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日本の右翼 (ちくま文庫 い 45-8) 文庫 – 2005/4/1
猪野 健治
(著)
- 本の長さ377ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2005/4/1
- ISBN-104480420509
- ISBN-13978-4480420503
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2005/4/1)
- 発売日 : 2005/4/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 377ページ
- ISBN-10 : 4480420509
- ISBN-13 : 978-4480420503
- Amazon 売れ筋ランキング: - 442,569位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昭和の右翼の本流を理解する上では、本書は貴重な資料の一つでしょう。
2017年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
右翼の中でも、戦後の「国家革新運動」などの「新右翼」に肩入れした本です。
それなりに面白い本ですが、戦前の「国家革新」を目指した右翼運動が我が国にもたらしたもの、についての分析が十分では無いと思います。
それなりに面白い本ですが、戦前の「国家革新」を目指した右翼運動が我が国にもたらしたもの、についての分析が十分では無いと思います。
2013年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の右翼の歴史的変遷を勉強するのに、とても参考になりました。
2011年1月28日に日本でレビュー済み
73年に日新報道より刊行された単行本の文庫版。明治以降の右翼運動の概略を解説したものを第一部、右翼の大立者の人物伝を第二部とする構成だが、文庫化に際し、第一部は全面的に書き直しを行い、第二部は可能な限り加筆・訂正を加えたとある。
著者はあとがきでこの作品を「評論ではなく解説書である」と言い切っているが、その割には不親切な解説書だと思う。
第一部は人名、事件名、団体名を数多く列挙し右翼運動の歴史を辿っていくのだが、例えば、事件名が書かれてもどんな事件だったのかはまったくといっていい程触れられていない。右翼の知識に乏しい評者にはわからない人物、団体、事件ばかりで流れが上手くつかめない。せめて脚注くらいつけて欲しい。
第二部の人物伝は16名が取り上げられているのだが、人物像が皆似通っている・・・、誰もがイメージする大物右翼の典型だ。そして、必ず存在するはずの「暗部」にほとんど言及することはない。批評性を感じることはできない。反対に提灯記事的な匂いも感じてしまう。
だから著者は「評論ではなく解説書」と強調しているのだろうか、だとか、右翼関係を専門とするライターであるが故にこういった書き方になってしまうのだろうか、と穿った見方をしてしまった。
他の方がこの人物伝を、「英雄史観」の域を出ずほぼ全員「清濁併せ呑む」「豪傑」「厚情・義侠心」というキーワードでくくられる、と簡潔に表現していたがまさにそのとおりだと思う。
参考になることも多かったが、内容的にはいまいちの一冊。
著者はあとがきでこの作品を「評論ではなく解説書である」と言い切っているが、その割には不親切な解説書だと思う。
第一部は人名、事件名、団体名を数多く列挙し右翼運動の歴史を辿っていくのだが、例えば、事件名が書かれてもどんな事件だったのかはまったくといっていい程触れられていない。右翼の知識に乏しい評者にはわからない人物、団体、事件ばかりで流れが上手くつかめない。せめて脚注くらいつけて欲しい。
第二部の人物伝は16名が取り上げられているのだが、人物像が皆似通っている・・・、誰もがイメージする大物右翼の典型だ。そして、必ず存在するはずの「暗部」にほとんど言及することはない。批評性を感じることはできない。反対に提灯記事的な匂いも感じてしまう。
だから著者は「評論ではなく解説書」と強調しているのだろうか、だとか、右翼関係を専門とするライターであるが故にこういった書き方になってしまうのだろうか、と穿った見方をしてしまった。
