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自己組織化と進化の論理: 宇宙を貫く複雑系の法則 (ちくま学芸文庫 カ 27-1) 文庫 – 2008/2/6
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- 本の長さ595ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2008/2/6
- ISBN-104480091246
- ISBN-13978-4480091246
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2008/2/6)
- 発売日 : 2008/2/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 595ページ
- ISBN-10 : 4480091246
- ISBN-13 : 978-4480091246
- Amazon 売れ筋ランキング: - 84,570位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第11章の「優秀さを求めて(民主主義の正当性も自己組織化の論理で説明が可能)」は、(自然の摂理を理解していない)専制主義者に読んでほしい章である。
2008年7月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「複雑系」(新潮文庫)を読んでいたので理解できた部分も多いけれど、細かいところはよくわかりませんでした。わからないんだけど、なんかワクワクするんですね。たぶん、なんの結論も出ていないのだと思うのだけど、夢があるのです。ひとつ間違うと絶望的な話になりかねないようなところもあるのだけど、カウフマンおじさんは元気づけてくれる。がんばろっと。
2021年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を読み進んで行くと情報理論,通信理論,暗号理論を読んでいるのではないかと感じてしまいます
ランダムなフィールドで規則性を有する部分が先ず発生し
そしてこのフィールド内で前記の部分は自己維持的であって符号であり情報として態様するのです
この情報は時間軸で(歴史軸で)伝搬されるのですがその際にフィールドの規制受けながら伝搬します
視点を変えると情報の発生は生物ひいては生命の発生であり
生物は情報の系として構成されているとも見えます
そしてこの情報は物理的,化学的な法則の中で分子の言語で構成されていて
「自己組織化」によって「創発」されて成るのです
「自己組織化」に係るシミュレーションを様々なモデルを通して行う著者は
「自己組織化」の伝搬の中でダーウィンの進化論が機能していると見ています
「カオスの縁」つまり「相転移」上で情報が爆発的に発生しまた規制を受け
構造化したフィールドつまり「適応地形」の中で相関値の高い情報が明確化して伝搬することになります
社会学の領域における諸体系についても「自己組織化」の視点は活用できると著者は考えています
それは例えば経済や技術,民主主義などにも及んでいます
「複雑系」と見えるものは私たちには未だ見えない世界なのかも知れません
なお本書で展開する方法は「仮説」であると著者は述べています
ランダムなフィールドで規則性を有する部分が先ず発生し
そしてこのフィールド内で前記の部分は自己維持的であって符号であり情報として態様するのです
この情報は時間軸で(歴史軸で)伝搬されるのですがその際にフィールドの規制受けながら伝搬します
視点を変えると情報の発生は生物ひいては生命の発生であり
生物は情報の系として構成されているとも見えます
そしてこの情報は物理的,化学的な法則の中で分子の言語で構成されていて
「自己組織化」によって「創発」されて成るのです
「自己組織化」に係るシミュレーションを様々なモデルを通して行う著者は
「自己組織化」の伝搬の中でダーウィンの進化論が機能していると見ています
「カオスの縁」つまり「相転移」上で情報が爆発的に発生しまた規制を受け
構造化したフィールドつまり「適応地形」の中で相関値の高い情報が明確化して伝搬することになります
