上巻読了後、丸1日で読み終えました。
挿絵に地図があり、欧州の地理にそこまで詳しくなくても十分読めると思います。
邦訳も自然で非常に読みやすいです。
米ソ冷戦におけるキューバ危機前夜の渦中で、当時米国大統領だったケネディー氏も読破した
という話を別の本で読み、この本を手に取りました。
各国言語の翻訳版が出版されているだけあり、良書だと感じました。
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八月の砲声 下 (ちくま学芸文庫) 文庫 – 2004/7/8
バーバラ・W・タックマン
(著),
山室 まりや
(翻訳)
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- 本の長さ452ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2004/7/8
- ISBN-104480088687
- ISBN-13978-4480088680
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2004/7/8)
- 発売日 : 2004/7/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 452ページ
- ISBN-10 : 4480088687
- ISBN-13 : 978-4480088680
- Amazon 売れ筋ランキング: - 112,572位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 267位ヨーロッパ史一般の本
- - 423位ちくま学芸文庫
- - 31,908位文学・評論 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月30日に日本でレビュー済み
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2017年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第一次世界大戦と言えば遠いヨーロッパが主な戦場、日本は連合国側で参戦したとは言え戦争に至るまでの経過、各国のやり取り等、謎と言っていいけど、この本でよく分かった
2018年9月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻に続き、第一次世界大戦を扱ったノンフィクション。
下巻は開戦後のごたごた、だめだめなロシア、パリまであと一歩としながら運命が味方せず、マルヌ会戦でドイツが敗れるところで終わる。
当然後付けだが、情報が全てを左右している。勘違い、準備不足、連携不足が相まって、誤った判断を下す。
なかなか面白かったが、長いので結構気合いがいる本だった。
下巻は開戦後のごたごた、だめだめなロシア、パリまであと一歩としながら運命が味方せず、マルヌ会戦でドイツが敗れるところで終わる。
当然後付けだが、情報が全てを左右している。勘違い、準備不足、連携不足が相まって、誤った判断を下す。
なかなか面白かったが、長いので結構気合いがいる本だった。
2018年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書の上巻のレビューの時にも書いたが、なぜ、この翻訳者の訳文はこんなに読みにくいのか。
欧文をそのまま直訳しているために、文の頭から神経を集中して読まないと文章が何を言っているのか分からない時がある。
本書はアメリカでピューリツァ賞を取った名作であり、ケネディ大統領の推薦書となっているが、それは飽くまで英文の原文に対する評価であって
この翻訳書に対する評価ではないことを頭に入れておく必要がある。
下巻に入り、本書は「戦闘」に集中した説明に徹する。「戦争」ではなくて「戦闘」である。
つまりフランス軍の第何軍がこう動いたらドイツの第何軍がこう動いたなど軍団による、移動、攻撃、退却などの局地戦に主眼を置いている。
従って、本書によって第一次大戦の包括的説明を期待することはできない。第一次大戦の包括的説明ならほかに良書もあろうと思う。
思うにケネディーが本書に感激したのは、各軍や司令官たちの考え方、行動、軍団の動きなどが詳説してあるため、軍人としてのケネディーの琴線に触れたのではないかと思う。
上巻は主としてドイツ軍によるベルギー攻略、その情け容赦のない殺戮などに主眼が置かれていたが下巻に入ってようやくロシア軍がでてくる。
