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漢字の文化史 (ちくま学芸文庫 ア 26-1) 文庫 – 2007/6/1
阿辻 哲次
(著)
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/6/1
- ISBN-104480090665
- ISBN-13978-4480090669
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/6/1)
- 発売日 : 2007/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 255ページ
- ISBN-10 : 4480090665
- ISBN-13 : 978-4480090669
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,348,681位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本の6章のうち最初の2章は、古代中国でも殷(「商」が正式らしい)から漢にかけて、今まで空想とか伝説とかと言われてきた歴史や文化や政治制度などが、甲骨文字より古い最古の漢字の発掘によって、新たな事実や伝説などのが事実として裏打ちされて行く過程を述べ、すごく挑戦的かつ刺激的な内容である。これだけでも十分に読むに値する。しかし、そこから先は漢字文化を端的に語る文物やトピック中心でそれはそれで面白いが、高校などで世界史や中国史を学んでいない人には流れがつかみにくい構成となっている。後書きまで行って、はじめてNHK教育テレビ12回の放送向けテキストを基礎としていたことが分かり、ストーリー性が無く目立つ文物中心となったことが理解できた。この本の問題は前書きが余りに貧弱で、新しい発掘で豊かになった内容と比較しお粗末と思われる。この前書きでは、実際に読むと豊かで素晴らしい内容が全くイメージされず、そこから先を読んでみようとは思わないであろう。むしろ後書きの前半を簡略化し、漢字の専門家として後半を整理して前書きとしても良かったのではないかと思われる。この本を読む方は、内容と関係の無い前書きは読まずに、断片的ではあるが内容の素晴らしさがわかる後書きを読むことをお勧めする。
2008年11月18日に日本でレビュー済み
漢字の起源に関する最新の(といってももととなった書籍は1994年刊ですが)研究結果などの紹介から始まり、甲骨文字、鼎に刻まれた文字、『説文解字』、そして日本に伝わった金印の文字の説明まで時代順に述べられている。
「文字はそれが書かれた素材と一体のもとに捉えられなければならない。本書はそのような観点から、古代中国と日本での漢字を中心とした文化を考えようとするものである」と著者によるまえがきにあるとおり、本書は漢字が書かれた素材(甲骨、青銅器、石、紙など)を通して中国古代の生活、文化を浮かび上がらせる。
書かれた対象から当時の人々の生活が浮かび上がってくるのは本当に驚きであり、非常に面白い。私のように中国文化や中国古代史に関して無知の者でも、十分に楽しめる内容である。
漢字に興味があるもの、中国文化に興味があるもの、考古学に興味があるもの、文化史に興味があるもの、だれでも楽しめる良書であると思う。
「文字はそれが書かれた素材と一体のもとに捉えられなければならない。本書はそのような観点から、古代中国と日本での漢字を中心とした文化を考えようとするものである」と著者によるまえがきにあるとおり、本書は漢字が書かれた素材(甲骨、青銅器、石、紙など)を通して中国古代の生活、文化を浮かび上がらせる。
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