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マルクス・コレクション (4) 単行本 – 2005/1/20
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資本論 第1巻 上
- ISBN-104480401148
- ISBN-13978-4480401144
- 出版社筑摩書房
- 発売日2005/1/20
- 言語日本語
- 本の長さ545ページ
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2005/1/20)
- 発売日 : 2005/1/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 545ページ
- ISBN-10 : 4480401148
- ISBN-13 : 978-4480401144
- Amazon 売れ筋ランキング: - 450,429位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 480位経済思想・経済学説 (本)
- - 15,041位哲学・思想 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
申し分ありません。大変良いものが手に入り、満足しています。ありがとうございました。
2010年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
社会の富とはなにか、それはどのように産み出されるのか。
その問いに答えを出すことが経済学の大きなテーマです。
金銀か、貿易か、あるいは農業か。主流となる考え方は時代とともに移り変わります。
大工場が生み出す商品群が社会に充満していく時代を生きたマルクスは、賃労働による商品生産を通じて富が拡大する過程を本書によって理論化しました。
【第一篇】
まず商品が表す価値と使用価値を区別して分析します。
商品とは、労働により生産され、交換を必ず経由し、消費されて終わる物と定義されます。
(貨幣を含めると面倒なので物々交換を考えます。)
鉄と綿布のように使用価値の異なる商品を交換できるのはなぜでしょうか。
それは、交換される商品が使用価値を超えてなんらかの同等性をもつからです。
商品の定義から考えると、共通するのは労働によって生み出されたという点です。
そして互いに交換された商品には等しい労働量が注ぎ込まれているとみなせます。これを「価値」と呼びます。
つまり
商品の価値 = 商品の生産に要する労働量
です。
【第二篇】
マルクスの時代、人々の労働は変容していました。
ひとつは労働力の商品化です。
自らの労働力を販売する労働者の大群が現れました。
労働力を購入して用いれば、その労働量に等しい価値の商品を生産できます。
(電力会社が発電機ではなく、それが生み出す電力を販売するように、労働者が売るのはその身体ではなく労働力です。身体を売る場合、それは奴隷です。)
もうひとつは労働力の低廉化です。
他の商品と同様に、労働力の価値はその生産に要する労働量、すなわち労働者の生活手段の価値で決まります。
この時代、生産性が向上し労働者の生活コストが低下していました。
この結果、
労働力の購入に必要な価値 < 労働力を使用して生産できる商品の価値
となる状況が現れました。
つまり生産過程を通すと価値が増加するのです。
これは労働者の酷使によるものではありません。
自由意思による労働者と雇用主のあいだの等価交換と、労働力商品の特性から自動的に生じるのです。
商品の等価交換を繰り返すだけでは社会の富は増えません。
一方、交換を目的としなければ、自給自足を超えて生産活動をおこなう動機がありません。
労働力の商品化が、等価交換と生産活動を相補的に結合して商品の循環を形成します。
さらに労働力商品の低廉化が、この循環に駆動力を与えます。
商品が商品を生み価値が価値を生む際限のない商品生産の拡大を、マルクスはこのように理論化したのでした。
【第三篇】と 第1巻(下) に続きます。
-----
補足
第一篇では、商品Aと商品Bの交換を
A = B
と表示しますが、'='の両辺は対称ではなく、これは B = A を意味しないことに注意。
A -> B
のように非対称な表示に読み替えるのがよいです。
その問いに答えを出すことが経済学の大きなテーマです。
金銀か、貿易か、あるいは農業か。主流となる考え方は時代とともに移り変わります。
