人気作家なのに、これまで一冊も読んだことがなかったので、作家の名を世に広めた作品を読んでみました。
テンポの良いリズミカルな筆使いに一気に読了し、すっかりファンになりました。
カラッとしてるのに、微熱を抱えた若い時をふぅ~っと一息吐いて、前進して行く青春をサラリと描いた素敵な物語でした。
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図書館の神様 (ちくま文庫 せ 11-1) 文庫 – 2009/7/8
瀬尾 まいこ
(著)
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主人公は、清く正しい青春をバレーボールに捧げてきた、その名も清(きよ)。あることがきっかけで、夢をあきらめて教師になるべく、海の見える中学校に赴任する(教員採用試験に受かっておらず、臨時雇いではあるが)。そこで、思いがけず文芸部の顧問となった清に訪れた変化とは……。「卵の緒」で坊っちゃん文学賞を受賞した瀬尾まいこの、デビュー第2作。大幅にファンを増やした評判作の、待望の文庫化。単行本未収録の幻の短篇「雲行き」も収録。
- ISBN-104480426264
- ISBN-13978-4480426260
- 出版社筑摩書房
- 発売日2009/7/8
- 言語日本語
- 寸法10.7 x 0.9 x 14.8 cm
- 本の長さ240ページ
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商品の説明
著者について
瀬尾まいこ(せお・まいこ)
1974年大阪生まれ。2001年「卵の緒」で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞、02年、同名単行本でデビュー。以後、「図書館の神様」「天国はまだ遠く」を発表し注目される。05年、「幸福な食卓」で吉川英治文学新人賞を受賞、のちに映画化される。08年、「戸村飯店 青春100連発」で坪田譲治文学賞を受賞。他の著書に「優しい音楽」「強運の持ち主」「温室デイズ」など。
1974年大阪生まれ。2001年「卵の緒」で第7回坊っちゃん文学賞大賞を受賞、02年、同名単行本でデビュー。以後、「図書館の神様」「天国はまだ遠く」を発表し注目される。05年、「幸福な食卓」で吉川英治文学新人賞を受賞、のちに映画化される。08年、「戸村飯店 青春100連発」で坪田譲治文学賞を受賞。他の著書に「優しい音楽」「強運の持ち主」「温室デイズ」など。
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2009/7/8)
- 発売日 : 2009/7/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 240ページ
- ISBN-10 : 4480426264
- ISBN-13 : 978-4480426260
- 寸法 : 10.7 x 0.9 x 14.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 167,810位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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4 星
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図書館の神様は叔母にもらって読んだ本なのですが、それまでは私自身小説なんてずっと読んでいませんでした。この本を手に取って読んでみたところ、本嫌いなわたしでもサクサク読み進められました。寝る前の時間や暇な時に読んでいたのですが3日ほどで読み終えました。この本のいいところは夏目漱石や石川啄木、三島由紀夫などの有名な作家さんに興味を持てるところでしょうか。私は文学史に興味がなかったのですが、一度夏目漱石のこころを読んでみたくなりました。そこから本も好きになれるんじゃないかなと期待しています。
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2023年9月8日に日本でレビュー済み
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2022年10月4日に日本でレビュー済み
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本苦手な人でも面白いと感じれる。
とりあえず読んでみるといい。
とりあえず読んでみるといい。
2022年11月27日に日本でレビュー済み
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このところ、あれこれ読んでいる瀬尾まいこさんの小説ですが、これはいまいちぴんと来ませんでした。
