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筆蝕の構造: 書くことの現象学 (ちくま学芸文庫 イ 26-1) 文庫 – 2003/2/1
石川 九楊
(著)
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2003/2/1
- ISBN-104480087346
- ISBN-13978-4480087348
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2003/2/1)
- 発売日 : 2003/2/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4480087346
- ISBN-13 : 978-4480087348
- Amazon 売れ筋ランキング: - 489,299位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 709位日本の伝統文化の書道
- - 1,577位ちくま学芸文庫
- - 3,584位アート・建築・デザイン作品集
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書くという行為には、紙と筆記具との摩擦などの感覚が自省を促し、書いている言葉に影響を与えることを知り、新鮮だった。このような筆触を伴わないパソコンの使用は私達をどこに向かわせるのか、考えさせられた。
2013年3月20日に日本でレビュー済み
書、というものを「かく」という作業感覚で考察し、ことばを「筆蝕」するというところにその本質がある、という主題を巡った論考。
ほとんど実際の書における古典の写真とかはないのでその点は気をつけるべきだが、書の感覚から遊離した思考の遊びになることなく、実作感覚を重視している。
ただ、言いたいことは基本的にまとめられることを何度も言っているような煩瑣さもある程度感じた。
作者は書家だが、言葉をちゃんと受け止めて考えないで書体を重視する東アジア文化的感性は病んでいる、とも言う。その通りだと思う。
現代において、筆蝕なきパソコン書きはいずれ書き言葉の終焉をもたらすであろう、という予測で終わる。
ほとんど実際の書における古典の写真とかはないのでその点は気をつけるべきだが、書の感覚から遊離した思考の遊びになることなく、実作感覚を重視している。
ただ、言いたいことは基本的にまとめられることを何度も言っているような煩瑣さもある程度感じた。
作者は書家だが、言葉をちゃんと受け止めて考えないで書体を重視する東アジア文化的感性は病んでいる、とも言う。その通りだと思う。
現代において、筆蝕なきパソコン書きはいずれ書き言葉の終焉をもたらすであろう、という予測で終わる。