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「芸能と差別」の深層: 三國連太郎・沖浦和光対談 (ちくま文庫 み 22-1) 文庫 – 2005/5/1
★切っても切れない「芸能」と「差別」の関係とは?芸歴50年をこえるベテラン役者三国連太郎と、アジア的スケールで民衆文化を研究する沖浦和光が徹底的に語り合う。「竹取物語」「東海道四谷怪談」などの古典から「フーテンの寅さん」「釣りバカ日誌」までを縦横に論じる。さらに南西諸島、アジア諸国へと視点は広がる。実体験に裏付けられた言葉の重みと、深い知性に満ちたスリリングな一冊。
- 本の長さ397ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2005/5/1
- ISBN-104480420894
- ISBN-13978-4480420893
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2005/5/1)
- 発売日 : 2005/5/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 397ページ
- ISBN-10 : 4480420894
- ISBN-13 : 978-4480420893
- Amazon 売れ筋ランキング: - 416,211位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
三国さんご自身が被差別部落出身者であることはよく知られていますが、そうしたご自身のルーツも交え芸能の歴史を考えさせる大変興味深い内容でした。この分野にありがちな専門的すぎることもなく、とっつきやすい語り口で読むことができるのでお勧めです。
2013年4月18日に日本でレビュー済み
民俗学の本が好きな人よりも、三國連太朗さんが好きな人にお薦めでしょうか?
特に目新しい事は書かれてはいません。
面白いと感じたのは三國連太朗さんが語る自身の経歴です。
「波瀾万丈」という言葉がピッタリときます。
沖浦さんの歴史観や思想は、今では死語となりつつ「戦後民主主義の進歩派」と思われるので、人によっては嫌悪感を感じられるかと思います。
ですが「戦後民主主義の進歩派」が権威化し活力を失って行くなか、社会的な「悪所」とされている某掲示板でその「戦後民主主義の進歩派」が随分と批判されている現状は、沖浦さんの学説を裏付ける結果になっているのは皮肉。
特に目新しい事は書かれてはいません。
面白いと感じたのは三國連太朗さんが語る自身の経歴です。
「波瀾万丈」という言葉がピッタリときます。
沖浦さんの歴史観や思想は、今では死語となりつつ「戦後民主主義の進歩派」と思われるので、人によっては嫌悪感を感じられるかと思います。
ですが「戦後民主主義の進歩派」が権威化し活力を失って行くなか、社会的な「悪所」とされている某掲示板でその「戦後民主主義の進歩派」が随分と批判されている現状は、沖浦さんの学説を裏付ける結果になっているのは皮肉。
2010年5月10日に日本でレビュー済み
前文もありません、あとがきもありません。いきなり対話が始まります。個性派俳優・三国さんと独自の歴史観をもつ沖浦さんがガッチリぶつかります。といっても、対立しているわけではありません。三国さんが、芸能史の泰斗である沖浦さんの学識を借りながら、芸能と差別の原点へと肉迫してゆく。舞台は日本にとどまりません。沖浦さんの永年の研究対象であるインドネシアを含め、中国の南部湾岸地帯などアジア・モンスーン地域の中に日本の歴史を捉えようとしています。地域的広がりと時間的な深さが相まって濃厚な時間が流れている感じです。読んでいる最中、常に「自由とは何か」「自己とは何か」ということが頭をよぎりました。差別が逆照射するのは自由だからでしょうか?また、釣りバカ日誌でコメディーに挑んだ三国さんによる、渥美清さんの「寅さん」評価には、実に鋭い視点があります。その項目を読むだけでも価値があります。