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居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化 (ちくま学芸文庫 イ 54-1) 文庫 – 2014/8/6
飯野 亮一
(著)
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- 本の長さ318ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2014/8/6
- 寸法10.7 x 1.4 x 14.8 cm
- ISBN-10448009637X
- ISBN-13978-4480096371
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対象商品: 居酒屋の誕生: 江戸の呑みだおれ文化 (ちくま学芸文庫 イ 54-1)
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2014/8/6)
- 発売日 : 2014/8/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 318ページ
- ISBN-10 : 448009637X
- ISBN-13 : 978-4480096371
- 寸法 : 10.7 x 1.4 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 154,674位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
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上位レビュー、対象国: 日本
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2022年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
既に成人を迎えた方ならば、様々な機会に「居酒屋」を利用した経験があるだろう…「歓送迎会」や「忘年会」等のイヴェントは勿論の事、気が置けない友人達と気軽に飲んで騒ぐ…良心的な値段で酒も料理も楽しめる庶民の強い見方が「居酒屋」なのだ。
だが、この「居酒屋」…一体いつ頃に生まれて広まったのか?…繙いてみれば納得、やはり我等が食文化を語る上では欠かせない江戸時代だった。
そこで、この「居酒屋」に焦点を当て、その誕生と発展は言う迄もなく、具体的なメニューや客の様子も取り上げたのが本書であり「居酒屋文化」の原点を読み解いた良書である。
さて、本書は「居酒屋」の原点でもある「酒屋」にまで遡り、如何にして居酒屋が誕生したのか、或いは、他の茶屋や小料理屋と何処が違うのかという、所謂「居酒屋の特徴」を解き明かした上で更に具体的な内容に踏み込んでいく。
例えば、居酒屋で提供する酒について論じた箇所では、江戸の醸造事情や流通問題にも触れているので江戸時代の文化や経済の発展についても学ぶ事が出来るし、また、居酒屋の客達のプロファイルを通して江戸の人口比率や経済を知る事が出来る。
成程「居酒屋」という一つの形態を取り上げただけでも、これだけ多くを学ぶ事が出来るのだという驚きがあると同時に、何よりも居酒屋のメニューや流行した料理を具体的に知る事に依って、当時の食事事情を垣間見る事が出来るのが楽しい。
特に江戸時代の食文化を語る上では欠かせない『守貞謾稿』を筆頭に、数多くの史料を精査・引用しているばかりか、川柳も豊富に取り入れているので当時の風潮を充分に味わう事も出来るし、更に優れているのは豊富な図版掲載だ。
本文だけでも江戸時代の居酒屋について多くを得る事が出来るが、それらを実感出来るかどうかは別次元…当時の居酒屋文化の臨場感を余す事無く体験出来たように思う。
居酒屋の歴史、実情、或いは居酒屋に纏わる背景に加え、当時の人々のウィットに富んだ感性や視覚化・再現された図版を以って「居酒屋文化」についてバランス良く学べる一冊。
楽しみながら雑学も習得出来る点に於いて、極めて充実した内容であった。
だが、この「居酒屋」…一体いつ頃に生まれて広まったのか?…繙いてみれば納得、やはり我等が食文化を語る上では欠かせない江戸時代だった。
そこで、この「居酒屋」に焦点を当て、その誕生と発展は言う迄もなく、具体的なメニューや客の様子も取り上げたのが本書であり「居酒屋文化」の原点を読み解いた良書である。
さて、本書は「居酒屋」の原点でもある「酒屋」にまで遡り、如何にして居酒屋が誕生したのか、或いは、他の茶屋や小料理屋と何処が違うのかという、所謂「居酒屋の特徴」を解き明かした上で更に具体的な内容に踏み込んでいく。
例えば、居酒屋で提供する酒について論じた箇所では、江戸の醸造事情や流通問題にも触れているので江戸時代の文化や経済の発展についても学ぶ事が出来るし、また、居酒屋の客達のプロファイルを通して江戸の人口比率や経済を知る事が出来る。
成程「居酒屋」という一つの形態を取り上げただけでも、これだけ多くを学ぶ事が出来るのだという驚きがあると同時に、何よりも居酒屋のメニューや流行した料理を具体的に知る事に依って、当時の食事事情を垣間見る事が出来るのが楽しい。
特に江戸時代の食文化を語る上では欠かせない『守貞謾稿』を筆頭に、数多くの史料を精査・引用しているばかりか、川柳も豊富に取り入れているので当時の風潮を充分に味わう事も出来るし、更に優れているのは豊富な図版掲載だ。
本文だけでも江戸時代の居酒屋について多くを得る事が出来るが、それらを実感出来るかどうかは別次元…当時の居酒屋文化の臨場感を余す事無く体験出来たように思う。
居酒屋の歴史、実情、或いは居酒屋に纏わる背景に加え、当時の人々のウィットに富んだ感性や視覚化・再現された図版を以って「居酒屋文化」についてバランス良く学べる一冊。