主人公・清(きよ)の不倫のシーンがよく分からなかったのと、中篇と言ってもいい分量なので、登場人物の例えば垣内(かきうち)君は魅力的だなあ、もっと彼のこと知りたいなあと思ってたら、話が終わってしまって残念、みたいなところがありました。
でも、たった一人の文芸部員である垣内君の台詞には、「お! いいこと言うじゃん」てのが、いくつもありました。なかでも、文庫本の 187頁、《文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。》に始まる五行分の台詞は、とても良かった。読書好きの一人、本の旅人の一人として、ぐっと来るものがありました。
しかし、この小説のタイトルは謎だわ。高校の図書室は舞台として何度も出てくるけど、〈図書館〉て、話の中に出てきたかな。記憶にないんだけど。図書室ではなく、なぜ図書館とタイトルにあるのか。さっきから考えてるんだけど、やっぱ、分からんわ。
主人公・清(きよ)の不倫のシーンがよく分からなかったのと、中篇と言ってもいい分量なので、登場人物の例えば垣内(かきうち)君は魅力的だなあ、もっと彼のこと知りたいなあと思ってたら、話が終わってしまって残念、みたいなところがありました。
でも、たった一人の文芸部員である垣内君の台詞には、「お! いいこと言うじゃん」てのが、いくつもありました。なかでも、文庫本の 187頁、《文学を通せば、何年も前に生きてた人と同じものを見れるんだ。》に始まる五行分の台詞は、とても良かった。読書好きの一人、本の旅人の一人として、ぐっと来るものがありました。
しかし、この小説のタイトルは謎だわ。高校の図書室は舞台として何度も出てくるけど、〈図書館〉て、話の中に出てきたかな。記憶にないんだけど。図書室ではなく、なぜ図書館とタイトルにあるのか。さっきから考えてるんだけど、やっぱ、分からんわ。
2023年8月14日に日本でレビュー済み
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瀬尾さんの本はほとんど読んでいるの1ファンです。この本は初期のころの作品のせいか置いてある書店がなく、アマゾンで購入させて頂きました。「卵の緒」は結構あちこちに置いてあるんですけどね。
さて、いつも思いますが、瀬尾さん作品に出てくる人々は本当に優しくてチャーミングです。
真面目に生きてきたからこそ、周りに厳しくなってしまった主人公の人柄は自分とどこか重なる部分があり、共感しながら読み進めました。そして、憎めないけどやはりずるい不倫相手、優しい弟、そして子供なのにかなり頼りになる垣内君、みんな魅力的なキャラばかり。一見軽い感じに見えたの本作品ですが、不倫に加え、学生や高齢者の自殺などの話も含まれ、短い中にも色々なことが盛り込まれている素晴らしい一冊でした。購入して良かったです。
また他の話の中で会えたらいいなぁ、と思いました。
さて、いつも思いますが、瀬尾さん作品に出てくる人々は本当に優しくてチャーミングです。
真面目に生きてきたからこそ、周りに厳しくなってしまった主人公の人柄は自分とどこか重なる部分があり、共感しながら読み進めました。そして、憎めないけどやはりずるい不倫相手、優しい弟、そして子供なのにかなり頼りになる垣内君、みんな魅力的なキャラばかり。一見軽い感じに見えたの本作品ですが、不倫に加え、学生や高齢者の自殺などの話も含まれ、短い中にも色々なことが盛り込まれている素晴らしい一冊でした。購入して良かったです。
また他の話の中で会えたらいいなぁ、と思いました。
2016年12月29日に日本でレビュー済み
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いやぁ、ちくま文庫にはちょくちょく良品がありますね。爽快感溢れる本作もそんな一冊。
文学なんて性に合わないバレーの世界で生きてきたスポーツ少女が大人になって、偶然の積みかさねの結果、高校の国語の先生になってしまいます。そこで文芸部顧問になり、ただひとりの部員である男子高校生・垣内君と交流するうちに言葉の力に気付いていくというストーリーです。たとえば垣内君に書かせた詩を読んで「知っている人の紡ぐ言葉は、こんなにも心を打つのかと驚いた」りします。
ただそれだけの話なんですけど、妙に共感できる人生の真実がちりばめられているような気がします。主人公は妻のある男性と不倫関係にあるのですが、その男性はこんなことを主人公に話します。
「子どもの頃は何だってできるって思えて、何だって大好きになれたけど、そのうち、自分の特性みたいなのが見えてきて、飛行機になんて乗れないことがわかってしまう。そうなると、ギターとかケーキとか自分で動かせる範囲のものを好むようになっちゃうんだよな。そうして、好きなものもできることもどんどん削られていくんだ」