社会学の領域における諸体系についても「自己組織化」の視点は活用できると著者は考えています
それは例えば経済や技術,民主主義などにも及んでいます
「複雑系」と見えるものは私たちには未だ見えない世界なのかも知れません
なお本書で展開する方法は「仮説」であると著者は述べています
2017年11月30日に日本でレビュー済み
「複雑系」に関心を持ち、手に取った本である。
複雑系とは、高度に組織化された状況では、物事を単純に足し合わせた状況では考えられないような現象が起こることである。もとより私は、経済学から複雑系に入っていったので、生命の遺伝子の事とか機械工学であるとかの知識がないので、極めて難解であった。
生命の進化については、今もなお研究がなされているのであろう。ダーウィンの適者生存だけでは、38億年前に生命が誕生して以来、今の今まで生命が進化するまで、途方もなく小さい確率であるし、そもそも生命が誕生すること自体、同じくらい奇跡的なことだという。それを奇跡と片づけることはできず、生命が「組織化」されれば、その中で「複雑系の様相を呈する」ということを著者は言いたいのであろうと考える。
私の知識の至らなさもあろうが、とても分厚い本ではあるが、もう少し要約ができたのではないかな、と思った次第でもある。
複雑系とは、高度に組織化された状況では、物事を単純に足し合わせた状況では考えられないような現象が起こることである。もとより私は、経済学から複雑系に入っていったので、生命の遺伝子の事とか機械工学であるとかの知識がないので、極めて難解であった。
生命の進化については、今もなお研究がなされているのであろう。ダーウィンの適者生存だけでは、38億年前に生命が誕生して以来、今の今まで生命が進化するまで、途方もなく小さい確率であるし、そもそも生命が誕生すること自体、同じくらい奇跡的なことだという。それを奇跡と片づけることはできず、生命が「組織化」されれば、その中で「複雑系の様相を呈する」ということを著者は言いたいのであろうと考える。
私の知識の至らなさもあろうが、とても分厚い本ではあるが、もう少し要約ができたのではないかな、と思った次第でもある。
2021年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
出版が少し古いが面白い本だと思う。
個人的には文庫より単行本の古書の方が読みやすいと思う。
ただ単行本は場所も取るし、持ち運びも不便だから、最後は好みだと思う。
随分と版を重ねているが、最後まで読み切った人はどれだけいるのだろう。
入門的な離散系と対数のイメージがわかない人にはちょっとハードルが高いようにも思えるが、この本を読んで慣れるのも手かもしれない。
新しいパラダイムが生まれつつあるような予感に包まれる本だと思う。
個人的には文庫より単行本の古書の方が読みやすいと思う。
ただ単行本は場所も取るし、持ち運びも不便だから、最後は好みだと思う。
随分と版を重ねているが、最後まで読み切った人はどれだけいるのだろう。
入門的な離散系と対数のイメージがわかない人にはちょっとハードルが高いようにも思えるが、この本を読んで慣れるのも手かもしれない。
新しいパラダイムが生まれつつあるような予感に包まれる本だと思う。
2022年9月18日に日本でレビュー済み
ワールドロップの「複雑系」で初めて複雑系科学の深さを知り、
本書を読みました。
多少の物理学・化学・生物学・進化理論・数学を知っていないと、
また全神経を集中して読まないと、
なかなか理解するのが大変な書籍ですが、
読後の満足感はものすごく大きいものでした。
自己組織化と自然淘汰が上手く結びついています。
また、秩序・カオスの縁・カオスの違いも見事に解説されています。
本書を中核におくと各科学分野がより理解できそうな気がしてきます。
以下に本書と整合しそうな、若しくは共進化しそうな書籍を列記します。
進化理論:
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」「延長された表現型」「盲目の時計職人」
ダニエル・デネット「自由は進化する」「解明される意識」「ダーウィンの危険な思想」
脳科学:
アントニオ・ダマシオ「感じる脳」「無意識の脳 自己意識の脳」「生存する脳」
ジョセフ・ルドゥー「シナプスが人格をつくる」「エモーショナル・ブレイン」
心理学:
M・チクセントミハイ「フロー理論 喜びの現象学」「楽しみの社会学」
スティーブン・ピンカー「人間の本性を考える」「心の仕組み」
社会学:
アルジュン・アパデュライ「さまよえる近代」
サミュエル・ハンチントン「文明の衝突」
経営学:
クレイトン・クリステンセン「明日は誰のものか」「イノベーションの解」「イノベーションのジレンマ」
P・F・ドラッカー「イノベーションと企業家精神」「マネジメント」
そして未だ読んでいませんが、
本書に出てくる経済学者ブライアン・アーサー「収益逓増と経路依存」は、
当然本書と整合するでしょう。
複雑系の研究がより一層進み、全科学分野の統合理論になり得るか、
大きく期待しながら見守りたいと思います。
2008/3/9読了
本書を読みました。
多少の物理学・化学・生物学・進化理論・数学を知っていないと、
また全神経を集中して読まないと、
なかなか理解するのが大変な書籍ですが、
読後の満足感はものすごく大きいものでした。
自己組織化と自然淘汰が上手く結びついています。
また、秩序・カオスの縁・カオスの違いも見事に解説されています。
本書を中核におくと各科学分野がより理解できそうな気がしてきます。
以下に本書と整合しそうな、若しくは共進化しそうな書籍を列記します。
進化理論:
リチャード・ドーキンス「利己的な遺伝子」「延長された表現型」「盲目の時計職人」
ダニエル・デネット「自由は進化する」「解明される意識」「ダーウィンの危険な思想」
脳科学:
アントニオ・ダマシオ「感じる脳」「無意識の脳 自己意識の脳」「生存する脳」
ジョセフ・ルドゥー「シナプスが人格をつくる」「エモーショナル・ブレイン」
心理学:
M・チクセントミハイ「フロー理論 喜びの現象学」「楽しみの社会学」
スティーブン・ピンカー「人間の本性を考える」「心の仕組み」
社会学:
アルジュン・アパデュライ「さまよえる近代」
サミュエル・ハンチントン「文明の衝突」
経営学:
クレイトン・クリステンセン「明日は誰のものか」「イノベーションの解」「イノベーションのジレンマ」
P・F・ドラッカー「イノベーションと企業家精神」「マネジメント」
そして未だ読んでいませんが、
本書に出てくる経済学者ブライアン・アーサー「収益逓増と経路依存」は、
当然本書と整合するでしょう。
複雑系の研究がより一層進み、全科学分野の統合理論になり得るか、
大きく期待しながら見守りたいと思います。
2008/3/9読了
2006年6月11日に日本でレビュー済み
この世の中は放っておけばバラバラに無秩序になっていくことが
「基本」で、何か構造や秩序が生じて発展する為には、なにがしか
の「原因」がなければならない。
そして、それが「基本」に抗う方向である以上、ランダムな偶然や
淘汰圧による取捨選択だけでは説明がつかない。かといって、そこ
に作者主義的な「目的」「力」を仮定したのでは生気論になってし
まう・・・さてどうするか?
カウフマンがいう「無償の秩序」は、複雑さのある閾値で「基本」
と前提されている状態を裏切る秩序が生じること、そしてそれが
世界の本質的側面であって、説明のための原因(作者)=アルキメ
デスの点は必要ないんだ!と世界の捉え方を根本にあらためること
を意味している。
「もともと世界はある状態になると秩序が自発的に生じ発展するよ
うにできてるんだ。目的因や秩序の鋳型としての形相因などを想定
する必要はないのだ」ということ。そしてそれはネットワーク理
論やコンピュータシミュレーションで初めて垣間見ることができる
ようになったもともと世界がもっていた性格なのだと・・・
しかしであればこそ世界のあり方への畏怖の念はますます強まる。
「自己組織化」という表現自身に潜む擬人化の匂いは危うくて
つい「でも、何故?」と形而上学的な「世界の意思」への問いを
発してしまいたくなる。神秘的な匂いを払い、そこに踏みとどまる
ためには、なお秩序生成の機制が自明となるまで解明され風景が変
わって見えるだけの視線の体得が必要に思える。
「基本」で、何か構造や秩序が生じて発展する為には、なにがしか
の「原因」がなければならない。
そして、それが「基本」に抗う方向である以上、ランダムな偶然や
淘汰圧による取捨選択だけでは説明がつかない。かといって、そこ
に作者主義的な「目的」「力」を仮定したのでは生気論になってし
まう・・・さてどうするか?
