1924年の5月23日~7月27日(ちょうど100年前!)、チャペックはイギリスを訪れた。本書は、その時にチェコの新聞に連載した紀行エッセイ。ロンドンからウェールズ、スコットランドまで、ほぼ全土をめぐる。その風土や文化についてはもちろんのこと、ユーモアにあふれた人間描写がたまらなくいい。イギリス贔屓だったこともあって、懐かしいよきイギリスが活写されている。
アイルランドへも行きたかったのに、あんなとこは行くもんじゃないとみなから止められ、行かずじまい。そのことも縷々綴っている。
風景や人物をラフに描いた挿絵が70以上。描いているのはチャペック本人。印象的なのはバーナード・ショーの似顔絵。2つあって、たえず動いてしゃべりまくっているショー、相手をからかって遊んでいるようなショー。その解説もまた洒落ている。
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イギリスだより (ちくま文庫 ち 8-1 カレル・チャペック旅行記コレクション) 文庫 – 2007/1/1
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- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2007/1/1
- ISBN-104480422919
- ISBN-13978-4480422910
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2007/1/1)
- 発売日 : 2007/1/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 254ページ
- ISBN-10 : 4480422919
- ISBN-13 : 978-4480422910
- Amazon 売れ筋ランキング: - 377,840位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 61位その他の外国文学の全集・選書
- - 891位ロシア・東欧文学研究
- - 1,510位ちくま文庫
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2024年3月25日に日本でレビュー済み
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2021年1月11日に日本でレビュー済み
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イラストが見たくて買ったのですが、小さく見づらいものしか付いていませんでした。
立ち読みが出来ず、「イラスト多数」と書かれた解説だけを見て買ったので、
とてもガッカリしました。
どの程度のイラストが載っているのかは事前に確認したかったです。
本の内容は良いのでしょうけど、元々絵が目当てで買っているので、
星は一つにしました。
立ち読みが出来ず、「イラスト多数」と書かれた解説だけを見て買ったので、
とてもガッカリしました。
どの程度のイラストが載っているのかは事前に確認したかったです。
本の内容は良いのでしょうけど、元々絵が目当てで買っているので、
星は一つにしました。
2016年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は,旅で巡った名所旧跡もさることながら,走る列車の車窓から見た一瞬の風景 ~たとえば一軒の赤い小さな家,その庭で生け垣を刈り込んでいる老紳士,緑の田舎道でひたすら自転車のペダルを踏む少女の姿~ がその国の印象として長く残るという。このまえがきからチャペックのイギリス旅行記に引き込まれてしまった。これは,彼の他の国の旅行記も読まねばなるまい。
2017年10月30日に日本でレビュー済み
面白かったです!カレルのユーモアで語られる英国の風景。100年前とほとんど変わらない、自分で見てきた英国への共感と未知の場所へのあこがれにあふれていました。ハイランドへも足を延ばしたかったなあ。
産業革命が及ぼした、或いは大英帝国の繁栄が及ぼした影の部分へのユーモアに包まれた、シビアな語り口。そこから滲み出る彼の思想。
時々吹き出しながら100年前の旅行記に共感しました。
産業革命が及ぼした、或いは大英帝国の繁栄が及ぼした影の部分へのユーモアに包まれた、シビアな語り口。そこから滲み出る彼の思想。
時々吹き出しながら100年前の旅行記に共感しました。
2009年6月24日に日本でレビュー済み
チャペックの文章は愛情に満ちているなー、と改めて感じさせてくれる一冊です。読んでいるだけでもイギリスやイギリス人が好きになれます。そして、直接は描かれていない彼の故郷、チェコのことも。
チャペックの本を読んだことがない方には、ちょっと地味な本だと思います(「ダーシェンカ」などと比べて)。でも、ぜひ一度読んでみてください。ナチスの脅威にさらされていた小国の作家が、いかに自国を愛し、他国の文化を愛し、友人達に愛されていたかを感じることのできる、すばらしい旅行記です。
チャペックの本を読んだことがない方には、ちょっと地味な本だと思います(「ダーシェンカ」などと比べて)。でも、ぜひ一度読んでみてください。ナチスの脅威にさらされていた小国の作家が、いかに自国を愛し、他国の文化を愛し、友人達に愛されていたかを感じることのできる、すばらしい旅行記です。
2008年1月9日に日本でレビュー済み
おおかたの日本人からすれば、イギリスという国は同じく島国、同じく君主制という事でそこそこ愛着を持っている。さらに議会制民主主義の先輩の国ということで、政治のお手本のような国。チャペックはチェコという小国に生まれた事から、民主主義の大先輩というこのイギリスという国をとても羨ましく思っているようだ。他の旅行記と同じく、お得意のイラストがいい。21世紀になっても彼のエッセイは心に染みる。