プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥1,540¥1,540 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥1,540¥1,540 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥825¥825 税込
配送料 ¥240 6月5日-7日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】 販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
¥825¥825 税込
配送料 ¥240 6月5日-7日にお届け
発送元: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
販売者: バリューブックス 【防水梱包で、丁寧に発送します】
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
日本文学史序説 (上) (ちくま学芸文庫 カ 13-1) 文庫 – 1999/4/1
加藤 周一
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,540","priceAmount":1540.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,540","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"AbgWJ8AielQgbou8vGBmwP6tERt8NPBQThWtSxSvNd9sROfEMMK5ar0UPYSTyVt4YNBgBVFqCQOed9NS5pOvsrWdK61VXpc1tpnfOuRZyeXj9C99Sn2jpJNpRH%2Fa8ox3","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥825","priceAmount":825.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"825","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"AbgWJ8AielQgbou8vGBmwP6tERt8NPBQivuejhhfHRZLg3u9bXbdz54AHZpERbxCUSFk0MeqA9x1Yliy%2BkRGkNfNqo96iufMpvKLfFDxDqzbhKsU2a%2BWs5ZWYkR8MqbxKy%2FSYOxzpu2WHOuj9lB9v7g33QHxxl0J%2BlcTNwJynTm9uaOtOtscpQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
- ISBN-104480084878
- ISBN-13978-4480084873
- 出版社筑摩書房
- 発売日1999/4/1
- 言語日本語
- 本の長さ550ページ
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 日本文学史序説 (上) (ちくま学芸文庫 カ 13-1)
¥1,540¥1,540
最短で6月3日 月曜日のお届け予定です
残り12点(入荷予定あり)
¥1,540¥1,540
最短で6月3日 月曜日のお届け予定です
残り9点(入荷予定あり)
¥1,430¥1,430
最短で6月3日 月曜日のお届け予定です
残り4点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1999/4/1)
- 発売日 : 1999/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 550ページ
- ISBN-10 : 4480084878
- ISBN-13 : 978-4480084873
- Amazon 売れ筋ランキング: - 38,477位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1919‐2008年。東京生まれ。東京大学医学部卒。戦後、多彩な執筆活動を展開。中村真一郎・福永武彦と『1946・文学的考察』『マチネ・ポエティク詩集』などを刊行。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学をはじめ、ドイツ、イギリス、アメリカ、スイス、イタリアの大学や、上智大学、立命館大学などで教鞭をとる。2004年、平和憲法擁護の「九条の会」の呼び掛け人となる(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 三題噺 (ちくま文庫) (ISBN-13: 978-4480426710 )』が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
切り口観点が素晴らしい、何にでも役立つ
