なんで通じないのか
を考える最初の1歩がここには書かれています。
自分の伝えたい言葉や文その初めのとっかかりに繋がるいくつもの考えが浮かんできました。
是非お手に取って読んでもらいたいです。
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あなたの話はなぜ「通じない」のか (ちくま文庫 や 31-1) 文庫 – 2006/12/6
山田 ズーニー
(著)
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- ISBN-104480422803
- ISBN-13978-4480422804
- 出版社筑摩書房
- 発売日2006/12/6
- 言語日本語
- 本の長さ249ページ
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2006/12/6)
- 発売日 : 2006/12/6
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 249ページ
- ISBN-10 : 4480422803
- ISBN-13 : 978-4480422804
- Amazon 売れ筋ランキング: - 41,760位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 153位ちくま文庫
- - 173位ビジネス交渉・心理学
- - 900位社会学概論
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上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人に紹介された本を読んでみると新しい気持ちになれます。読んで良かった作品です。
2021年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんとなく人とうまくいかないな。コミュニケーションがとれないなと思う部分を丁寧に解説してくれる。
現実的に応用できるような伝え方や、伝える前に相手を理解するための方法が書いてあって、やってみよう!という前向きな気持ちになれた。
現実的に応用できるような伝え方や、伝える前に相手を理解するための方法が書いてあって、やってみよう!という前向きな気持ちになれた。
2021年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友人や職場の上司、同僚と会話する中で、話がうまく伝わらない、うまく話が出来ないと感じた経験はありました。社会に出始めたばかりの頃は特に感じていて「自分は説明が苦手」と思いながら、なんとなく経験を積むにつれて薄れていったところもあります。しかし、根本的な部分は変わっておらず、今でも同じように思うことはあります。
正直相手側の問題もあるので「別にいいや」と思っていたところもあったのですが、オンラインで話すことが多くなったことで、声だけだと説明の技術がより必要になると感じこの本を購入しました。
この本を読んで一番何が足りなかったのか、答えは単純で「相手にわかってもらうための努力」でした。そのための具体的な方法が書いてありました。それを考えるいい機会にはなりましたが、すぐには難しく、トライ&エラーの繰り返しで実践していくしかないのかなと思います。
正直相手側の問題もあるので「別にいいや」と思っていたところもあったのですが、オンラインで話すことが多くなったことで、声だけだと説明の技術がより必要になると感じこの本を購入しました。
この本を読んで一番何が足りなかったのか、答えは単純で「相手にわかってもらうための努力」でした。そのための具体的な方法が書いてありました。それを考えるいい機会にはなりましたが、すぐには難しく、トライ&エラーの繰り返しで実践していくしかないのかなと思います。
2016年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書を要約すると、2つのテーマから構成されています。
一つは、話題の根本の「論点設定の重要性とその見つけ方」(論点設定)
もう一つは、実際に伝える際の何を言うかではなく「どんな目線で言うか」(メディア力)
本書はタイトルからすると、ちまたに溢れるコミュニケーションのアドバイス本かと思ってしまいますが、
感想から言うともっと深いものです。戦略的であり、論理的であり、一対一のコミュニケーションはもとより
一対多をも想定されています。
最初の章で著者からのアツいメッセージがとても印象的でした。
それは、天下りで横柄かつ責任逃れをする取引先の代表に対して自分がいかに
消耗せずにコミュウニケーションを取るためにどうあればよかったのか!
そのキッカケと考察と結論が本書に至ったというものです。
そんな状況であっても、自分の考えで関わり結果を出すことを目指すために
本書は誕生したとのことです。
この辺りにコミュニケーションの神髄が伺えますね。
内容ですが、「論点設定」の解説が一番ためになりました。
コミュニケーションとは、意見+理由(なぜ?)と対になっておりその理由が共感を生む。
意見は同じであってもそこに行きつく論点設定(問い)は各個人自分なりの「決め事」であり、
なぜを考えなぜを伝えることで見える共感がコミュニケーションのポイントになります。
もし共感できる理由、論点を共有できないやり取りになるのであれば、
形を変えた自分が正しいかどうかの質問になり会話はすれ違ってしまう。
実際そういう会話、会議、質疑応答は国会中継などでよく見られますよね。
著者は、問いの発見にこそ価値があると主張し、「人」「空間」「時間軸」の3つの
軸から問題の多角的視野を取り入れることをアドバイスしてくれています。
そして、もう一つのテーマ「メディア力」です。
要は、言葉は相手との信頼関係の中で初めて力を持つものであり、
どんな視点で言うかを考えろということです。
例えば、同僚が相談してきたメールに対して「おまえはこうだからあーしたほうがいい」(もちろんもっと丁寧に返信しますが)
という視点で返信すると軋轢を生むことになるかもしれません。
特にメールだとこの辺りのニュアンスが難しいところですよね。
人を変えようという立場では押し付けになり人は動きません。
そこで、自分も同じ問題に向き合っているという視点で伝えることをヒントにしています。
同様に、よく理解しないでクレームを言ってくる輩に対してもいたずらに反論せず、
「ご安心ください。××という事実に我々も心を痛めております。
我々は◯◯を守るためにこういうことを行っております」など
自分が言いたいこと(感情的に)よりも、
相手が知りたいことを優先することにより、より共感が生まれるというのは納得できます。
日常のコミュニケーションだけではなく、自己紹介についてもアドバイスがあり
そこもオススメです。
期待を超えたクオリティーに☆5評価です。
一つは、話題の根本の「論点設定の重要性とその見つけ方」(論点設定)
もう一つは、実際に伝える際の何を言うかではなく「どんな目線で言うか」(メディア力)
本書はタイトルからすると、ちまたに溢れるコミュニケーションのアドバイス本かと思ってしまいますが、
感想から言うともっと深いものです。戦略的であり、論理的であり、一対一のコミュニケーションはもとより
一対多をも想定されています。
最初の章で著者からのアツいメッセージがとても印象的でした。
それは、天下りで横柄かつ責任逃れをする取引先の代表に対して自分がいかに
消耗せずにコミュウニケーションを取るためにどうあればよかったのか!
