なんだ・・(全部ではないが)このとろい文章は
持つ手がだるくなった・・眠くなった。
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ちくま日本文学全集 40 木山捷平 文庫 – 1992/9/1
木山 捷平
(著)
詩,俳句,うけとり,おじいさんの綴方,長春五馬路,春雨,軽石 他
- 本の長さ476ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日1992/9/1
- ISBN-10448010240X
- ISBN-13978-4480102409
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (1992/9/1)
- 発売日 : 1992/9/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 476ページ
- ISBN-10 : 448010240X
- ISBN-13 : 978-4480102409
- Amazon 売れ筋ランキング: - 722,840位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,035位全集・選書 (本)
- - 5,281位アート・建築・デザイン作品集
- - 155,006位文庫
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年1月21日に日本でレビュー済み
著者の作品を初めて手に取る。
淡々とした明晰な文体で、ほのかなユーモアを交えながら市井の人々を描いている。
うまく説明できないが、その作品世界には味わい深さというかコクというか、そういった滋味が豊かであって、他の作品も読みたいと感じさせる魅力があった。
収録作品は、何篇かの詩・俳句のほか以下のとおり。
「うけとり」
「おじいさんの綴方」
「長春五馬路」(長編? 中編?」
「春雨」
「軽石」
「下駄の腰掛」
引き続き、著者の作品を追っていきたい。
淡々とした明晰な文体で、ほのかなユーモアを交えながら市井の人々を描いている。
うまく説明できないが、その作品世界には味わい深さというかコクというか、そういった滋味が豊かであって、他の作品も読みたいと感じさせる魅力があった。
収録作品は、何篇かの詩・俳句のほか以下のとおり。
「うけとり」
「おじいさんの綴方」
「長春五馬路」(長編? 中編?」
「春雨」
「軽石」
「下駄の腰掛」
引き続き、著者の作品を追っていきたい。
2005年7月25日に日本でレビュー済み
木山捷平が静かなブームであるという。木山は決して大小説家でもないし、人間の内面を鋭く描くといった鬼才でもない。いわば普通であることの価値を小説という形で表現したマイナー・ポエットと言えよう。しかし、マイナーだからこそ今の時代、素直に受け入れることができるのかもしれない。
本書には初期の詩から晩年の珠玉のような短篇までが網羅され、恰好の木山捷平入門の一冊としておすすめ。その中で特に『下駄の腰掛』は木山自身も気に入っていたという、いかにも彼らしい作品。ある日、銭湯に出かけた主人公(ほぼ木山本人と考えていい)は、銭湯がまだ開いていないので、入口付近で自分の履いてきた下駄を腰掛けにして、往来を行き来する通行人の足元を眺めることになる。そこから過去のある場面に連想が飛び、とりとめのない、けれども味わい深い木山ワールドが繰り広げられる。やさしくあたたかい気持ちになれること請け合いの一冊である。
本書には初期の詩から晩年の珠玉のような短篇までが網羅され、恰好の木山捷平入門の一冊としておすすめ。その中で特に『下駄の腰掛』は木山自身も気に入っていたという、いかにも彼らしい作品。ある日、銭湯に出かけた主人公(ほぼ木山本人と考えていい)は、銭湯がまだ開いていないので、入口付近で自分の履いてきた下駄を腰掛けにして、往来を行き来する通行人の足元を眺めることになる。そこから過去のある場面に連想が飛び、とりとめのない、けれども味わい深い木山ワールドが繰り広げられる。やさしくあたたかい気持ちになれること請け合いの一冊である。
2022年11月6日に日本でレビュー済み
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