任天堂派ではなくてセガ派だった著者が語るゲームのエッセイ。
レトロゲーから割と最新のゲームまで幅広く、ゲームデザインを始めゲームを遊び人たち、ゲームについての思い出などについて、短くも鋭い話がつづられています。
エッセイ集なのでひとつひとつの話題が短くなっています。
そういうわけでどこから読んでも楽しめる。
著者はセガ派だったこともあって、マイナーなものへむける眼差しが温かい。
普通の人なら見向きもしないようなタイトルを予約し遊び倒すこともしばしば。
私が一番好きなエッセイはトムとジェリーうやフロッガーについての話ですね。
ゲームについて語るときは小説家らしい切り口のこともあれば、普通こだわらないようなところをしつこく考えたりもする。
時折見せる本業の顔と、ゲームが好きな人間の顔とのギャップが面白いです。
内容は気楽なので軽く読めるし、文章も上手なので疲れません。
これはゲーム好きなら楽しく読めるでしょう。
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ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (ちくま文庫 ふ 38-1) 文庫 – 2009/9/9
ブルボン小林
(著)
- 本の長さ382ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2009/9/9
- ISBN-104480426280
- ISBN-13978-4480426284
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2009/9/9)
- 発売日 : 2009/9/9
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 382ページ
- ISBN-10 : 4480426280
- ISBN-13 : 978-4480426284
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,603,773位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2015年5月27日に日本でレビュー済み
PS2全盛時に書かれただけあってか、「任天堂は精彩を欠いている」「3D全盛の時代にいまだデフォルメにこだわっているから、任天堂はもうダメだ」など、任天堂をこき下ろす文章が散見された。その後のDS&Wiiの大ヒットを見て、著者は何を思うのだろうか?
2010年1月16日に日本でレビュー済み
作者のゲームに対する思いがつづられた本。
とりあげられているのは、ファミコンやMSXといった往年のゲームから、PS2など比較的最近のゲームもあり、かなり幅広いラインナップになっている。
どのゲームについても、ベタほめもしなければ、ボロクソに酷評してもいないので、その点は読みやすかった。
文章のところどころに独りツッコミが入るのが、ちょっと難点。なくても面白いのに。あと参考資料(?)のゲーム画面写真が見えにくかった。
しかしながら、ときメモのガールズサイド(!)をプレイした感想だけでも充分に読む価値はあると思う。ファミコン世代の男の人だけでなく、若い女の子にもオススメの本です。
とりあげられているのは、ファミコンやMSXといった往年のゲームから、PS2など比較的最近のゲームもあり、かなり幅広いラインナップになっている。
どのゲームについても、ベタほめもしなければ、ボロクソに酷評してもいないので、その点は読みやすかった。
文章のところどころに独りツッコミが入るのが、ちょっと難点。なくても面白いのに。あと参考資料(?)のゲーム画面写真が見えにくかった。
しかしながら、ときメモのガールズサイド(!)をプレイした感想だけでも充分に読む価値はあると思う。ファミコン世代の男の人だけでなく、若い女の子にもオススメの本です。
2009年8月30日に日本でレビュー済み
コラムニストのブルボン小林(=作家 長嶋有)によるテレビゲーム評論集。
彼は1972年生まれ。ファミコンで育った世代の人や、最近のゲームにワクワクしない人にはドンピシャの内容。
うまく言えないけれど、独自の視点でゲーム内の設定や、半ば常識的になっていることを、文字で追う面白さがある。
書いてあるツッコミ的なことが、(良い意味で)いちいち細かい。
「そうなんだよね」と共感できる半歩先を行き、そこまでコダわる?みたいな。
しかも表面的な知識ではなくて、本当のゲーム好きが出ている。
2004年発行の本なので、取り上げられる機種はPS2まで。
10代20代の若い世代にとっては、多少オッサン臭く感じるのかもしれないが、ゲームファンは一読あり。
彼は1972年生まれ。ファミコンで育った世代の人や、最近のゲームにワクワクしない人にはドンピシャの内容。
うまく言えないけれど、独自の視点でゲーム内の設定や、半ば常識的になっていることを、文字で追う面白さがある。
書いてあるツッコミ的なことが、(良い意味で)いちいち細かい。
「そうなんだよね」と共感できる半歩先を行き、そこまでコダわる?みたいな。
しかも表面的な知識ではなくて、本当のゲーム好きが出ている。
2004年発行の本なので、取り上げられる機種はPS2まで。
10代20代の若い世代にとっては、多少オッサン臭く感じるのかもしれないが、ゲームファンは一読あり。
2005年5月5日に日本でレビュー済み
①長嶋有さんの本が好き
②80年代、90年代初めに小中学生だった
人向け?!
ちなみに僕はドストライクだったから、とても楽しく読めた。
①に該当しなくても、②にはまれば「あ~、それあったよね。」
みたいな感じもあるので、是非手に取って見て。
②80年代、90年代初めに小中学生だった
人向け?!
ちなみに僕はドストライクだったから、とても楽しく読めた。
①に該当しなくても、②にはまれば「あ~、それあったよね。」
みたいな感じもあるので、是非手に取って見て。
2005年3月25日に日本でレビュー済み
ゲーム好きは勿論のこと、普段ほとんどゲームをしない人にも十分楽しめる本ではないかと思います。
それは多分、芥川賞作家でもある作者のゲームへの熱い想い?みたいなものが文章からじわじわとにじみ出ているからだと思われます。
自分と同年代の30代のオッサン連中が、何故こんなにもゲームにハマルのか?その謎も少しだけわかった様な気がしました。
それは多分、芥川賞作家でもある作者のゲームへの熱い想い?みたいなものが文章からじわじわとにじみ出ているからだと思われます。
自分と同年代の30代のオッサン連中が、何故こんなにもゲームにハマルのか?その謎も少しだけわかった様な気がしました。