楽しみながら雑学も習得出来る点に於いて、極めて充実した内容であった。
2020年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よく調べておられる事に敬意を表したいと思います。
維新以降は徳川時代が虐げられた暗黒の時代のように教育されてきましたが、
戦もなく結構明るく理想的な時代だったのだなぁと再認識しました。
ウォシュレットと石鹸と胃腸薬があったら江戸時代に暮らしてみたいと思ってしまいますね(笑)。
当時の酒も美味かっただろうな〜。
維新以降は徳川時代が虐げられた暗黒の時代のように教育されてきましたが、
戦もなく結構明るく理想的な時代だったのだなぁと再認識しました。
ウォシュレットと石鹸と胃腸薬があったら江戸時代に暮らしてみたいと思ってしまいますね(笑)。
当時の酒も美味かっただろうな〜。
2017年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
居酒屋の江戸における誕生と展開だけではなく、江戸時代の日本酒の格付けや肴に扱われる食材の変遷まで分かりやすく解説しています。
食の世界でも栄枯盛衰があり今最も有名な灘の酒よりも評価の高いブランドがあったり、現代大人気の食材が見向きもされていなかったり知らないことが盛りだくさんでした。
日本酒は圧倒的に上方の評価が高く江戸の人々は上方産を買い求めたため、金銀が大量に流出、幕府は関東でも対抗できる地酒の開発を指示したという下りで、お上ってそんなことまでやっていたんだと笑ってしまいました。
食の世界でも栄枯盛衰があり今最も有名な灘の酒よりも評価の高いブランドがあったり、現代大人気の食材が見向きもされていなかったり知らないことが盛りだくさんでした。
日本酒は圧倒的に上方の評価が高く江戸の人々は上方産を買い求めたため、金銀が大量に流出、幕府は関東でも対抗できる地酒の開発を指示したという下りで、お上ってそんなことまでやっていたんだと笑ってしまいました。
2021年3月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書は江戸時代に居酒屋がどのようにして誕生していくか、どのようなスタイルで酒を飲ませたか、酒の肴には何を出していたのか、などについて詳細に記したもの。居酒屋の発祥は酒の小売店での立ち飲みから始まり、別系統では料理屋が酒を出してそれに見合った肴を提供しだす、というところから、原則燗酒をお猪口で回し飲みだったことや、突出しは昭和に入ってからの文化であることなど、なかなか興味深い事例を浮世絵や通俗小説、料理書、俳諧などを題材として収集した労作です。一点気になったのは、著者は居酒屋で酒を飲むと記されていますが、燗酒の容器が銅製ちろりから燗徳利に変化していく過程で酒の味がまろやかになると資料に書かれてあるが意味が判らない、冷める時間にも差はない、とされており、銅製のちろりなら温めている間に銅の独特の味と匂いが染み付くのでそれを嫌がる人が多かったことが想像され、現在のちろりが錫製の鋳物に切り替わっていることからも匂いと味、冷め難さということが重要視されたと言って差し支えないのではないかと、飲む人なら気づきそうなものなのに、と思いました。
2018年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
情報量が多い。絵草紙類の図録も無数に収録されており、その一点一点の細部まで興味深い。
内容を抜粋すればきりがない。獣肉を破れ番傘の紙で包んでいたのが、リサイクル番傘では足りなくなるぐらい獣肉が売れるようになり筍の皮で包むようになった経緯など、密度の高い1冊。何度も読み返して楽しめる。
内容を抜粋すればきりがない。獣肉を破れ番傘の紙で包んでいたのが、リサイクル番傘では足りなくなるぐらい獣肉が売れるようになり筍の皮で包むようになった経緯など、密度の高い1冊。何度も読み返して楽しめる。
2014年10月4日に日本でレビュー済み
『居酒屋の誕生』というエッセイっぽいようなタイトルですが、
ちゃんときっちりどういう経過を経て居酒屋という業態が誕生したのかという歴史が、
これでもかといわんばかりに事細かに描写されています。
後半の捕捉的な部分では少し内容を広げすぎたかな、というところもあるのですが、
全体的にとても満足のいく良い本に出会うことができました。
また、居酒屋の誕生というタイトルではありますが、
居酒屋の歴史というよりは、日本酒が人々の間で広く飲まれるようになるまでの歴史でもあり、
その中で酒の販売方法が変化していった歴史、酒の肴が変化していったことの歴史、
また酒を供する容器の文化の変遷の歴史を書いた本でもあり、
政治が食文化とどう向き合って来たかがかいま見えるような本でもあります。
それくらい居酒屋というものが日本人にとってなじみ深いものだということかもしれませんが、
とにかく想像以上に内容の濃い本なので、日本の文化史に興味がある方は、
誰でも読んで損がない一冊だと思います。文庫書き下ろしにしておくにはおしい一冊です。
ちゃんときっちりどういう経過を経て居酒屋という業態が誕生したのかという歴史が、
これでもかといわんばかりに事細かに描写されています。
後半の捕捉的な部分では少し内容を広げすぎたかな、というところもあるのですが、
全体的にとても満足のいく良い本に出会うことができました。
また、居酒屋の誕生というタイトルではありますが、
居酒屋の歴史というよりは、日本酒が人々の間で広く飲まれるようになるまでの歴史でもあり、
その中で酒の販売方法が変化していった歴史、酒の肴が変化していったことの歴史、
また酒を供する容器の文化の変遷の歴史を書いた本でもあり、
政治が食文化とどう向き合って来たかがかいま見えるような本でもあります。
それくらい居酒屋というものが日本人にとってなじみ深いものだということかもしれませんが、
とにかく想像以上に内容の濃い本なので、日本の文化史に興味がある方は、
誰でも読んで損がない一冊だと思います。文庫書き下ろしにしておくにはおしい一冊です。