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落語手帖 (ちくま文庫) 文庫 – 2005/7/7
江國 滋
(著)
ダブルポイント 詳細
- 本の長さ257ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2005/7/7
- ISBN-10448042086X
- ISBN-13978-4480420862
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2005/7/7)
- 発売日 : 2005/7/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 257ページ
- ISBN-10 : 448042086X
- ISBN-13 : 978-4480420862
- Amazon 売れ筋ランキング: - 775,121位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,092位落語・寄席・演芸 (本)
- - 2,815位ちくま文庫
- - 4,784位演劇 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年11月13日に日本でレビュー済み
江國さん27歳の処女作にしてかつ最高作だと私は思っている。普通社による初版発行の昭和36(1961)年は、正月に三木助(三代目)が没し、年末に志ん生が倒れた年である。『志ん生二題』から少し長くなるが引用する。「〜三木助が死んでしばらくしたある日、田端の三木助宅にふらりと志ん生が現われて「お、これ借りていくよ」といって故人愛用の煙草入れを持って帰った。三木助は、生前、煙草入れに凝って数多くあつめていたが、その中でも出色のものだった。翌日、テレビの画面に志ん生の笑顔がうつった。〜志ん生のしんみりした声が流れる。『これがネ、せんだって死んだ三木助の愛用してえた煙草入れで・・・・・・』恐らく、三木助に最後のテレビ出演をさせたかったのだろう。〜」江國さんならではの一文である。冒頭の「『火事息子』における親子像」という卓越した落語評から始まり、「落語博物誌」や「落語歳時記」などを交え、当時の名人達の高座描写のみならず最後の幇間と言われた新橋喜兵衛の死なども含め、同時代で体験した当時の落語世界を縦横に描写した本書の価値は大きい。当時志ん朝は評価されていたとはいえ二つ目。ダイナミックに胎動する落語の世界を若く才能ある文章の達人が新鮮な感性で描いた好著である。
2005年7月24日に日本でレビュー済み
昔の話は、本を読んでみることと
人から話を聞くことしか、知ることはできない。
(ほかにあったらごめんなさい)
で、落語の話は、昔の話が多くてしかも、
現代行われている落語を楽しく聴こうと思ったら、
昔の話を少しでもシットカないトナーと思う。
そのための本です。
落語は、即興音楽といっしょでいつも
変化が伴います。が、しかし、どこかに必ず
普遍的な部分があります。
東京の落語のそのことを知るためにはぴったり。
ひとつ足らないのは、写真。
昔の落語家の写真があれば、もっと、具体的に
イメージが膨らんだ。
人から話を聞くことしか、知ることはできない。
(ほかにあったらごめんなさい)
で、落語の話は、昔の話が多くてしかも、
現代行われている落語を楽しく聴こうと思ったら、
昔の話を少しでもシットカないトナーと思う。
そのための本です。
落語は、即興音楽といっしょでいつも
変化が伴います。が、しかし、どこかに必ず
普遍的な部分があります。
東京の落語のそのことを知るためにはぴったり。
ひとつ足らないのは、写真。
昔の落語家の写真があれば、もっと、具体的に
イメージが膨らんだ。