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ポ-ル・ディラック: 人と業績 (ちくま学芸文庫 ハ 36-1 Math&Science) 文庫 – 2012/11/7
- 本の長さ181ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2012/11/7
- 寸法10.8 x 0.8 x 15.2 cm
- ISBN-10448009492X
- ISBN-13978-4480094926
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2012/11/7)
- 発売日 : 2012/11/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 181ページ
- ISBN-10 : 448009492X
- ISBN-13 : 978-4480094926
- 寸法 : 10.8 x 0.8 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 343,467位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
専門家以外に理解不能な記述が多い。これでは一般読者は二度と購入しないと思う。一方、専門家は学術論文を読めばよいので、このような通読書はやはり購入しないと思う。構成と翻訳者は一考して欲しい。
2012年11月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ディラックの人と業績をコンパクトにまとめている。原書は4部構成であるが、4部は割譲され3部の部分訳となっている変わりに付録に訳者による概説がある。それなりに専門的内容もあり、通読にはある程度の物理的知識があったほうがいいだろうが、あまり専門的なことがわからなくても、わかるところだけ拾い読みすることも十分できるだろう。
第1部はディラックの伝記であり、ボーアやアインシュタインの伝記で有名なパイスによる。ディラックの伝記といえば2年前に邦訳がでたファーメロのものが有名だが、あとがきでも触れられており詳しく知りたいならこちらもおすすめである。
第2部は反物質について理論から実験、応用までを広範囲にわたって述べている。ディラックは反物質の提唱者として知られるが、なぜ反物質である陽電子の発見をもっと早く公表しなかったのかといえば、ディラックいわく「単なる臆病」だそうである。ニュートンもプリンキピアの私は仮説を立てないなどの深遠な記述は、実は敵対者の反論を恐れての熟考のすえだとどこかの科学史の文献で読んだ記憶があるが、こういうものを思い起こさせる。反物質の初期宇宙でのふるまいから医学や宇宙開発への応用などに関する記述はあらためて興味深い。
第3部は単極子いわゆるモノポール関する内容で、ある程度物理の知識が必要だが、陽電子の発表は躊躇したのに、モノポールはそう考えるとかなり大胆であり、ディラックは工学部卒で(技術者として就職に失敗して物理学者になった)有名だが、そこで培った近似主義的プラグマチズムによる応用数学的手法というのもあるらしい(これはファーメロの伝記でも言われていたが)。
第1部はディラックの伝記であり、ボーアやアインシュタインの伝記で有名なパイスによる。ディラックの伝記といえば2年前に邦訳がでたファーメロのものが有名だが、あとがきでも触れられており詳しく知りたいならこちらもおすすめである。
第2部は反物質について理論から実験、応用までを広範囲にわたって述べている。ディラックは反物質の提唱者として知られるが、なぜ反物質である陽電子の発見をもっと早く公表しなかったのかといえば、ディラックいわく「単なる臆病」だそうである。ニュートンもプリンキピアの私は仮説を立てないなどの深遠な記述は、実は敵対者の反論を恐れての熟考のすえだとどこかの科学史の文献で読んだ記憶があるが、こういうものを思い起こさせる。反物質の初期宇宙でのふるまいから医学や宇宙開発への応用などに関する記述はあらためて興味深い。
第3部は単極子いわゆるモノポール関する内容で、ある程度物理の知識が必要だが、陽電子の発表は躊躇したのに、モノポールはそう考えるとかなり大胆であり、ディラックは工学部卒で(技術者として就職に失敗して物理学者になった)有名だが、そこで培った近似主義的プラグマチズムによる応用数学的手法というのもあるらしい(これはファーメロの伝記でも言われていたが)。