文句ばかり言って申し訳ないが、フランス、ドイツを主役としてそこにロシアや英国が加わって、戦闘の描写はますます読者の頭を混乱させる。
たとえばフランス第五軍、ロシアの第一軍、それに呼応して英国の第何軍などの説明が交錯してくると、それこそいちいちメモでも取っていなければフォローしきれない。
この読者の混迷に輪をかけるのがこの戦闘の出場者たる将軍たちの名前だ。フレンチ将軍はなんとイギリス人である。ここに何人か説明のないまま飛び交う多数の固有名詞、戦場の地名、軍隊の右翼・左翼とはどちらから見ての話しなのか。地図は上巻に比べて枚数は多く入っているが、白黒の線描の地図に地名、川の名前、ロシア軍、フランス軍などの軍団の向きなどが平面上に書き込まれていて、ほとんど読書の訳に立たない。
本編を通じて酷評されているのがフレンチ司令官指揮下のイギリス軍の動き。
フレンチは、自国の軍隊を無傷に温存することばかり考えて、フランス側の戦闘協力依頼を断って退却を続ける。
それでも、最後のマルヌ川の決戦でようやく涙を流して反撃に参加することを了承する。
本書は上巻下巻合わせると1000ページ近い大著だが、それでも扱っているのはせいぜい開戦から40にちぐらいのものである。
このあと戦争は4年も続くのであるから、第一次大戦の概観を得たければ日本人の書いた概説書を読むべきだ。
難解な本書の日本語(一部は翻訳者の造語と思われるものもあり)を読解するのに時間をかけすぎるのは余りにも勿体ない。
欧文をそのまま直訳しているために、文の頭から神経を集中して読まないと文章が何を言っているのか分からない時がある。
本書はアメリカでピューリツァ賞を取った名作であり、ケネディ大統領の推薦書となっているが、それは飽くまで英文の原文に対する評価であって
この翻訳書に対する評価ではないことを頭に入れておく必要がある。
下巻に入り、本書は「戦闘」に集中した説明に徹する。「戦争」ではなくて「戦闘」である。
つまりフランス軍の第何軍がこう動いたらドイツの第何軍がこう動いたなど軍団による、移動、攻撃、退却などの局地戦に主眼を置いている。
従って、本書によって第一次大戦の包括的説明を期待することはできない。第一次大戦の包括的説明ならほかに良書もあろうと思う。
思うにケネディーが本書に感激したのは、各軍や司令官たちの考え方、行動、軍団の動きなどが詳説してあるため、軍人としてのケネディーの琴線に触れたのではないかと思う。
上巻は主としてドイツ軍によるベルギー攻略、その情け容赦のない殺戮などに主眼が置かれていたが下巻に入ってようやくロシア軍がでてくる。
文句ばかり言って申し訳ないが、フランス、ドイツを主役としてそこにロシアや英国が加わって、戦闘の描写はますます読者の頭を混乱させる。
たとえばフランス第五軍、ロシアの第一軍、それに呼応して英国の第何軍などの説明が交錯してくると、それこそいちいちメモでも取っていなければフォローしきれない。
この読者の混迷に輪をかけるのがこの戦闘の出場者たる将軍たちの名前だ。フレンチ将軍はなんとイギリス人である。ここに何人か説明のないまま飛び交う多数の固有名詞、戦場の地名、軍隊の右翼・左翼とはどちらから見ての話しなのか。地図は上巻に比べて枚数は多く入っているが、白黒の線描の地図に地名、川の名前、ロシア軍、フランス軍などの軍団の向きなどが平面上に書き込まれていて、ほとんど読書の訳に立たない。
本編を通じて酷評されているのがフレンチ司令官指揮下のイギリス軍の動き。
フレンチは、自国の軍隊を無傷に温存することばかり考えて、フランス側の戦闘協力依頼を断って退却を続ける。
それでも、最後のマルヌ川の決戦でようやく涙を流して反撃に参加することを了承する。
本書は上巻下巻合わせると1000ページ近い大著だが、それでも扱っているのはせいぜい開戦から40にちぐらいのものである。
このあと戦争は4年も続くのであるから、第一次大戦の概観を得たければ日本人の書いた概説書を読むべきだ。
難解な本書の日本語(一部は翻訳者の造語と思われるものもあり)を読解するのに時間をかけすぎるのは余りにも勿体ない。
2020年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
非常に詳しく調べていて、素晴らしいと思います
2018年12月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
当時の2大文明国が、4年間にわたる消耗戦を戦い、両者とも深く心に傷を負ったであろう徒労感をページごとに感じさせる戦争の実態を初期の約40日間にわたって詳細に記述している。
