実は、この本の元本を新橋の古本市で購入して、つまみ読みして楽しんでいました。
元本の出版は昭和4年、世界恐慌の前年です。
戦前の東京の賑わい、意外に発達した私鉄網、少年犯罪の多さといった知られざる事実が、生生しく描かれていて、当時の東京を見物しているかのような気分になれます。
元本は、箱付きのハードカバーの立派な本で、普段持ち歩くというのには不便でしたが、こちらなら、かばんに入れて、出先や移動中に楽しめるて重宝しています。
下巻が入手困難なのが惜しいですね……。そのため星4つとさせていただきました。
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大東京案内 (上) (ちくま学芸文庫 コ 18-1) 文庫 – 2001/10/10
今 和次郎
(編集)
- 本の長さ340ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2001/10/10
- ISBN-104480086714
- ISBN-13978-4480086716
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2001/10/10)
- 発売日 : 2001/10/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 340ページ
- ISBN-10 : 4480086714
- ISBN-13 : 978-4480086716
- Amazon 売れ筋ランキング: - 230,726位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
文体が古いが、読めないほどでない。当時の東京がよく伝わります。貴重な本。下巻は重版していないのか、入手困難です。
2019年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
関東大震災後の目覚ましい復興を見せる東京の当時の姿を知る上でも重要な史料です。内容としては、官省や企業の建物や交通機関の現状と盛衰、観光地や娯楽など帝都の表の貌が描かれており、読んでていて楽しい。ただ第二次大戦以降かなり変わっているので、地理的にピンと来ないこともあります。
2012年1月31日に日本でレビュー済み
関東大震災後まもない、昭和初期の東京ついて、いろいろな角度から紹介している。
銀座、赤坂、新宿、渋谷、神楽坂などの町の様子。
三越や松坂屋などの百貨店、レストランなどの飲食店、学校、官庁、博物館、交通機関などなど。
また、そこで暮らす人々の暮らしについても、上流階級から、貧民、水商売の女性の暮らしなども詳しく調べて、記載している。
今も残っているもの、すでに消えてしまったもの。およそ80年というときの流れを感じさせる。
この本を読むと、関東大震災後の東京にタイムスリップにできる。
銀座、赤坂、新宿、渋谷、神楽坂などの町の様子。
三越や松坂屋などの百貨店、レストランなどの飲食店、学校、官庁、博物館、交通機関などなど。
また、そこで暮らす人々の暮らしについても、上流階級から、貧民、水商売の女性の暮らしなども詳しく調べて、記載している。
今も残っているもの、すでに消えてしまったもの。およそ80年というときの流れを感じさせる。
この本を読むと、関東大震災後の東京にタイムスリップにできる。