英語→日本語という翻訳行為とはそもそも何であるのかを教えてくれます。
その行為には、当然英文と和文が存在します。英語は何を中心とする言葉なのか、対して日本語とは何を中心とする言葉なのかをそれぞれ比べながら、中学高校で学ぶ基本的な英文なのに、直訳では不自然になってしまう文を「自然な日本語」に訳すことを主とする本です。
この本の内容を習得することで「英文を訳す」ことに自信が持てるようになりました。
ついでに同著者の英文翻訳術という本はこの本の実践編みたいな感じです。
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英語の発想 (ちくま学芸文庫 ア 10-3) 文庫 – 2000/11/8
安西 徹雄
(著)
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- 本の長さ221ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2000/11/8
- ISBN-104480085882
- ISBN-13978-4480085887
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2000/11/8)
- 発売日 : 2000/11/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 221ページ
- ISBN-10 : 4480085882
- ISBN-13 : 978-4480085887
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2001年12月25日に日本でレビュー済み
自分が読んだ感じは、「英語の発発想」の方が、英語→日本語、読まれる方の興味次第で受け取り方が異なるのかもしれないなとも思っています。
2023年9月30日に日本でレビュー済み
.
著者の安西徹雄氏は1933年生まれ。この書を出した1983年当時は上智大学の教授でした。2000年には文庫化され、『 英語の発想』 』としてちくま学芸文庫のラインアップに加えられています。
私は今から12年前に、この著者の『 英文翻訳術 』を読んで大いに学ぶところがあったと実感したものです。久しぶりに著者の書を手に取ってみました。
この書が出る2年前の1981年、東京大学で言語学を研究していた池上嘉彦教授が『 「する」と「なる」の言語学 言語と文化のタイポロジーへの試論』 』(大修館書店)を出版しています。安西鉄雄氏はこの書に触発される形で、翻訳家の観点から対照言語学的に日本語と英語の特徴を腑分けしていきます。
◇英語では名詞で書いてあっても、日本語ではこれを動詞によみほどいてやったほうが自然な訳文を得やすい。
◇英語では<もの>を主語にした構文になっていても、日本語では人間を主体にした表現に変えたほうがついて行きやすい。
◇英語では、重要な情報は文章の前のほうにくるのにたいして、日本語ではむしろ、力点は文末にくる傾向がある。
◇日本語では、主語の働きは動詞によって果たされる面が多い。だから、わざわざ主語を表に出す必要のない場合が少なくない。
◇日本語は一般に直接話法が得意である。ところが英語は、むしろ間接話法を得意とする。
◇日本語では、物事全体が自然にそうなったというような表現を好むのにたいして、英語ではこれを人間の「行動」として捉え、「動作主+他動詞+目的語」の形で表現することを好む。
著者はこうした日英の言語比較の末に、さまざまな翻訳テクニックを提示してくれます。
▽英文の無生物主語は、原因・理由を表す副詞句や副詞節に置き換える。
▽英文の目的語の位置にある人間は、日本語では主語に置き換え、その代わり動詞を受け身に改めるか、受け身に類する表現に変えたほうが良い。(BをYにする。→BはYになる。)
▽英語の描出話法では、間接話法における伝達部(A+動詞(sayやask)+that)がなく、被伝達部だけが独立している。それに代名詞の人称や動詞の時制は間接話法と同じだが、疑問文の語順は直接話法と同じになる。(例:Had she seen her lately? 「私、最近会ったことあるかしら?」)
それぞれ詳しい解説は本書をじっくりと読んでいただければと思います。良書です。
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著者の安西徹雄氏は1933年生まれ。この書を出した1983年当時は上智大学の教授でした。2000年には文庫化され、『 英語の発想』 』としてちくま学芸文庫のラインアップに加えられています。
私は今から12年前に、この著者の『 英文翻訳術 』を読んで大いに学ぶところがあったと実感したものです。久しぶりに著者の書を手に取ってみました。
この書が出る2年前の1981年、東京大学で言語学を研究していた池上嘉彦教授が『 「する」と「なる」の言語学 言語と文化のタイポロジーへの試論』 』(大修館書店)を出版しています。安西鉄雄氏はこの書に触発される形で、翻訳家の観点から対照言語学的に日本語と英語の特徴を腑分けしていきます。
◇英語では名詞で書いてあっても、日本語ではこれを動詞によみほどいてやったほうが自然な訳文を得やすい。
◇英語では<もの>を主語にした構文になっていても、日本語では人間を主体にした表現に変えたほうがついて行きやすい。
◇英語では、重要な情報は文章の前のほうにくるのにたいして、日本語ではむしろ、力点は文末にくる傾向がある。
