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シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土 (ちくま文庫 う 27-1) 文庫 – 2006/8/10

4.3 5つ星のうち4.3 19個の評価

「シリコンバレーで今何が起ころうとしているのか、この目で見きわめたい。産業の大変革を身体で実感したい」。1994年10月、同地に移住した著者は、ネット革命とバブル崩壊の一部始終を目撃し、マイクロソフト帝国の変質と、リナックス、グーグルの誕生に注視する。技術と経営と投資家の幸福な結びつきと、その背後の「変化を面白がる楽天主義」を余すところなく伝える名著の待望の文庫化。『シリコンバレーは私をどう変えたか』を改題、新規書き下ろし原稿60枚。
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商品の説明

著者について

1960年生まれ。慶應義塾大学工学部卒業。東京大学大学院情報科学科修士課程修了。1994年よりシリコンバレー在住。1997年にコンサルティング会社、ミューズ・アソシエイツをシリコンバレーで創業。2000年には岡本行夫氏らとベンチャーキャピタル、パシフィカファンド設立。 ブログは『My Life Between Silicon Valley and Japan』

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2006/8/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/8/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480422536
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480422538
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 19個の評価

著者について

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梅田 望夫
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2006年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ウェブ進化論」で梅田ファンになり、

この本「も」買ってしまった人は多いだろう。

もちろん私もそんな一人だ。

「売れるうちに売っておけ」とばかりに、過去の作品をこのタイミングで

改めて文庫する出版社のマーケティング手法への不満はあれど、

それはまあこの際置いておこう。

確かに内容的には古いし、「ウェブ進化論」ほどのインパクトはないが、

この本はこの本で、所謂「ドットコムバブル」の頃のシリコンバレーの

空気を伝える貴重な記録になっているし、興味深い記述には溢れている。

「誰が読んでも面白い」とまではいかないが、

少なくとも(広い意味での)IT業界で生きている人には、

考えさせられる記述が多いのではないか。

特に、ソフトウェアの分野で日本企業がなかなか世界に羽ばたけない一方で、

シリコンバレーからは次から次へと世界的な企業が沸いて出てくる要因の分析は、

現地にどっかりと腰を下ろした人なりの説得力がある。

「失敗しても返さなくてもいいお金」が現に存在することなど、

「グーグル(のような会社)を生むビジネス風土」として、

シリコンバレーならではの「風土(あるいは「精神」)」があるらしいのだが、

逆にそのような風土がなぜ日本に根付かないのかを考えるのは、

私たち自身に与えられた宿題なのかもしれない。

この本は少なくともそのきっかけにはなるだろう。

いや、それとも日本のIT業界でも、

若い世代は既にシリコンバレーライクな精神を持っていて、

既に世界に出ようとしているのだろうか?
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 20世紀の終わりから21世紀の初めにかけて、シリコンバレーで

何が起こっていて、著者が何を考えていたのかが書いてある。

自分がいる日本とのあまりの違いに衝撃を受けた。特に、個人

の財産は個人のもの、会社の借金は会社のもの、と分けている

部分には文化の違いを感じた。

 著者がその当時考えていたことの記録に近いものだが、今になって

読んでみると当たっていたこともあれば、はずれたこともある。

都合の悪い話もそのまま掲載してあるところに、著者の真摯な姿勢

を感じる。

 長いあとがきを読み終えて、次の本が読みたくなった。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリコンバレーで実際に事業を興した著者が、1996年からの5年間、日本に向けて書いた手紙を「シリコンバレーからの手紙」として出版したもの。

まるで小説を読んでいるかのような感覚を覚えるほど自然な流れで、シリコンバレーの一角で「あわただしくものんびりした時間の流れ」を楽しみながらも、ネット革命とバブル崩壊の一部始終を当事者の目線で目撃した著者による迫力のある文章には非常に引きつけられるものがある。

印象に残ったポイントを3つ。

1点目に、「シリコンバレーの流儀」。事業の成功・失敗はあくまでもビジネスというルールのある世界でのゲームであり、失敗したときに、投資家や従業員や取引先といった関係者に迷惑がかかるという考えを捨てるということ。

日本に多いベンチャーのタイプとして、創業者が多額の個人債務保証つきの借金で資金調達を行い、失敗したら後がないパターンとはかなり異なる。
(自分自身も、ベンチャー企業に勤めていたことがあり、失敗パターンを目の当たりにしているので、妙に納得。)

2点目に、いかに「機会」に対して貪欲で、実践的であるかということ。梅田さんの仲間は、あまりマクロな議論はせず、時代の大きな流れをつかんだら、自分の問題に落とし込んですぐに実行してしまうらしい。

イノベーションはかくして、「プロトタイプ」や「実験」の繰り返しで生まれるのだろう。そう考えると、批評している暇があったらひとつでもふたつでもとにかく「考えながら行動する」ことを実践しなければ・・・と考えせられた。

3点目には、やはり何といってもシリコンバレーという、環境の素晴らしさ!自然環境はもちろん、産学一体の名門スタンフォード、リベラルな雰囲気が生み出す多様性・・・アカデミックな面だけでなく、こんな自由でオープンな文化がイノベーションの創出を助けているのだろう。自分自身もベイエリアの大学で学んだ経験があり、本を読んでいてとてもうらやましくなってしまった。

それにしても梅田さんの日本人離れした(?)前向きな姿勢は素晴らしい!元気づけられた読者も多いのではないかと思う。日本再生への、必読書!!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年9月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シリコンバレーにどっぷり浸かった著者の人生哲学が興味深いです。

