「匣の中の失楽」で作中人物が読んでるシーンがあったのが気になって
手をだしてみた次第なのですが。
翻訳の精度が信用しきれないのもあって、これは原書も見ないとあかんのかなぁーとか。
そもそも、こんなに解注がないと理解出来ない作品て何なのかな~とか。
「殺すも生かすもウィーンでは」を読む限り、
少なくとも”優れたストーリーテラー”として、ピンチョンが評価されているわけではないですよね。
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競売ナンバー49の叫び (ちくま文庫 ひ 7-3) 文庫 – 2010/4/7
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- 本の長さ367ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2010/4/7
- ISBN-104480426965
- ISBN-13978-4480426963
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2010/4/7)
- 発売日 : 2010/4/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 367ページ
- ISBN-10 : 4480426965
- ISBN-13 : 978-4480426963
- Amazon 売れ筋ランキング: - 138,451位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2015年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年4月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トマス・ピンチョンの作品の中で「一番読みやすい」小説がついに文庫化。1966年の作品。
一番読みやすいと言っても、日本でも人気な「60年代のアメリカの作家」(例えばカポーティ、ヴォネガット、サリンジャー)などと比べるとかなり難しめですので注意。
一般人向けと言うより文学ヲタ向けの作品ではあります。
しかし「非常に難解な文学作品」と「一般人でも読める文学作品」のちょうど中間的な小説でありますので、なんというか「橋渡し的」役割がある小説だと思います。
注釈とかあとがきでページ数が割り増しされてますが、本編は「250ページ」しかありませんから、「古典的な文学作品」をある程度読んだ人はこれに挑戦すると良いんじゃないでしょうか?。
話の内容はある人の死がきっかけで主人公の前に謎が立ちあらわれ、話が進むにつれて色々な伏線が回収され収束していくという形式の小説。
まるで迷路の中をさまよっているような・・・あてどもなく漂い、迷い、流れていくような・・・。
暗喩がたっぷり。2,3回は読みなおしたい。
ちなみに2010年6月から新潮社でトマスピンチョンの全集が続々と出版されますので、この作品の新訳も来年ぐらい(?)に出版されると思われます。
ハードカバー版でしょうから高いのはイヤって方は、このちくま文庫版がおすすめ。
新訳好きやマニアの方は新潮社版がおすすめであります。
一番読みやすいと言っても、日本でも人気な「60年代のアメリカの作家」(例えばカポーティ、ヴォネガット、サリンジャー)などと比べるとかなり難しめですので注意。
一般人向けと言うより文学ヲタ向けの作品ではあります。
しかし「非常に難解な文学作品」と「一般人でも読める文学作品」のちょうど中間的な小説でありますので、なんというか「橋渡し的」役割がある小説だと思います。
注釈とかあとがきでページ数が割り増しされてますが、本編は「250ページ」しかありませんから、「古典的な文学作品」をある程度読んだ人はこれに挑戦すると良いんじゃないでしょうか?。
話の内容はある人の死がきっかけで主人公の前に謎が立ちあらわれ、話が進むにつれて色々な伏線が回収され収束していくという形式の小説。
まるで迷路の中をさまよっているような・・・あてどもなく漂い、迷い、流れていくような・・・。
暗喩がたっぷり。2,3回は読みなおしたい。
ちなみに2010年6月から新潮社でトマスピンチョンの全集が続々と出版されますので、この作品の新訳も来年ぐらい(?)に出版されると思われます。
ハードカバー版でしょうから高いのはイヤって方は、このちくま文庫版がおすすめ。
新訳好きやマニアの方は新潮社版がおすすめであります。
2019年2月9日に日本でレビュー済み
学生時代に読んだサンリオ文庫のやつを読み直してみた。
最後の競売の前のところまでは一応何が書いてあるかはわかったが、最後にエディパがいままで集めた情報を総括しているところは最初は意味がわからなかった。そこを読み直したら、サン・ナルシソやパラノイア、デジタル・コンピュータに象徴される現代のアメリカ社会とそれに取り残されてしまった(追放されてしまった)人々がテーマなのではないかと思った。トライステロはそれを描くためのエンジンで、最終的には存在していても存在していなくてもいいんだろう。
遺産執行人になったエディパがトライステロの謎ばかり追いかけているのは不可解だった。もっとほかにもやることがあるんじゃないか?
最後の競売の前のところまでは一応何が書いてあるかはわかったが、最後にエディパがいままで集めた情報を総括しているところは最初は意味がわからなかった。そこを読み直したら、サン・ナルシソやパラノイア、デジタル・コンピュータに象徴される現代のアメリカ社会とそれに取り残されてしまった(追放されてしまった)人々がテーマなのではないかと思った。トライステロはそれを描くためのエンジンで、最終的には存在していても存在していなくてもいいんだろう。
遺産執行人になったエディパがトライステロの謎ばかり追いかけているのは不可解だった。もっとほかにもやることがあるんじゃないか?