他の方がこの人物伝を、「英雄史観」の域を出ずほぼ全員「清濁併せ呑む」「豪傑」「厚情・義侠心」というキーワードでくくられる、と簡潔に表現していたがまさにそのとおりだと思う。
参考になることも多かったが、内容的にはいまいちの一冊。
2010年7月6日に日本でレビュー済み
日本の右翼についての概略を知るには、便利な一冊。
右翼と左翼の思想を区別する割には、その実態は心もとない。その道筋を付けてくれたのが本書である。右翼を語るにタブー視されているなか、その術が誤解を抱くにいたらなかっただけ良い。
敗戦後、GHQによって臭いものには蓋をされた日本だが、右翼や右翼と行動を共にした左翼の動きは欧米植民地の解放を願っていたことがわかる。まさに同根であったということ。
世界の平和秩序を崩壊させたのが欧米の帝国主義であるが、その帝国主義を日本の一部の軍部がなぞったのが悔やまれてならない。
板垣退助は爵位制度を一代限りとして受けが、これは賢明な処置である。爵位も政治家も二代、三代と続くと理念も気骨も枯れ果てて、プライドとカネだけの人間を生み出すだけである。支持する有権者も有権者だが、選挙制度改革は、多選の弊害よりも世代交代できない制度を改革するのが先決ではと、思い至った。
右翼と左翼の思想を区別する割には、その実態は心もとない。その道筋を付けてくれたのが本書である。右翼を語るにタブー視されているなか、その術が誤解を抱くにいたらなかっただけ良い。
敗戦後、GHQによって臭いものには蓋をされた日本だが、右翼や右翼と行動を共にした左翼の動きは欧米植民地の解放を願っていたことがわかる。まさに同根であったということ。
世界の平和秩序を崩壊させたのが欧米の帝国主義であるが、その帝国主義を日本の一部の軍部がなぞったのが悔やまれてならない。
板垣退助は爵位制度を一代限りとして受けが、これは賢明な処置である。爵位も政治家も二代、三代と続くと理念も気骨も枯れ果てて、プライドとカネだけの人間を生み出すだけである。支持する有権者も有権者だが、選挙制度改革は、多選の弊害よりも世代交代できない制度を改革するのが先決ではと、思い至った。
2006年1月29日に日本でレビュー済み
事件や人物の名前を列挙しただけでは「歴史」じゃないでしょう。
「右翼」の理論的バックボーンや、どういう「右翼」が、例えばグローバリズムに対してカウンターになりうるのか、とかそういうちょっぴりアカデミックな視点が欲しかったんだが、人物伝や起きた事件を時系列に並べることに終始している単なる読み物。
文章はさらさらと読めるのだが、何ひとつ心にひっかからない。
せめて参考文献、読書案内とかつけて、「入門書」としての役割を果たして欲しかった。
「右翼」の理論的バックボーンや、どういう「右翼」が、例えばグローバリズムに対してカウンターになりうるのか、とかそういうちょっぴりアカデミックな視点が欲しかったんだが、人物伝や起きた事件を時系列に並べることに終始している単なる読み物。
文章はさらさらと読めるのだが、何ひとつ心にひっかからない。
せめて参考文献、読書案内とかつけて、「入門書」としての役割を果たして欲しかった。
2007年1月17日に日本でレビュー済み
ようするに アサヒ芸能 週刊実話の任侠の親分 かく語りきを 多少 硬くしたものという印象を受けます。
金を稼ごうとおもって 密貿易に手を染めて 情報入手まで アカとコネをつけて
北朝鮮までいったはいいが 荷物は没収で かわりに輸入してきた 漢方薬は 知り合いの知り合いの薬屋に 叩いて 買われるしなど 苦労満載 ある意味 悲惨な物語
こんな感じで読みました。
金を稼ごうとおもって 密貿易に手を染めて 情報入手まで アカとコネをつけて
北朝鮮までいったはいいが 荷物は没収で かわりに輸入してきた 漢方薬は 知り合いの知り合いの薬屋に 叩いて 買われるしなど 苦労満載 ある意味 悲惨な物語
こんな感じで読みました。
2005年7月15日に日本でレビュー済み
猪野は右翼に惹かれた理由として「左翼には『心』がない」ことをあげる。とりわけ大正期以後、左翼は組織化傾向を強め、大衆運動との有機的結合を指向し反システム運動を展開する、それに対して右翼は義理・人情といった前期的ナショナリズム意識を引きずりながら、時代遅れを生きる。そこに惹かれたのだろうか?増補新版で明らかになったのは、ここ30年の右翼運動には何の意味もないということだ。現代右翼は耳目衝動とポピュリズムの間をうろつく、非政治的ゴロツキの政治化されたものに過ぎないのだ。