大工場が生み出す商品群が社会に充満していく時代を生きたマルクスは、賃労働による商品生産を通じて富が拡大する過程を本書によって理論化しました。
【第一篇】
まず商品が表す価値と使用価値を区別して分析します。
商品とは、労働により生産され、交換を必ず経由し、消費されて終わる物と定義されます。
(貨幣を含めると面倒なので物々交換を考えます。)
鉄と綿布のように使用価値の異なる商品を交換できるのはなぜでしょうか。
それは、交換される商品が使用価値を超えてなんらかの同等性をもつからです。
商品の定義から考えると、共通するのは労働によって生み出されたという点です。
そして互いに交換された商品には等しい労働量が注ぎ込まれているとみなせます。これを「価値」と呼びます。
つまり
商品の価値 = 商品の生産に要する労働量
です。
【第二篇】
マルクスの時代、人々の労働は変容していました。
ひとつは労働力の商品化です。
自らの労働力を販売する労働者の大群が現れました。
労働力を購入して用いれば、その労働量に等しい価値の商品を生産できます。
(電力会社が発電機ではなく、それが生み出す電力を販売するように、労働者が売るのはその身体ではなく労働力です。身体を売る場合、それは奴隷です。)
もうひとつは労働力の低廉化です。
他の商品と同様に、労働力の価値はその生産に要する労働量、すなわち労働者の生活手段の価値で決まります。
この時代、生産性が向上し労働者の生活コストが低下していました。
この結果、
労働力の購入に必要な価値 < 労働力を使用して生産できる商品の価値
となる状況が現れました。
つまり生産過程を通すと価値が増加するのです。
これは労働者の酷使によるものではありません。
自由意思による労働者と雇用主のあいだの等価交換と、労働力商品の特性から自動的に生じるのです。
商品の等価交換を繰り返すだけでは社会の富は増えません。
一方、交換を目的としなければ、自給自足を超えて生産活動をおこなう動機がありません。
労働力の商品化が、等価交換と生産活動を相補的に結合して商品の循環を形成します。
さらに労働力商品の低廉化が、この循環に駆動力を与えます。
商品が商品を生み価値が価値を生む際限のない商品生産の拡大を、マルクスはこのように理論化したのでした。
【第三篇】と 第1巻(下) に続きます。
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補足
第一篇では、商品Aと商品Bの交換を
A = B
と表示しますが、'='の両辺は対称ではなく、これは B = A を意味しないことに注意。
A -> B
のように非対称な表示に読み替えるのがよいです。
2017年7月3日に日本でレビュー済み
筑摩書房の「マルクス・コレクション」Ⅰ~Ⅶのうち、ⅣとⅤが『資本論』第一巻に充てられている。
『資本論』は全部で三巻からなるが、第二巻と第三巻が「マルクス・コレクション」に含まれていないのは、これらについてはマルクス自身の手による完成稿が存在せず、マルクスの草稿を彼の没後エンゲルスが編集したものであるためと思われる。
この筑摩版『資本論』第一巻は、故・今村仁司、鈴木直、三島憲一の3氏による共訳である。
内容について書評を書くことは評者の能力を超えている上、『資本論』については膨大な数の書物が執筆されているので、翻訳の出来のみを述べさせてもらうと、読みやすい良訳だというものである。
評者は岩波文庫の向坂逸郎訳の『資本論』第一巻を読んだことがあるが、訳が固く古い印象で、難解だった。本筑摩版の方が数段すぐれた翻訳だと言える。
筑摩版で読むと『資本論』は決して難解な書物でないということが分かる。
筑摩書房にはぜひ『資本論』の第二巻・第三巻の翻訳も企画してほしいと思う。
それがない現時点では、第一巻を筑摩版で読み、第二巻・第三巻は国民文庫の岡崎次郎訳で読むのがベストであろう。
『資本論』は全部で三巻からなるが、第二巻と第三巻が「マルクス・コレクション」に含まれていないのは、これらについてはマルクス自身の手による完成稿が存在せず、マルクスの草稿を彼の没後エンゲルスが編集したものであるためと思われる。
この筑摩版『資本論』第一巻は、故・今村仁司、鈴木直、三島憲一の3氏による共訳である。
内容について書評を書くことは評者の能力を超えている上、『資本論』については膨大な数の書物が執筆されているので、翻訳の出来のみを述べさせてもらうと、読みやすい良訳だというものである。
評者は岩波文庫の向坂逸郎訳の『資本論』第一巻を読んだことがあるが、訳が固く古い印象で、難解だった。本筑摩版の方が数段すぐれた翻訳だと言える。
