ちくま学芸文庫に収蔵の、オ堅いながら柔らか知恵絞らされる
書。新本の在庫が出版元にもなかった。古本は余り買わない主義だが、
どうしても欲しくて古本で我慢、幸い傷みのないものが手にはいった。
「カンタベリー巡礼関係者」が順番に出す形式のパズルで始まる、設問はシンプル
だが、ロジカルな思考を求められる。「ボケ防止」にも役立ちそうである。
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カンタベリー・パズル (ちくま学芸文庫 テ 7-1 Math&Science) 文庫 – 2009/3/10
- 本の長さ342ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2009/3/10
- ISBN-10448009203X
- ISBN-13978-4480092038
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2009/3/10)
- 発売日 : 2009/3/10
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 342ページ
- ISBN-10 : 448009203X
- ISBN-13 : 978-4480092038
- Amazon 売れ筋ランキング: - 931,488位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2009年8月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
有名なパズル作者デュードニーの代表的なパズル本の翻訳である。あのチョーサーのカンタベリー物語の登場人物が、次々とパズルをだしていくという奇抜なものから、始まって、真に興味深いパズルが114も入っている。英国風の、ゆったりした物語とともに、ゆっくりとパズルと楽しむ方には、打ってつけのパズル集である。パズルはなかなかの難問が多く、急がずに
ゆっくりと楽しむべきである。訳も良くできていて、読みやすい。
ゆっくりと楽しむべきである。訳も良くできていて、読みやすい。
2009年11月20日に日本でレビュー済み
沈黙していようと思ったが、星5つのレヴューが出たので投稿する。
Dudeneyの"Amusements in Mathematics"は、「パズルの王様」(デュードニー著)全4巻として、藤村幸三郎、高木茂男、そして林一といった当時の錚々たる顔ぶれにより、実に幸運な紹介がなされた。訳者たちにより実際にパズルが解かれ、批判的な検証が行われており、読んでいて安心感があった。また、原著に対する敬意と愛情が感じられた。多少の誤訳はご愛嬌。実に些細で、笑ってすませられる類のものだった。
ところが、"The Canterbury Puzzles"は実に残念な紹介をされてしまった。あくまでも「パズルの王様」の訳業との比較だが、はっきり言おう、原著の内容に比し、翻訳者の素養がついていっていない。パズルに対する造詣の浅さ、数学および数学史に対する知識不足、そしてなによりも英語の読解力不足が実に悲しい翻訳を世に出してしまった。それに加え、「あとがき」のとんちんかんさは一体どうしたことか。下敷きになった「カンタベリー物語」を読まずに翻訳に取りかかったのだろうか。
現在、原著はGutenbergで自由に閲覧できる。興味のある方はぜひ原文と訳文とを照らし合わせ、検証してみていただきたい。
出版社及び編集者にも恵まれていない。索引をご覧あれ。その項目の愚劣さは日本の出版界の恥である。
Dudeneyの"Amusements in Mathematics"は、「パズルの王様」(デュードニー著)全4巻として、藤村幸三郎、高木茂男、そして林一といった当時の錚々たる顔ぶれにより、実に幸運な紹介がなされた。訳者たちにより実際にパズルが解かれ、批判的な検証が行われており、読んでいて安心感があった。また、原著に対する敬意と愛情が感じられた。多少の誤訳はご愛嬌。実に些細で、笑ってすませられる類のものだった。
ところが、"The Canterbury Puzzles"は実に残念な紹介をされてしまった。あくまでも「パズルの王様」の訳業との比較だが、はっきり言おう、原著の内容に比し、翻訳者の素養がついていっていない。パズルに対する造詣の浅さ、数学および数学史に対する知識不足、そしてなによりも英語の読解力不足が実に悲しい翻訳を世に出してしまった。それに加え、「あとがき」のとんちんかんさは一体どうしたことか。下敷きになった「カンタベリー物語」を読まずに翻訳に取りかかったのだろうか。
現在、原著はGutenbergで自由に閲覧できる。興味のある方はぜひ原文と訳文とを照らし合わせ、検証してみていただきたい。
出版社及び編集者にも恵まれていない。索引をご覧あれ。その項目の愚劣さは日本の出版界の恥である。