)だからだ。この引用文によれば、そういう工作物(工房や工場で作られた製品に限らず、精神的なものも含む)として、「詩の言葉、書かれたページや印刷された本、絵画や彫刻、あらゆる種類の記憶、文書、記念碑など」が例示されている。

・「活動actionとは、物あるいは事柄の介入なしに直接人と人との間で行なわれる唯一の活動力であり、多数性という人間の条件、すなわち、地球上に生き世界に住むのが一人の人間manではなく、多数の人間menであるという事実に対応している。」(p20)

・「なるほど<労働する動物>も、他人の存在、他人との共同の中で生きている。しかし、この共同性には、真の多数性を特徴づける印がなに一つない。労働の共同性を、ユニークな人格の間との関係と比較することができないのはいうまでもない。それだけでなく、この共同性は、仕事人の場合のように、さまざまな技能と職業の目的ある結合から生まれるものでもない。そうではなく、この共同性は、基本的にはすべて同一の個体が集合することから生まれるのである。というのも、この場合、人間は単に生きた有機体にすぎないからである。」(p340)

不思議なことに、アレントは、第二次世界大戦で生存の危機に直面した深刻な体験を有しながら、ここで、「人間は単に生きた有機体にすぎない」と辛辣に言い放ち、また、人間の「生命が最高善である」(p487)と評価することにも積極的な意義を与えない。あたかも、自然権としての基本的人権の意義を認めないかのように。同じように、「私的領域」での私生活についても、「私生活の特徴の一つは、この領域に住む人間は、真の人類としてではなく、動物の種たるヒトの一員として存在するという点にあった。」(p70)とかなり否定的だ。けれど、その真意として、彼女は、あるスクールの講義のなかで、「人間にとっての最高善は、<生命>の維持であり、世界と人類の存続であると主張すること…は、いかなる倫理も道徳性も、もはや存在しなくなることにほかならない」(『責任と判断』所収「道徳哲学のいくつかの問題」)と述べている。このアレントの生命観をどう理解すべきかは判断に苦慮するところだが、結局、人間の生物学的な生命過程に即自的な意味を付与することはできないが、かといって、人間のイデア、つまり、マルクスのいう人間の「類的本質」に優位性を付与することも拒絶していたのだと解釈したい。

ところで、アレントは、その経済的な観点から、「公的領域とは、交換市場であり、そこでは彼は自分の手になる生産物を陳列し、自分にふさわしい評価を受けることができる」(p255)と説明する。また、人間の多数性の効果によって、活動と言論が機能する空間としての「公的領域」の意義を、次のとおり説明する。

・「活動と言論は、それに参加する人びとの間に空間を作るのであり、その空間は、ほとんどいかなる時いかなる場所にもそれにふさわしい場所を見つけることができる。…この空間は、最も広い意味の出現(アピアランス)の空間である。」(p320)

・「この暗闇(注;人間の孤独な心の暗闇)を追い散らすことができるのは、他人の存在によって公的領域を照らす光だけである。なぜなら、この他人は、約束をする人とそれを実行する人とが同一人物であることを確証するからである。したがって、許しと約束というこの二つの能力は、共に多数性に依存し、他人の存在と活動に依存している。」(p372)

アレントは、本書が取り扱うテーマの範囲を、冒頭で、「「私たちが行なっていること」こそ、実際、この本の中心的なテーマである。本書は、人間の条件の最も基本的な要素を明確にすること…だけを扱う。」(p16)と予告している。だから、人間の条件の現状分析を行ったその後の、「それでは、「労働する動物」と公的領域との関係をどう改善するのか」といったテーマが論述されるようなことはない。あくまで客観的な評価者のスタンスが貫かれている。その点で、哲学書の性格的な限界なのかもしれないが、これだけ白熱した論考がなされたわりに、結論らしい結論が見当たらないのは物足りないといえなくもない。

21世紀の現代は、アレントの生前には想像もできなかった高度情報化社会が到来し、Web上のソーシャル・ネットワークが2011年の「アラブの春」の民主化運動を主導し、昨年のアメリカ大統領選挙の行方を左右するなど、そのヴァーチャルな言論空間が「公的領域」のフロントに躍り出た。しかし、この新たな「公的領域」の裏側では、アレントがかつて指摘したような人間の「悪の凡庸さ」が猛威をふるい、政治的意図に基づくサイバー攻撃、プライヴァシー侵害、フェイクニュースによる世論操作、ビジネス・モデルとしての個人データのプロファイリングやターゲティング広告などが我がもの顔で横行している。見方を変えると、この構図は、プラットフォーマーの巨大なサーバーに縛りつけられた大衆が、ネットを利用し、その実、ネットから利用されているともいえる。アレントは、「世界疎外」という新たな概念を本書で提示しているが、AIが地球規模で人間の能力を凌駕するシンギュラリティの危険性も、21世紀を象徴する人間の自己疎外だといってよいだろう。アレントの考察を承継し、政治哲学が新たな「人間の条件」を提示すべき時期が到来しているように思う。
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2021年12月14日に日本でレビュー済み
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それなりに古かったのですが、商品説明にその通りの説明があったので、看板に偽りなしでした。
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2021年1月20日に日本でレビュー済み
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面白いので全然ページが進みません。分厚いなー。
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2020年3月10日に日本でレビュー済み
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全然大丈夫なレベルです。
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