哲学の本質は思想や答えでは無く、問いそのものであり、言語が生み出す空間の置き換えにある。
更に言えばとことんまで実際的かつ批判的に考え抜く態度である。そのためのヒントに溢れた本である。
内容的にはかなり難しく、どうしても納得できない箇所もあり、何度も頭を捻らされ読むのに非常に時間がかかった。
それでも……いやだからこそこの本は哲学の入門書として優れていると言える。
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翔太と猫のインサイトの夏休み: 哲学的諸問題へのいざない (ちくま学芸文庫 ナ 13-1) 文庫 – 2007/8/1
永井 均
(著)
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- ISBN-104480090924
- ISBN-13978-4480090928
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/8/1
- 言語日本語
- 本の長さ282ページ
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/8/1)
- 発売日 : 2007/8/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 282ページ
- ISBN-10 : 4480090924
- ISBN-13 : 978-4480090928
- Amazon 売れ筋ランキング: - 54,032位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 132位哲学・思想の論文・評論・講演集
- - 182位ちくま学芸文庫
- - 767位哲学 (本)
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上位レビュー、対象国: 日本
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2020年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者が大学の哲学の教科書として使った本だという。また、哲学的な問題とはどんなものであり、それはどんな思考の世界を開いてくれるかを、一般的な若い人を読者対象として描いたともいう。第一章の「いまが夢じゃないって証拠はあるか」、第二章の「たくさんの人間の中に自分という特別なものがいるとはどういうことか」で、自分で考える大切さを教えてくれる。哲学の謎は、「存在と時間」、そして著者が重きを置く「自分」の問題に帰着すると思える。その切っ掛けを教えてくれる、まさに本物の哲学の教科書といえる。
2023年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルどおり
とはいえこれ以上内容をわかりやすくするのも難しい。物語を読む読書経験より、論文や解説を読む経験が必要な本のように感じた。
とはいえこれ以上内容をわかりやすくするのも難しい。物語を読む読書経験より、論文や解説を読む経験が必要な本のように感じた。
2019年10月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いいゾ〜〜、コレ!
2013年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょっと哲学的な質問をしてきたので、
今、こういう時期かと思い、この本を購入しました。
でも、結構難しい・・・ようです。
ただ、腐るものではないので、
読める時期が来てからでも、遅くはないでしょう。
今、こういう時期かと思い、この本を購入しました。
でも、結構難しい・・・ようです。
ただ、腐るものではないので、
読める時期が来てからでも、遅くはないでしょう。
2015年11月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1) 我々は、自分が認識している世界や自分が使っている言語で表現できる概念以外に、真実や別の世界があるかどうかを論じることはできない。
例えば、自分が夢を見ているときに、これが夢だとは認識できないし、2+3が5でない世界を理解することはできない。
2) 自分は他人とどの程度同じで、どの程度異なるかを、論じることはできない。
例えば、我々は痛みとはどういうものかを自分の体験から学ぶが、他人が自分とどれだけ同じ感覚を感じているかを知ることができない。
3) 新しい概念を理解する(または、構築する)には、その概念が全く新しいものではなく、既存の概念と同じ部分を含んでいる必要がある。
例えば、古代ギリシャの天文学者アリスタルコスは、紀元前3世紀に地動説を主張していたが、それはたまたま真理を語っていたにすぎないと見なされざるえない。
4) 人間には自由意志が本当にあるとは言い切れない。
例えば、人は、自分の意思で決断したと思っているかもしれないが、「自分の意志で決断しよう」と決断したのは、自分とは限らない。
著者は、以上のような日常の素朴な疑問から始めて、少しずつその思考を深め、最終的には、デカルト・ヴィトゲンシュタイン・カント・ハイデガーの哲学を紹介することにより、その本質をわかりやすく説明しようと試みている。
例えば、自分が夢を見ているときに、これが夢だとは認識できないし、2+3が5でない世界を理解することはできない。
2) 自分は他人とどの程度同じで、どの程度異なるかを、論じることはできない。
例えば、我々は痛みとはどういうものかを自分の体験から学ぶが、他人が自分とどれだけ同じ感覚を感じているかを知ることができない。
3) 新しい概念を理解する(または、構築する)には、その概念が全く新しいものではなく、既存の概念と同じ部分を含んでいる必要がある。
例えば、古代ギリシャの天文学者アリスタルコスは、紀元前3世紀に地動説を主張していたが、それはたまたま真理を語っていたにすぎないと見なされざるえない。
4) 人間には自由意志が本当にあるとは言い切れない。
例えば、人は、自分の意思で決断したと思っているかもしれないが、「自分の意志で決断しよう」と決断したのは、自分とは限らない。
著者は、以上のような日常の素朴な疑問から始めて、少しずつその思考を深め、最終的には、デカルト・ヴィトゲンシュタイン・カント・ハイデガーの哲学を紹介することにより、その本質をわかりやすく説明しようと試みている。
2017年3月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素晴らしい本.何度も読み返すと思う.
思考を激しく揺さぶられ,酔ったが,
少し覚めると,より世界が素敵に見えてきた.
ほとんどすべての事物について,わからなくなった.
哲学したいなら,修行が必要だ.
これまで受け入れられてきた信念体系を十分に理解したい.
「哲学」が実践出来る人は簡単には増えそうにないと感じた.
思考を激しく揺さぶられ,酔ったが,
少し覚めると,より世界が素敵に見えてきた.
ほとんどすべての事物について,わからなくなった.
哲学したいなら,修行が必要だ.
これまで受け入れられてきた信念体系を十分に理解したい.
「哲学」が実践出来る人は簡単には増えそうにないと感じた.
2021年11月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
哲学のことを知るための本ではなく、哲学をしてみるため本だと感じた。
大人が読んでもなかなかに読みごたえがある。
内容は何となく分かりそうで、改めて自分の言葉で説明しようとすると表し難い内容が続くが、
その内容を自分の中でどう解釈するかを考えるのが楽しいと思います。
哲学って何だろうというより、哲学は知らないけど、ちょっとやってみたいという人には良い本ではないでしょうか。
大人が読んでもなかなかに読みごたえがある。
内容は何となく分かりそうで、改めて自分の言葉で説明しようとすると表し難い内容が続くが、
その内容を自分の中でどう解釈するかを考えるのが楽しいと思います。
哲学って何だろうというより、哲学は知らないけど、ちょっとやってみたいという人には良い本ではないでしょうか。