戦争に入るドイツの思い上がりや、仏英の意地の突っ張り合い、日ごろ勇ましいがいざ戦争になると地金が出てしまう将軍たちなど、大きな組織の問題と個人の性格の問題など、様々な要素を20世紀の後段のように語ってくれる名著。
戦争に入るドイツの思い上がりや、仏英の意地の突っ張り合い、日ごろ勇ましいがいざ戦争になると地金が出てしまう将軍たちなど、大きな組織の問題と個人の性格の問題など、様々な要素を20世紀の後段のように語ってくれる名著。
2022年7月21日に日本でレビュー済み
他の方が述べられているように、決して上手い翻訳ではない、地図もまあまあある方だが、それでも完ぺきとは言いかねる、またとても多くの人名に戸惑った方もみえよう。
しかし、そう言った多くの欠点を抱えても、とても面白い。戦争というものの本質が良くわかる。
初期段階でのフランス軍の作戦、動きはとてつもなく稚拙、というかほとんど作戦とすら言えない。
少なくとも、ドイツ軍が結果としてイギリス軍の参戦を招いてでも、ベルギーに攻め込んだ時点で、その意図を察知すべきだろう。
しかし、一旦ドイツ軍の意図を把握してからのジョフルの作戦指揮が秀逸。各軍の司令官の不満を抑えきり、全く当てにならず腰が据わらないで逃げることしか考えてないイギリス軍を土壇場で踏みとどませるなど、見事としか言いようがない。
ドイツ軍、そもそも大モルトケに絶対重用するなと言われた、シュリーフェンの立案した計画に従ったこと自体どうかと思われる。
案の定、言わんこっちゃない、軍事を政治に優先させた結果、イギリスの参戦を招いてしまった。
そして、抵抗しないはずが、頑強に抵抗するベルギー軍、予定よりもずっと早く攻め寄せるロシア軍。もう、前提条件からしてボロボロっていうか、そもそも第一軍に一日40キロ行軍させることを前提とするなど正気とも思えない。
それでも、初期段階の仏軍の作戦行動があまりに愚劣だったので、進軍は順調だった。
ところが、そこから先が。
好き勝手に行動する現地軍司令官、そしてそれを抑えきれない中央・小モルトケ。
本来なら守備に徹するはずだった、左翼の司令官たちを抑えきれず兵力を抽出できないって、もう馬鹿か、あほかと。っていうか小モルトケは、ジョフルに比べてあまりに威厳がなさすぎる。
と、かなり細部に踏み込んで書いてしまったが、要は、戦争というのものはお互いの錯誤の繰り返しであり、錯誤が少ない方が勝利するという原則を改めて確認出来てとても満足だった。
読みにくいとおっしゃる方、自分はまずエクセルで人名表を作り、なおかつグーグルマップで地名を確認しながら読みました。それだけの価値がある本だと思います
しかし、そう言った多くの欠点を抱えても、とても面白い。戦争というものの本質が良くわかる。
初期段階でのフランス軍の作戦、動きはとてつもなく稚拙、というかほとんど作戦とすら言えない。
少なくとも、ドイツ軍が結果としてイギリス軍の参戦を招いてでも、ベルギーに攻め込んだ時点で、その意図を察知すべきだろう。
しかし、一旦ドイツ軍の意図を把握してからのジョフルの作戦指揮が秀逸。各軍の司令官の不満を抑えきり、全く当てにならず腰が据わらないで逃げることしか考えてないイギリス軍を土壇場で踏みとどませるなど、見事としか言いようがない。
ドイツ軍、そもそも大モルトケに絶対重用するなと言われた、シュリーフェンの立案した計画に従ったこと自体どうかと思われる。
案の定、言わんこっちゃない、軍事を政治に優先させた結果、イギリスの参戦を招いてしまった。
そして、抵抗しないはずが、頑強に抵抗するベルギー軍、予定よりもずっと早く攻め寄せるロシア軍。もう、前提条件からしてボロボロっていうか、そもそも第一軍に一日40キロ行軍させることを前提とするなど正気とも思えない。
それでも、初期段階の仏軍の作戦行動があまりに愚劣だったので、進軍は順調だった。
ところが、そこから先が。
好き勝手に行動する現地軍司令官、そしてそれを抑えきれない中央・小モルトケ。
本来なら守備に徹するはずだった、左翼の司令官たちを抑えきれず兵力を抽出できないって、もう馬鹿か、あほかと。っていうか小モルトケは、ジョフルに比べてあまりに威厳がなさすぎる。
と、かなり細部に踏み込んで書いてしまったが、要は、戦争というのものはお互いの錯誤の繰り返しであり、錯誤が少ない方が勝利するという原則を改めて確認出来てとても満足だった。
読みにくいとおっしゃる方、自分はまずエクセルで人名表を作り、なおかつグーグルマップで地名を確認しながら読みました。それだけの価値がある本だと思います
2015年5月1日に日本でレビュー済み
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いろいろ批判はあるが、第一次大戦の長期化、第二次大戦への流れなど考えさせる示唆に富む内容。