カウフマンがいう「無償の秩序」は、複雑さのある閾値で「基本」
と前提されている状態を裏切る秩序が生じること、そしてそれが
世界の本質的側面であって、説明のための原因(作者)=アルキメ
デスの点は必要ないんだ!と世界の捉え方を根本にあらためること
を意味している。
「もともと世界はある状態になると秩序が自発的に生じ発展するよ
うにできてるんだ。目的因や秩序の鋳型としての形相因などを想定
する必要はないのだ」ということ。そしてそれはネットワーク理
論やコンピュータシミュレーションで初めて垣間見ることができる
ようになったもともと世界がもっていた性格なのだと・・・
しかしであればこそ世界のあり方への畏怖の念はますます強まる。
「自己組織化」という表現自身に潜む擬人化の匂いは危うくて
つい「でも、何故?」と形而上学的な「世界の意思」への問いを
発してしまいたくなる。神秘的な匂いを払い、そこに踏みとどまる
ためには、なお秩序生成の機制が自明となるまで解明され風景が変
わって見えるだけの視線の体得が必要に思える。
2016年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
進化論は、神の眼で眺めたような帰納法の結論であるがそれは、あくまで仮説である。
その理由となる自然淘汰もその後の突然変異も取って付けたような感があった。
その点、自己組織化説は、生命の起源からその後の進化まで無理なく説明可能である。
自然淘汰等は、ゲノムの複雑さを説明するには限界があると著者はいう。
そこに、自己組織化という概念が出て来た。
それは、原因・結果の演繹的推理として生命の発生からその後の進化迄不都合なく説明出来る。
著者によれば、自然淘汰はそれを更に磨きをかけるようなものとなる。
自己組織化が働くのは、「カオスの縁」(秩序とカオスの境界)近傍の秩序側システムにある。
完全な秩序の状態にあれば、システムは一つの秩序状態に停滞してしまって、状況とともに変化する柔軟性を持たなくなる。
一方、完全に無秩序なカオス状態にあると、システムはランダムな動きを見せ、適切な秩序への道は閉ざされる。
適当に変化可能な柔軟性と破局に至らない恒常性とを兼ね備えたシステムだけが、その時々に最も適切な秩序を形成していく。
理研の笹井芳樹博士は、幹細胞の自己組織化研究の世界的権威でありその死を惜しまれた。惜しい人を失ったものである。
それにしても、欧米の学者の著作物は何故厖大となるのだろうか。
俳句の民にとっては、三分の一程度で十分理解すると思うのだが。
その理由となる自然淘汰もその後の突然変異も取って付けたような感があった。
その点、自己組織化説は、生命の起源からその後の進化まで無理なく説明可能である。
自然淘汰等は、ゲノムの複雑さを説明するには限界があると著者はいう。
そこに、自己組織化という概念が出て来た。
それは、原因・結果の演繹的推理として生命の発生からその後の進化迄不都合なく説明出来る。
著者によれば、自然淘汰はそれを更に磨きをかけるようなものとなる。
自己組織化が働くのは、「カオスの縁」(秩序とカオスの境界)近傍の秩序側システムにある。
完全な秩序の状態にあれば、システムは一つの秩序状態に停滞してしまって、状況とともに変化する柔軟性を持たなくなる。
一方、完全に無秩序なカオス状態にあると、システムはランダムな動きを見せ、適切な秩序への道は閉ざされる。
適当に変化可能な柔軟性と破局に至らない恒常性とを兼ね備えたシステムだけが、その時々に最も適切な秩序を形成していく。
理研の笹井芳樹博士は、幹細胞の自己組織化研究の世界的権威でありその死を惜しまれた。惜しい人を失ったものである。
それにしても、欧米の学者の著作物は何故厖大となるのだろうか。
俳句の民にとっては、三分の一程度で十分理解すると思うのだが。