また、垣内君はこんなことを主人公に言います。
「面白くなろう、楽しくしよう。そう思ってるんだけど、そう思えば思うほど、僕はだんだんつまらない人になってしまう。難しいですね」
年齢を重ねて、世間の常識を身に付けてしまう。だんだんと大人になっていく。そうするうちに、いつのまにか自分で自分の世界に制限をかけてしまう。気付いたときにはつまらない大人になってしまうんです。でもそうなっちゃいけない、というのが本書が伝えたいことのひとつなんじゃないかな。主人公の弟は「水清ければ魚棲まず」「正しいことが全てじゃないし、姉ちゃんが正しいって思うことが、いつも世の中の正しさと一致するわけでもない」と言って、そこに助け船を出してくれます。なるほどなと唸らされると同時に、自分の人生を振り返ってしまいました。
文学なんて性に合わないバレーの世界で生きてきたスポーツ少女が大人になって、偶然の積みかさねの結果、高校の国語の先生になってしまいます。そこで文芸部顧問になり、ただひとりの部員である男子高校生・垣内君と交流するうちに言葉の力に気付いていくというストーリーです。たとえば垣内君に書かせた詩を読んで「知っている人の紡ぐ言葉は、こんなにも心を打つのかと驚いた」りします。
ただそれだけの話なんですけど、妙に共感できる人生の真実がちりばめられているような気がします。主人公は妻のある男性と不倫関係にあるのですが、その男性はこんなことを主人公に話します。
「子どもの頃は何だってできるって思えて、何だって大好きになれたけど、そのうち、自分の特性みたいなのが見えてきて、飛行機になんて乗れないことがわかってしまう。そうなると、ギターとかケーキとか自分で動かせる範囲のものを好むようになっちゃうんだよな。そうして、好きなものもできることもどんどん削られていくんだ」
また、垣内君はこんなことを主人公に言います。
「面白くなろう、楽しくしよう。そう思ってるんだけど、そう思えば思うほど、僕はだんだんつまらない人になってしまう。難しいですね」
年齢を重ねて、世間の常識を身に付けてしまう。だんだんと大人になっていく。そうするうちに、いつのまにか自分で自分の世界に制限をかけてしまう。気付いたときにはつまらない大人になってしまうんです。でもそうなっちゃいけない、というのが本書が伝えたいことのひとつなんじゃないかな。主人公の弟は「水清ければ魚棲まず」「正しいことが全てじゃないし、姉ちゃんが正しいって思うことが、いつも世の中の正しさと一致するわけでもない」と言って、そこに助け船を出してくれます。なるほどなと唸らされると同時に、自分の人生を振り返ってしまいました。
2020年6月24日に日本でレビュー済み
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文章はライトな感じで読みやすかったです。1日で読めちゃいます。生徒とのやりとりで、素敵なフレーズもあり良かったんですが、恋人との描写が何か苦手でした。性的にどうとかではなく、言葉の使い方なのか、私は好きになれなかった。生徒とのやりとりも、先生が若いから仕方ないのかもしれないけど、軽すぎな感じがしました。
本編より、短編が良かったです。
本編より、短編が良かったです。
2010年2月12日に日本でレビュー済み
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著者の後の作品でも共通している事だが、著者独特の爽快感のある文体を楽しめる。
爽やかで透明で、作品としての不思議なまとまりも面白い。
「図書館の神様」では、主人公清の心境の変化が、多くの人との出会いと共に、克明に描かれている。
スポーツと文芸に対して、不倫相手に対して、教師という職業に対して。
その内容の明快さ故に、次々とページをめくってしまう。
この作品は傑作だ。
「雲行き」も面白い作品だ。
母独自の天気予報を元に、二番目の父親と100万円の賭けをするという筋書き。
その賭けを通して、色々な発見があったし、結末も大変面白い。
ところで、両作品とも、頭痛に関して色々と語られるが、著者は頭痛持ちなのだろうか?
いずれにせよ、両作品ともに、頭痛とは対局にある爽快感に浸る事が出来る。
爽やかで透明で、作品としての不思議なまとまりも面白い。
「図書館の神様」では、主人公清の心境の変化が、多くの人との出会いと共に、克明に描かれている。
スポーツと文芸に対して、不倫相手に対して、教師という職業に対して。
その内容の明快さ故に、次々とページをめくってしまう。
この作品は傑作だ。
「雲行き」も面白い作品だ。
母独自の天気予報を元に、二番目の父親と100万円の賭けをするという筋書き。
その賭けを通して、色々な発見があったし、結末も大変面白い。
ところで、両作品とも、頭痛に関して色々と語られるが、著者は頭痛持ちなのだろうか?
いずれにせよ、両作品ともに、頭痛とは対局にある爽快感に浸る事が出来る。