・変化していく自分を楽しむ
・「わかっていないことの面白さや混沌」の方へ踏み出す生き方
・自分一人で判断して行動に移す
・限られた情報と限られた能力で、限られた時間内に拙いながらも何かを判断し続け、
その判断に基づいてリスクをとって行動する
・「好きで好きで仕方ない」こととは、自分にとって何なのか。どうせ一生仕事を続けていくのなら、
そのことを突き詰めていくしかない。

シリコンバレーという特殊な場所での所感とはいえ、
人生を豊かにする大切な考え方がきらめいている気がした。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月31日に日本でレビュー済み
90年代後半からネットバブル前後までのシリコンバレーを流れていた空気が読みやすく綴られていると思う。シリコンバレーの活動がバブルを発生させる構造を含んでいる、という指摘も分かりやすく整理されている。ただ、言葉の誤用も一部にあるので、すべてをそのまま受け取るのではなく、あくまで「梅田仮説」として考えるべきだろう。

一方、2006年に本書を手にする読者の方は、バブル崩壊後のことに(も)関心があるはず。副題の「グーグルを生むビジネス風土」が含まれているのもバブル崩壊後の時代のはずだ。「文庫のための長いあとがき」で触れられていることにはなっているが、正直物足りなさがある。もしそこを本当に知りたいのであれば「Web進化論」と併せて読むべきなのかもしれない。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ウェブ時代をゆく」が面白かったので過去にさかのぼって本書を読んでみた。2001年8月に出版された「シリコンバレーは私をどう変えたか-起業の聖地での知的格闘記」の文庫版として2005年に出版されている。2001年の記述はそのまま再録されていて、2005年から振り返った長いあとがきが追加されている。

本書のよさは、その時点で格闘している梅田氏の濃密な時間を感じることができることだと思う。新しいものに触れて格闘しているとき、人は輝くと思う。

シリコンバレーの流儀や日本とのビジネス環境の違いなどが紹介されている。シリコンバレーで資金集めに成功し起業したら、その資金が果てるまで徹底的にがんばりつくす、どんなに困っても自分の資産には手をつけない。調達した資金がなくなったらアウト。また再出発。

中でもマドル・スルー(muddle through)という言葉が気に入った。「行き先が見えない中、手探りで困難に立ち向かう」意味らしい(P.266)。アングロ・サクソンには「マドル・スルー」の状態自体をプロセスとして楽しむ骨太の行動文化があり、その文化の存在こそが「霧の立ち込め始めた時代」にアメリカやイギリスが活力を保持している所以だという。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年10月7日に日本でレビュー済み
梅田望夫本、やっぱり面白いです!

読み進めながら、

なにかがフィットするし、動き始める予感がある。

とにかく氏のテーマに対するコミットぶりは並ではない。

月刊雑誌連載の短文なので、 どこからでも読める。

読めるが、短文と侮るなかれ、

どの頁にも、暗中模索の中、氏自身が直接行動を起こし、

体験した中から会得した英知に満ちている。

「未来創造」へのヒント、インスピレーションをもたらしてくれる出会い、

偶然を必然にした出会いが溢れている。

>

そうなんだ。

何でもかんでも、すべては個人の中から生まれるんだ。

会社からじゃないんだ。

価値を生み出すのは会社ではなくて個人なんだ。

日本人でそういうモノの考え方をする奴に初めて会ったよ。

>

パーティなどの自己紹介で、「××社△△部所属の○○と申します」式の、

つまり、日本式の挨拶が通用しない世界、

裸の自分のコトバで語り掛け、

組織よりも個人が最優先される世界… でのお話し。

一冊丸ごと、全部引用したくなる。

こんな著者との出会いは、 そうあるものではない。

(『Web進化論』もそうだったが)

>

行動するもの同士でそれらの情報が連鎖し、未来が創造される。

行動する者がいなければ生まれなかったはずの未来がである。

未来志向の行動の連鎖を引き起こす核となる精神。

それが「シリコンバレー精神」である。

>

「グーグルを生むビジネス風土」には、あるいは今も、

ピューリタニズムの伝統が脈々と引き継がれているのか?

「未来創造」に掛けて、その点、わたしたちの文化は、とても臆病だと言わざるをえない。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年10月22日に日本でレビュー済み
この本の大部分は、1996年から2001年のシリコンバレーの空気の中で書かれた文章だ。

初め、「ちょっと古いかな。。」と思った。

というのも、ネットの世界の出来事は半年、いや3ヶ月もすると

何もかも様変わりして、古いものはまったく忘れさられる世界だからだ。

しかし、この本の魅力は別のところにある。

それは文章の力だ。

前作「ウェブ進化論」を読んでみるとよくわかる。

ネット世界の変化の様子を情熱をこめて語る、その語り口に魅了された人は多いだろう。

この本のあとがきに、著者の父は作家の梅田晴夫だと書いてあって、

やはり、文章にこだわりを持つ人なんだと、妙に納得してしまった。

“ハイテク・ベンチャー企業の集積地シリコンバレーの気候が最高で、

自然環境にも恵まれ、

できれば仕事などしないですごしたいなぁ、

と心から思うような場所であることは、

案外知られていない。

シリコンバレーは天才たちが夜を日に継いで働き、

富を創り出している場所であることは間違いないのだが、

「華やかさと殺伐とした雰囲気が同居した」

ウォール街のようなところとは対照的な

「天気のいい田舎町」なのである。”

そんな「天気のいい田舎町」が、

今や世界を動かすおおきなうねりの発信地となっている。

マイクロソフト裁判、ベンチャービジネスのしくみ、ナードと呼ばれる人たち。。。etc

どの項目も簡潔でわかりやすい文章で書かれ、しかも面白い。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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