◇日本語では、主語の働きは動詞によって果たされる面が多い。だから、わざわざ主語を表に出す必要のない場合が少なくない。
◇日本語は一般に直接話法が得意である。ところが英語は、むしろ間接話法を得意とする。
◇日本語では、物事全体が自然にそうなったというような表現を好むのにたいして、英語ではこれを人間の「行動」として捉え、「動作主+他動詞+目的語」の形で表現することを好む。
著者はこうした日英の言語比較の末に、さまざまな翻訳テクニックを提示してくれます。
▽英文の無生物主語は、原因・理由を表す副詞句や副詞節に置き換える。
▽英文の目的語の位置にある人間は、日本語では主語に置き換え、その代わり動詞を受け身に改めるか、受け身に類する表現に変えたほうが良い。(BをYにする。→BはYになる。)
▽英語の描出話法では、間接話法における伝達部(A+動詞(sayやask)+that)がなく、被伝達部だけが独立している。それに代名詞の人称や動詞の時制は間接話法と同じだが、疑問文の語順は直接話法と同じになる。(例:Had she seen her lately? 「私、最近会ったことあるかしら?」)
それぞれ詳しい解説は本書をじっくりと読んでいただければと思います。良書です。
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2015年12月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英語と日本語の違いが分かりやすく説かれています。目から鱗の内容で、とても勉強になりました。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても勉強になりました。
今まで直訳的だったことに気づき、どの点が悪かったのかがはっきりしたので、今後の翻訳が改善されると思います。
今まで直訳的だったことに気づき、どの点が悪かったのかがはっきりしたので、今後の翻訳が改善されると思います。
2020年5月31日に日本でレビュー済み
「日本語は動詞中心、英語は名詞中心」とは、一般に認められていることのようだ。
本書は、そのことをより深く考察していて、説得力がある。
また、単なる分析にとどまらず、実用的でもある。
上記のように、丁寧な考察が本書の読みどころなのだが、それを以下に乱暴に要約してみる。
日本語の文は、極論すれば述部のみで成り立つ。
動作主の情報も、動詞の表現の使い分け(おっしゃる、申す、など)によって伝えることができる。
それに対して、英語の文は、SVOなどの構文を必ず選択しなければならず、そしてSやOは名詞である。
従って英文では、名詞を中心に構成することが必要となる(関係代名詞などが発達した理由でもある)。
言い換えると、SやOに情報をまとめ、それをVでつなげば、英語で表現ができるということになる。
英語が名詞中心であるといっても、SVOのVは、自然に「なる」のではなく「する」ことを表現する。
まとめると、英語は「動作主の行動を名詞中心に表現する」言葉といえようか。
安西氏は、日本語と英語の言語としての連続性が大前提だと強調している。
あまり極端な対比ばかりに気をとられず、言語の共通する面も捉えたい。
本書は、そのことをより深く考察していて、説得力がある。
また、単なる分析にとどまらず、実用的でもある。
上記のように、丁寧な考察が本書の読みどころなのだが、それを以下に乱暴に要約してみる。
日本語の文は、極論すれば述部のみで成り立つ。
動作主の情報も、動詞の表現の使い分け(おっしゃる、申す、など)によって伝えることができる。
それに対して、英語の文は、SVOなどの構文を必ず選択しなければならず、そしてSやOは名詞である。
従って英文では、名詞を中心に構成することが必要となる(関係代名詞などが発達した理由でもある)。
言い換えると、SやOに情報をまとめ、それをVでつなげば、英語で表現ができるということになる。
英語が名詞中心であるといっても、SVOのVは、自然に「なる」のではなく「する」ことを表現する。
まとめると、英語は「動作主の行動を名詞中心に表現する」言葉といえようか。
安西氏は、日本語と英語の言語としての連続性が大前提だと強調している。
あまり極端な対比ばかりに気をとられず、言語の共通する面も捉えたい。
2019年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本のレビューがどうも本物のレビューとは思えない。こんな化石化した英語を使う人います?どんな場面で役に立つのか見当がつかない。
2010年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、英文学研究者が日本語を再発見した過程を案内してくれる本だ。
安西先生は、英語の構文の世界観の観点から、日本語らしい日本語とは
どんな表現なのか、という疑問に対して、丁寧に教えてくれている。
その証拠に、この本で盛んに引用されている言語学者たちはいずれも
日本語の深層を直観した研究者たちである。
「そうか、だから日本語ではそういう表現をするのか!」と合点させられる。
安西先生は、英語の構文の世界観の観点から、日本語らしい日本語とは
どんな表現なのか、という疑問に対して、丁寧に教えてくれている。
その証拠に、この本で盛んに引用されている言語学者たちはいずれも
日本語の深層を直観した研究者たちである。
「そうか、だから日本語ではそういう表現をするのか!」と合点させられる。