筑摩版で読むと『資本論』は決して難解な書物でないということが分かる。
筑摩書房にはぜひ『資本論』の第二巻・第三巻の翻訳も企画してほしいと思う。
それがない現時点では、第一巻を筑摩版で読み、第二巻・第三巻は国民文庫の岡崎次郎訳で読むのがベストであろう。
2018年1月27日に日本でレビュー済み
「マミちゃん、マミちゃん、マルクスってだあれ?(・o・)」
「『人間は幸せになる為に生まれてくるんだ。苦しい思いをする為に生まれてくるんじゃない。誰かを儲けさせる為に苦しい思いをする、そんな生き方をする為に生まれてくる筈がない』って知ってた人よ(^_^)」
「『人間は幸せになる為に生まれてくるんだ。苦しい思いをする為に生まれてくるんじゃない。誰かを儲けさせる為に苦しい思いをする、そんな生き方をする為に生まれてくる筈がない』って知ってた人よ(^_^)」
2018年5月18日に日本でレビュー済み
翻訳者は有名どころがそろっているが、今村さんも三島さんも、資本論を訳すのに適した研究者ではない。しかし、定訳にこだわる人間でもないので、それはそれで楽しみにして、読み始めたが、実にわかりにくい。別のレビュアーも書いておられたが「受肉」にはとまどった。訳語の統一もされていないし、やや文学的な表現にまどわされたり、とにかく、資本論をきちんと理解することができない。意味不明なところについては、結局ドイツ語版で確認しなければならない。確認した結果、この訳はおかしいだろうとおもうばかり。なんでそんな訳になるの???しっかり読もうとすればするほど、迷路にはまる。まったくの期待外れ。初心者も読みにくいし、それなりに資本論を読んだことがあるものも読みにくい。本当におすすめしません。これは後世に良くない影響を残す訳だと思います。
2005年3月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
マル経総本山の東経大から、三島+今村、両巨頭による「新約」の資本論である。クワイン・クリプキ以降の分析哲学の形而上学的転回から現状の思想界は、どうやら「唯物論だけ」ではマズイのでは?という雰囲気は決定的であり、また、最近の近経(死語)脳天気ゲーム軍団はもはや、地に足の着いていない議論を「モデルが、モデルが、モデルが」という掛け声とともに一般庶民の感覚からものすごく遠いところに行ってしまった現状。この現状でのマルクス御大の新約である。かなり逆説的ではあるが、唯物論だけではダメだ、と言う中でのマルクスの「読み」というのはベンヤミン的にはOK(まぁ三島氏が翻訳というのもアレですが)というところでしょうか。この際、中身はどうでもよくて(あの、平易に書いたとのことですが、そーゆーもんだいでは無いことは読者はみんなわかってます)「この時期にマルクスの新しい翻訳がでた」というエポックメイキングな翻訳です。「日本語版よみがえるマルクス」です。
2005年8月20日に日本でレビュー済み
ずっと昔から気になっていながら、怖くて読めなかった本、それがこの「資本論」である。怖かった理由は想像がつこう。もちろん、真っ赤に染められてしまいそうで怖かったのである。また、経済学をある程度知らないと読めないのではないか、という別の恐怖もあった。前者については、幸いソ連崩壊、ベルリンの壁崩壊でその恐怖は薄らいだ。大昔ドイツ語を習ったことがある三島氏が訳者の一人であるこのシリーズの出版を機会に、意を決してこの恐ろしい書物に取り組んでみるつもりになった。
まず、後者の恐怖についてはまったくの杞憂であることがわかった。マルクス自身、序文で、「労働者のために書いた。なるべく易しく書いたが、最初の労働価値説の部分だけは少々込み入っているけどごめんなさいね」と断っている。確かに、この部分を乗り切るとずっと楽に読めるし、この部分についても「センテンスは理解できても意味はさっぱりわからない」ラカンや「センテンスも理解不能、意味も理解不能」のデリダのような不当な難解さはまったくない。また、経済学の予備知識はほとんど不要である。あえて読むならばマルクス自身による「賃金・価格および利潤」に眼を通しておくと楽であろう。
では前者についてはどうであろうか? この本には「万国の労働者団結せよ」とか「プロレタリアによる共産主義革命こそが救われる道だ」などのイデオロギー的要素はほとんど出てこない。多くは悲惨な十九世紀の工場労働者の実態に切々と触れられる文であり、マルクスが経済学の研究を通じてこれらの人々の救済を考えたという動機はよくわかる。彼は優れたヒューマニストだったのであろう。