2016年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦後日本の偉大な知識人・加藤周一さんによる日本文学史。加藤さんの著書すべてに共通する二次大戦への反省と「日本人とは何か」という問題意識はここでも通奏低音を奏でており、そうした著者自身の主体的な探求心が本書に無味乾燥な文学史にはない肉感を与えています。他のレヴュアーさんも書かれているように質量ともにそれなりの読書筋を要求してくる本だとは思いますが、これは本当に日本人として読んでおきたい一冊です。
目次
日本文学の特徴について
第一章 『万葉集』の時代
第二章 最初の転換期
第三章 『源氏物語』と『今昔物語』の時代
第四章 再び転換期
第五章 能と狂言の時代
第六章 第三の転換期
第七章 元禄文化
加藤さんのほかの著作でも確認されてきたことなのですが、加藤さんの洞察によれば日本人という人たちは概して、即物的、現実的、感覚的、刹那的、此岸的、集団主義的で、哲学などの現実を超えた抽象的な思考やイデオロギーの扱いは不得手であり、集団内の平和と生活の安定を最優先する性質をもつ人たちです。本書では、鎌倉仏教の時代が例外的に宗教家たちの思想に土着の集団主義や現世主義とは異なる「超越性」が見られるとの見解に立っています(論者によっては異論のあることですが・・)。しかしどこまでも現実的で老成しており、物事は水に流すのを美徳とするような日本人の精神土壌に堅牢な超越性の柱を立てることは糠に釘を打つように困難な行為です。日本人は外来のものを日本の土着思想に取り込んで自分たちに使いやすいようにしますが、キリスト教も仏教などにみられる集団、水平、世間を超える論理や「超越性」は大概飲み込まれて変質していきます。真理や個性や論理、純粋な情熱よりも、常識や協調性や情実、実際的な妥協を好みます。
本書を読んで痛感させられたのは、文化なり思想なりが「どの地域で」「どのような階層の人を主人公とし」「どういう人たちを対象に」「どのくらいの時間で」「どの程度の範囲に影響を及ぼし」たのか、というような視点の大切さでした。例えば平安時代には和歌をはじめとした貴族文化が華やかでしたが、その文化は都の外には共有されませんでしたし、主役は貴族であり、台頭前の武士や農民たちはかかわりを持たず、その存在を和歌の中に歌われることさえまれでした。ある共通した知識や教養をもつ人たちの数というのは、いつの時代もそんなに多くはないのだなと思わされます。江戸時代の階級社会では、階級により道徳に違いがありましたが、四民平等の現代とて、例えば読書人と非読書人では思考基盤が違うでしょう。地方と都会でも違いますし、性別や年齢によってもそうでしょう。文化の浸透というのは複雑な問題だと思います。
ともあれ、本書を通読すれば日本人が知っておくべき自分たちの歴史や民族性の基礎知識がつけられますので、高校生以上ぐらいの読書力が必要かとは思いますがーあらゆる日本人に非常に非常におすすめです。
目次
日本文学の特徴について
第一章 『万葉集』の時代
第二章 最初の転換期
第三章 『源氏物語』と『今昔物語』の時代
第四章 再び転換期
第五章 能と狂言の時代
第六章 第三の転換期
第七章 元禄文化
加藤さんのほかの著作でも確認されてきたことなのですが、加藤さんの洞察によれば日本人という人たちは概して、即物的、現実的、感覚的、刹那的、此岸的、集団主義的で、哲学などの現実を超えた抽象的な思考やイデオロギーの扱いは不得手であり、集団内の平和と生活の安定を最優先する性質をもつ人たちです。本書では、鎌倉仏教の時代が例外的に宗教家たちの思想に土着の集団主義や現世主義とは異なる「超越性」が見られるとの見解に立っています(論者によっては異論のあることですが・・)。しかしどこまでも現実的で老成しており、物事は水に流すのを美徳とするような日本人の精神土壌に堅牢な超越性の柱を立てることは糠に釘を打つように困難な行為です。日本人は外来のものを日本の土着思想に取り込んで自分たちに使いやすいようにしますが、キリスト教も仏教などにみられる集団、水平、世間を超える論理や「超越性」は大概飲み込まれて変質していきます。真理や個性や論理、純粋な情熱よりも、常識や協調性や情実、実際的な妥協を好みます。
本書を読んで痛感させられたのは、文化なり思想なりが「どの地域で」「どのような階層の人を主人公とし」「どういう人たちを対象に」「どのくらいの時間で」「どの程度の範囲に影響を及ぼし」たのか、というような視点の大切さでした。例えば平安時代には和歌をはじめとした貴族文化が華やかでしたが、その文化は都の外には共有されませんでしたし、主役は貴族であり、台頭前の武士や農民たちはかかわりを持たず、その存在を和歌の中に歌われることさえまれでした。ある共通した知識や教養をもつ人たちの数というのは、いつの時代もそんなに多くはないのだなと思わされます。江戸時代の階級社会では、階級により道徳に違いがありましたが、四民平等の現代とて、例えば読書人と非読書人では思考基盤が違うでしょう。地方と都会でも違いますし、性別や年齢によってもそうでしょう。文化の浸透というのは複雑な問題だと思います。
ともあれ、本書を通読すれば日本人が知っておくべき自分たちの歴史や民族性の基礎知識がつけられますので、高校生以上ぐらいの読書力が必要かとは思いますがーあらゆる日本人に非常に非常におすすめです。
2017年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
