今から15年以上前、中学生の時に図書館で借りて初めて読み、その優しく静かであたたかな世界観に、当時多感だった私は世界の片隅に秘密の居場所を見つけたような気がしました。
大人になってからも、何となく心に留まっていた本で、ふと思いたって買いました。傷ついた時や静かに自分の殻で温かなものに守られていたいような気分の時にはつい手にとっては読むお守りのような本です。
それぞれの物語は少しずつリンクはしているものの、1つで読んでも良い。
案外評価が低く悲しかったので、私はいいと思うの!という気持ちを込めて。
私はこの本に出会えてよかったです。
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夜に猫が身をひそめるところ: Think (ちくま文庫 く 21-3 ミルリトン探偵局シリーズ 1) 文庫 – 2006/12/1
吉田 音
(著)
- 本の長さ222ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2006/12/1
- ISBN-104480422870
- ISBN-13978-4480422873
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2006/12/1)
- 発売日 : 2006/12/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 222ページ
- ISBN-10 : 4480422870
- ISBN-13 : 978-4480422873
- Amazon 売れ筋ランキング: - 854,175位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年9月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本の痛みがほとんどない状態は良く届きました。これから絶版の本もこのようなカタチで販売してくださると嬉しいです。
2003年6月13日に日本でレビュー済み
ジャンル分けしづらく、派手な宣伝文句が当てはまるわけでなく、たぶん出版社にとっては売りにくい作品でしょう。
ただ一点、『クラフトエヴィング商会』物というのが足がかりで、固定ファンにはうれしい作品でした。
大人と子供の間の少女や少年の日々をふと思い出す。それがたとえ自分の経験とかけ離れていても、そう、そんな気分は確かにかつて心のどこかに抱いていたことが浮かび上がってきます。
大きなイベントは無く、小さな事象が少しずつ絡まったりすれ違ったりして、まさに「紡がれた物語」と言った趣の作品です。
作者は一応「クラフトエヴィング商会」を主催する吉田夫妻の娘さんと言うことですが、ホントかどうかはそれもお楽しみの内、というところでしょうか。
ただ一点、『クラフトエヴィング商会』物というのが足がかりで、固定ファンにはうれしい作品でした。
大人と子供の間の少女や少年の日々をふと思い出す。それがたとえ自分の経験とかけ離れていても、そう、そんな気分は確かにかつて心のどこかに抱いていたことが浮かび上がってきます。
大きなイベントは無く、小さな事象が少しずつ絡まったりすれ違ったりして、まさに「紡がれた物語」と言った趣の作品です。
作者は一応「クラフトエヴィング商会」を主催する吉田夫妻の娘さんと言うことですが、ホントかどうかはそれもお楽しみの内、というところでしょうか。
2007年4月23日に日本でレビュー済み
文庫にしてはなかなか良いお値段がする。まあ、たしかにカラー写真が何枚も入っているしな。
ほっと、肩の力を抜いて、ほのぼのとしたい時に向いている一冊です。
お土産好きのシンク(黒猫)と架空の名探偵円田さん、そして著者の音さんとその家族が紡ぎだすほのぼの空想物語り。
著者が十代の頃に書いたみたいだが、なるほど、すばらしいセンスだ。
難しい文章は全くないが、ほんのりゆるやかな雰囲気が漂ってくる様な一冊である。
非常に読み易いので、一日で読み切ってしまうでしょう。
ほっと、肩の力を抜いて、ほのぼのとしたい時に向いている一冊です。
お土産好きのシンク(黒猫)と架空の名探偵円田さん、そして著者の音さんとその家族が紡ぎだすほのぼの空想物語り。
著者が十代の頃に書いたみたいだが、なるほど、すばらしいセンスだ。
難しい文章は全くないが、ほんのりゆるやかな雰囲気が漂ってくる様な一冊である。
非常に読み易いので、一日で読み切ってしまうでしょう。
2007年8月2日に日本でレビュー済み
「クラフト・エヴィング商會三代目」の娘、
吉田音<おん>を主人公とした探偵譚。
クラフト・エヴィング商會の他の本にも出てくる探偵、
「円田さん」も登場。
登場人物が日本人ながら、相変わらず
ヨーロッパテイストの世界観が淡々と流れている。
吉田音<おん>を主人公とした探偵譚。
クラフト・エヴィング商會の他の本にも出てくる探偵、
「円田さん」も登場。
登場人物が日本人ながら、相変わらず
ヨーロッパテイストの世界観が淡々と流れている。
2002年5月6日に日本でレビュー済み
イベントのコットン・キャンディー、物産展の金平糖、ウインドーショッピング中のクレープ、のような小説でした。