そのキッカケと考察と結論が本書に至ったというものです。
そんな状況であっても、自分の考えで関わり結果を出すことを目指すために
本書は誕生したとのことです。
この辺りにコミュニケーションの神髄が伺えますね。
内容ですが、「論点設定」の解説が一番ためになりました。
コミュニケーションとは、意見+理由(なぜ?)と対になっておりその理由が共感を生む。
意見は同じであってもそこに行きつく論点設定(問い)は各個人自分なりの「決め事」であり、
なぜを考えなぜを伝えることで見える共感がコミュニケーションのポイントになります。
もし共感できる理由、論点を共有できないやり取りになるのであれば、
形を変えた自分が正しいかどうかの質問になり会話はすれ違ってしまう。
実際そういう会話、会議、質疑応答は国会中継などでよく見られますよね。
著者は、問いの発見にこそ価値があると主張し、「人」「空間」「時間軸」の3つの
軸から問題の多角的視野を取り入れることをアドバイスしてくれています。
そして、もう一つのテーマ「メディア力」です。
要は、言葉は相手との信頼関係の中で初めて力を持つものであり、
どんな視点で言うかを考えろということです。
例えば、同僚が相談してきたメールに対して「おまえはこうだからあーしたほうがいい」(もちろんもっと丁寧に返信しますが)
という視点で返信すると軋轢を生むことになるかもしれません。
特にメールだとこの辺りのニュアンスが難しいところですよね。
人を変えようという立場では押し付けになり人は動きません。
そこで、自分も同じ問題に向き合っているという視点で伝えることをヒントにしています。
同様に、よく理解しないでクレームを言ってくる輩に対してもいたずらに反論せず、
「ご安心ください。××という事実に我々も心を痛めております。
我々は◯◯を守るためにこういうことを行っております」など
自分が言いたいこと(感情的に)よりも、
相手が知りたいことを優先することにより、より共感が生まれるというのは納得できます。
日常のコミュニケーションだけではなく、自己紹介についてもアドバイスがあり
そこもオススメです。
期待を超えたクオリティーに☆5評価です。
2023年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
意見を述べる際に鉄板の流れを学ぶことができました。ありがとうございます。
2021年5月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白く、自分の考えと重なったり、知らなかった視点を見ることができた。
また、読み返したい。
また、読み返したい。
2017年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
●相手が、「あなたの理屈は正しいとわかった。
しかし、あなたという人間は嫌いになった」
では、通じたとは言えない。
本書冒頭に登場する一文です。
この一文自体は“問い“になっておらず、“断定文”です。
しかし、本著を通じた著者の大きな“問い”の一つは、
●相手が、「あなたの理屈は正しいとわかった。
しかし、あなたという人間は嫌いになった」
は、通じたと言えるのか?
という点だと思います。
本著と、
・「自己肯定感、持っていますか?」水島広子著
の二冊を読みまして、
私が40年近くやってきたコミュニケーションが、
いかに家族、友人、何より自分自身をボロボロに
するやり方であったかという点を強く深く反省しました。
しかし、あなたという人間は嫌いになった」
では、通じたとは言えない。
本書冒頭に登場する一文です。
この一文自体は“問い“になっておらず、“断定文”です。
しかし、本著を通じた著者の大きな“問い”の一つは、
●相手が、「あなたの理屈は正しいとわかった。
しかし、あなたという人間は嫌いになった」
は、通じたと言えるのか?
という点だと思います。
本著と、
・「自己肯定感、持っていますか?」水島広子著
の二冊を読みまして、
私が40年近くやってきたコミュニケーションが、
いかに家族、友人、何より自分自身をボロボロに
するやり方であったかという点を強く深く反省しました。