体系づけられた構成で、必要な知識をわかりやすく得られています。
2013年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文学史といういうには余りにももったいない壮大な世界がこの本にはある。
時代背景から、個人が執筆した書物の話に移り、書物の集まりがまたその時代と人の思想を語る。
本書を読むと、文章というものがその人の考えを反映するだけでなく、その時代の思考形態、文化を映し、また思想や文化に映されることがわかる。
著者の知識量と論理展開の広がりと深みに、ただただ驚きながら読み進めるのみである。
本書を読みながら、出てくる書物を読めば、文学を読むということが、時代を読むというにつながるということが、楽しめるに違いない。
私が加藤周一を知ったのは、晩年に死去する前のNHKのインタビューだった。
彼自身の思いを酌みながら、本書を読むとまた行間からにじみ出る我々へのメッセージが見えてくるかもしれない。
名著である。
上巻は元禄文化の時代までを扱う。
時代背景から、個人が執筆した書物の話に移り、書物の集まりがまたその時代と人の思想を語る。
本書を読むと、文章というものがその人の考えを反映するだけでなく、その時代の思考形態、文化を映し、また思想や文化に映されることがわかる。
著者の知識量と論理展開の広がりと深みに、ただただ驚きながら読み進めるのみである。
本書を読みながら、出てくる書物を読めば、文学を読むということが、時代を読むというにつながるということが、楽しめるに違いない。
私が加藤周一を知ったのは、晩年に死去する前のNHKのインタビューだった。
彼自身の思いを酌みながら、本書を読むとまた行間からにじみ出る我々へのメッセージが見えてくるかもしれない。
名著である。
上巻は元禄文化の時代までを扱う。
2015年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知性の巨大さに脱帽。一つの明確な理解が得られた。著者は、理数系の素養があり、他の追随を許さない。日本の教育では、このような人間を生み出すのは困難ではないか。多数の言語に翻訳されているそうだが、外国の人は、翻訳に値するものかどうかの見極めが確かであると感じた。
2022年11月3日に日本でレビュー済み
冒頭の日本文学の特徴点から引き込まれてしまいました。
読んだきっかけは、折口信夫の日本文学発生論を加藤が
どういう視点で考察するのか、これを知りたかったから。
結果、折口信夫のことはどうでもよくなって、加藤の日本
文学史と文学論に興味をもち、時間をかけて取り組みまし
た。良い本です。
読んだきっかけは、折口信夫の日本文学発生論を加藤が
どういう視点で考察するのか、これを知りたかったから。
結果、折口信夫のことはどうでもよくなって、加藤の日本
文学史と文学論に興味をもち、時間をかけて取り組みまし
た。良い本です。
2010年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に面白く、飽きない。平家物語や今昔物語や沙石集などを評価し、面白い逸話等を細かく取り上げている。文学史となっているが思想史、哲学史と同時に歴史書としての趣がある。序論とあるが本格的な本である。日本人として一度は読むべき本である。
鎌倉時代についての記述が面白い。特に法然や親鸞に関する話題は感動的である。能、狂言などについての部分も面白い。僧慈円が日本語(漢字かな混じり文)で歴史書「愚管抄」を書いたがその理由が漢文は教育を受けた人でも意味が取れないことがあるが日本語であれば誰でも掌を指すように理解できるからと書いていると聞けば僧慈円が本物の知識人であることが了解できるというものだ。慈円が「武家の世の中へ移行することの必然性を的確に表現している」点で、著者は愚管抄を高く評価している。
ただ歴史の評価の部分が紋切り型に感じられることが多くあった。例えば「奈良時代の日本の支配層は大陸文化に影響され、その消化に忙しかった」としていることや遣唐使を派遣することを朝貢外交というのも気になる。文学史、思想史として第一級の書であることは間違いない。
鎌倉時代についての記述が面白い。特に法然や親鸞に関する話題は感動的である。能、狂言などについての部分も面白い。僧慈円が日本語(漢字かな混じり文)で歴史書「愚管抄」を書いたがその理由が漢文は教育を受けた人でも意味が取れないことがあるが日本語であれば誰でも掌を指すように理解できるからと書いていると聞けば僧慈円が本物の知識人であることが了解できるというものだ。慈円が「武家の世の中へ移行することの必然性を的確に表現している」点で、著者は愚管抄を高く評価している。
ただ歴史の評価の部分が紋切り型に感じられることが多くあった。例えば「奈良時代の日本の支配層は大陸文化に影響され、その消化に忙しかった」としていることや遣唐使を派遣することを朝貢外交というのも気になる。文学史、思想史として第一級の書であることは間違いない。
2018年10月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書き込み無しとあり注文しましたが、文字の書き込みは無かったけど、消しゴムでは消えない傍線が30数ページにあり、
煩わされました。下巻も注文しますが、傍線も書き込みありではないでしょうか?
煩わされました。下巻も注文しますが、傍線も書き込みありではないでしょうか?