ひとつ注意しておきたいのは、この本の原題のことである。ドイツ語ではDas Kapital,英語ではCapitalであり、決してCapitalismではない。つまり、ここで彼が行っているのは資本主義システム全体の分析ではなく、資本が形成されてゆくプロセスに分析の焦点が当てられていることには留意しておいてよいだろう。
訳は極めて読みやすい。また、文庫本でこの本を読むのは読みやすさの観点からも望ましくないだろう。他の方も書いておられるように、続刊の出版が切に望まれる。
まず、後者の恐怖についてはまったくの杞憂であることがわかった。マルクス自身、序文で、「労働者のために書いた。なるべく易しく書いたが、最初の労働価値説の部分だけは少々込み入っているけどごめんなさいね」と断っている。確かに、この部分を乗り切るとずっと楽に読めるし、この部分についても「センテンスは理解できても意味はさっぱりわからない」ラカンや「センテンスも理解不能、意味も理解不能」のデリダのような不当な難解さはまったくない。また、経済学の予備知識はほとんど不要である。あえて読むならばマルクス自身による「賃金・価格および利潤」に眼を通しておくと楽であろう。
では前者についてはどうであろうか? この本には「万国の労働者団結せよ」とか「プロレタリアによる共産主義革命こそが救われる道だ」などのイデオロギー的要素はほとんど出てこない。多くは悲惨な十九世紀の工場労働者の実態に切々と触れられる文であり、マルクスが経済学の研究を通じてこれらの人々の救済を考えたという動機はよくわかる。彼は優れたヒューマニストだったのであろう。
ひとつ注意しておきたいのは、この本の原題のことである。ドイツ語ではDas Kapital,英語ではCapitalであり、決してCapitalismではない。つまり、ここで彼が行っているのは資本主義システム全体の分析ではなく、資本が形成されてゆくプロセスに分析の焦点が当てられていることには留意しておいてよいだろう。
訳は極めて読みやすい。また、文庫本でこの本を読むのは読みやすさの観点からも望ましくないだろう。他の方も書いておられるように、続刊の出版が切に望まれる。
2018年9月11日に日本でレビュー済み
経済学は学んだことがありません。ただ現在の日本の労働法は一通り読んでいるので、その流れで人から勧められて購入しました。以下、素人の感想です。
商品と貨幣についてのパートは経済を学問として学び、研究する人たちが読むもので、誰しもが読むべき内容だとは思いません。
ただ第1巻第3編はマルクスが義憤に駆られたジャーナリストだったということがよくわかる、当時の工場法、労働環境についての告発記事です。読み物として面白い。
マルクスは特に子供に対する過酷な労働について怒りまくってます。
当時、今の小学生くらいの子供たちが大人と同じ坑内や工場で毎日10時間以上働いて、それが法定の労働時間だったりする。賃金は安い。もちろん健康状態は悪いし、よく死ぬ。親でさえ助けてくれない。
マルクス自身も相当貧困にあえいでいたようですが、生まれは裕福な家庭だったので、かえって「この子供たちをどうにかせねば」と思ったのでしょうか。
ところでwikiでカール・マルクスを見ると貧しいながらも「家政婦を孕ます程度の経済力はあった」という、結局どの程度の経済力だったかよくわからない記載があり、この一文を書いた人のセンスが感じられました(家政婦を孕ませたのは事実だそうです)。多分、金がない、金がないと言いながら、それこそ工場労働者の子供たちよりはずっと良い生活をしていたんでしょうね。
商品と貨幣についてのパートは経済を学問として学び、研究する人たちが読むもので、誰しもが読むべき内容だとは思いません。
ただ第1巻第3編はマルクスが義憤に駆られたジャーナリストだったということがよくわかる、当時の工場法、労働環境についての告発記事です。読み物として面白い。
マルクスは特に子供に対する過酷な労働について怒りまくってます。
当時、今の小学生くらいの子供たちが大人と同じ坑内や工場で毎日10時間以上働いて、それが法定の労働時間だったりする。賃金は安い。もちろん健康状態は悪いし、よく死ぬ。親でさえ助けてくれない。
マルクス自身も相当貧困にあえいでいたようですが、生まれは裕福な家庭だったので、かえって「この子供たちをどうにかせねば」と思ったのでしょうか。
ところでwikiでカール・マルクスを見ると貧しいながらも「家政婦を孕ます程度の経済力はあった」という、結局どの程度の経済力だったかよくわからない記載があり、この一文を書いた人のセンスが感じられました(家政婦を孕ませたのは事実だそうです)。多分、金がない、金がないと言いながら、それこそ工場労働者の子供たちよりはずっと良い生活をしていたんでしょうね。