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夜這いの民俗学・夜這いの性愛論 文庫 – 2004/6/10
赤松 啓介
(著)
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- 本の長さ326ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2004/6/10
- ISBN-104480088644
- ISBN-13978-4480088642
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2004/6/10)
- 発売日 : 2004/6/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 326ページ
- ISBN-10 : 4480088644
- ISBN-13 : 978-4480088642
- Amazon 売れ筋ランキング: - 87,588位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月30日に日本でレビュー済み
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良い本です
2022年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
柳田邦男民俗学への批判が厳しい。民俗をきれいごとでしか見なかった柳田学への批判は、たぶんその通りだろうと思うし、著者が繰り返し主張するムラの若衆宿や筆下ろしなどの民俗も、たぶん事実なのだろう。認識を新たにする面が多い。とはいえ、自身の記憶をベースにしたムラ社会の性習俗の反復記述には、ついつい不快感が湧いてしまう。ムラ社会の習俗にはおそらく掟的な面も含んだに違いない。現代個人の性意識で期待しがちな色恋沙汰とは程遠い。柳田学や明治開化時代の儒教原理への批判が勉強になったし、もしかしたらそんな意識が残るムラ、せめて個人は今もいるのかもしれない。全編を逐一読む気にはなれなかったがコロナ下のウツ気分は変わった。
2021年4月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
虚実取り混ざった印象の本である。田舎や商家の夜這の話では、昔、祖父母から聞いた話に共通することと明らかに作り話がある。一方で、戦前の共産党員が逮捕されるとベラベラ白状する話は、真実味がある。
著者は自力で聞き取ったと言いおるが、その方法論は示されず、柳田民俗学を批判するのは如何なものか。ただ、話としては面白いので、雑談のネタには丁度良いレベルの本である。
著者は自力で聞き取ったと言いおるが、その方法論は示されず、柳田民俗学を批判するのは如何なものか。ただ、話としては面白いので、雑談のネタには丁度良いレベルの本である。
2018年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
集中してずーっと読んでいたら
途中から同じ内容が繰り返されていて
すごく疲れました。
2冊の内容が被った本が
続くからでしょうか。
内容は面白かったです。
途中から同じ内容が繰り返されていて
すごく疲れました。
2冊の内容が被った本が
続くからでしょうか。
内容は面白かったです。
2020年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今では失われたかつての日本の文化が、筆者の体験談として書かれています。
最後まで非常に興味深く読み終わりました。
最後まで非常に興味深く読み終わりました。
2015年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
夜這いとは、夜陰に紛れ、男が好きな女の許に通うことだと思っていたが、本書を読んでそれは認識不足だと知りました。筆者生誕の兵庫県における農村の聞き取り調査や自らの実体験によると、戦前の農村では、少年の筆下しや少女の水揚げは、早い者は10歳ぐらい、遅い者でも15歳ぐらいまでに体験した(あるいは体験させられた)という。その後は男であれば、村落の後家達、有夫の女性達、自分より年長の娘達の許に夜這いを掛けたのだという。また、夜這いは娯楽であり、農作業の重労働で溜まったストレス発散の手段でもあったという。村落における女性の地位は男と同等以上であり、夜這いの日は旦那を追い出して若い男と楽しむ女性も珍しくなかったそうである。
結婚は家の格やその他の条件を顧慮して決められる。結婚までに男子も女子も実地の性教育を十分受けている。よって童貞や処女で結婚する者はいなかったし、初夜で失敗する者もいなかった
古来、日本は性に対しておおらかな国だったが、明治以降、一夫一婦制を定着させようという政策で夜這いという健全な風習が弾圧されたと筆者はいう。
赤松氏の「非常民の民族文化」もなかなか興味深い。こちらは戦前の貧しい都市生活者の性の実態も考証している。
結婚は家の格やその他の条件を顧慮して決められる。結婚までに男子も女子も実地の性教育を十分受けている。よって童貞や処女で結婚する者はいなかったし、初夜で失敗する者もいなかった
古来、日本は性に対しておおらかな国だったが、明治以降、一夫一婦制を定着させようという政策で夜這いという健全な風習が弾圧されたと筆者はいう。
赤松氏の「非常民の民族文化」もなかなか興味深い。こちらは戦前の貧しい都市生活者の性の実態も考証している。
2011年6月1日に日本でレビュー済み
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数年前から雑誌などで見聞きしていましたが、想像以上の内容でした。
エロチックな本とばかりに思っていましたが、なるほど「民俗学」にふさわしい詳細な内容に
満足しました。時代的背景が詳しく説明されていて改めて「生きる」「生活する」とは何かを
教わったような気がします。私が流通業に従事して来た為か、特に大阪商人のその実態、風習、
知恵には興味をもって読ませて頂きました。「なるほど」の連発でした。
エロチックな本とばかりに思っていましたが、なるほど「民俗学」にふさわしい詳細な内容に
満足しました。時代的背景が詳しく説明されていて改めて「生きる」「生活する」とは何かを
教わったような気がします。私が流通業に従事して来た為か、特に大阪商人のその実態、風習、
知恵には興味をもって読ませて頂きました。「なるほど」の連発でした。
2016年5月16日に日本でレビュー済み
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数十年前は日本もこういう世界だったんですね
日本は豊かになり
女性にとっては良い時代になりました
人間は清濁持った"生物"です
日本は豊かになり
女性にとっては良い時代になりました
人間は清濁持った"生物"です