2013年10月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「ピンチョンは難解だが面白いぞ」
そんな皆さんの春風レビューに背中を押されて、買ってみました。
確かに難解です。でもちゃんと話の筋はわかるし、面白い。
でも、なんか、こう、あの、なんというか。
1から100までずっとこう、緊張しっぱなしなんですよね。
弛緩がない。緊張の線が張り詰め続けている感じ。
音楽でいうと、ギターがずっとチョーキングし続けているというか。
話に緩急がないわけじゃないんだけど、緊張の線は緩まない。
だから、読んでて疲れる。
その「疲れ」が「話の面白み」を超えてしまったので、途中で読むのをやめました。すいません。
ちなみに僕が好きなアメリカ文学の作家は、ヘミングウェイ、ナボコフ、ヘラー、バロウズ、ヴォガネットあたりです。
そんな皆さんの春風レビューに背中を押されて、買ってみました。
確かに難解です。でもちゃんと話の筋はわかるし、面白い。
でも、なんか、こう、あの、なんというか。
1から100までずっとこう、緊張しっぱなしなんですよね。
弛緩がない。緊張の線が張り詰め続けている感じ。
音楽でいうと、ギターがずっとチョーキングし続けているというか。
話に緩急がないわけじゃないんだけど、緊張の線は緩まない。
だから、読んでて疲れる。
その「疲れ」が「話の面白み」を超えてしまったので、途中で読むのをやめました。すいません。
ちなみに僕が好きなアメリカ文学の作家は、ヘミングウェイ、ナボコフ、ヘラー、バロウズ、ヴォガネットあたりです。
2008年4月29日に日本でレビュー済み
本書はThomas Pynchonの小説二点の翻訳、"
The Crying of Lot 49
"および
"Mortality and Mercy in Vienna"を収録。
表題作、『競売ナンバー49の叫び』。
「ある夏の日の午後」のこと、「どの日もどの日もまずは似たものばかり」、そんな平凡な
ヒロイン、エディパ・マースのもとに一通の手紙が舞い込むところからすべてははじまる。
それは大富豪ピアス・インヴェラリティの遺言執行人に彼女が選出されたことを告げる手紙、
そしてそれは彼女を夢幻とも現ともつかぬ波乱の日々へと誘う手紙。
テレビの映画放送、観劇した芝居『急使の悲劇』、切手コレクションと秘密の郵便組織――
全てのものが意味ありげなざわめきを以って彼女にささやきかけてくる。彼女が巻き込まれた
世界は果たして、誰かの手によって周到に仕掛けられたものなのか、それとも歴史の必然の
こだまか、あるいは単なる偶然の連なりの中に妄想を見出しているに過ぎないのか。
「ザ・トライステロ」、それは彼女を包囲する何かの謎を明かすに留まらず、「彼女の塔に
幽閉されている状態に終止符を打つ」鍵を握ることばに違いなくて、ところが、このことばを
めぐる探求が彼女をさらなる深みへと引きずり込むこととなる。
やがて狂気と正気は境界を失い…そんな人間の依って立つ世界の危うさ、セカイの危うさに
肉薄した、実はすぐれて正統派の佳品。
この小説は決して軽やかなエンターテインメントの類ではない。幾度となく執拗に慎重に
読み返され、読み解かれるべき一冊。
"Mortality and Mercy in Vienna"を収録。
表題作、『競売ナンバー49の叫び』。
「ある夏の日の午後」のこと、「どの日もどの日もまずは似たものばかり」、そんな平凡な
ヒロイン、エディパ・マースのもとに一通の手紙が舞い込むところからすべてははじまる。
それは大富豪ピアス・インヴェラリティの遺言執行人に彼女が選出されたことを告げる手紙、
そしてそれは彼女を夢幻とも現ともつかぬ波乱の日々へと誘う手紙。
テレビの映画放送、観劇した芝居『急使の悲劇』、切手コレクションと秘密の郵便組織――
全てのものが意味ありげなざわめきを以って彼女にささやきかけてくる。彼女が巻き込まれた
世界は果たして、誰かの手によって周到に仕掛けられたものなのか、それとも歴史の必然の
こだまか、あるいは単なる偶然の連なりの中に妄想を見出しているに過ぎないのか。
「ザ・トライステロ」、それは彼女を包囲する何かの謎を明かすに留まらず、「彼女の塔に
幽閉されている状態に終止符を打つ」鍵を握ることばに違いなくて、ところが、このことばを
めぐる探求が彼女をさらなる深みへと引きずり込むこととなる。
やがて狂気と正気は境界を失い…そんな人間の依って立つ世界の危うさ、セカイの危うさに
肉薄した、実はすぐれて正統派の佳品。
この小説は決して軽やかなエンターテインメントの類ではない。幾度となく執拗に慎重に
読み返され、読み解かれるべき一冊。
2004年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピンチョンを読むことは、読書というより体験だ。圧倒的な力によって、60年代アメリカが、ぐんぐん異質なものに変容していく。安っぽいモーテル、ロック、ホームパーティによるお買い物etc.といった既視感のある現実の日常の風景が、LSDの浸透の影に隠された陰謀、ヴィクトリア朝の郵便制度の秘密、フリーメーソンじみた奇妙な暗号に彩られた形成された別の次元にすりかわってしまうのだ。
2010年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
難解である。
そして、思わせぶりな文章はたくさんある。
切手を偽造する秘密結社の存在。
自殺できなかった人たちがその秘密結社を使って
ネットワークを張っているという展開。
LSDを服用する夫の見る幻覚とは。
そういう様々な思わせぶりな文章に彩らせて語られる、
なんとなく深いかもしれない小説である。
深読みするのにはうってつけの作品かもしれない。
しかし、おれははっきりしたオチがなければ、雰囲気だけでは高評価はしない。
この物語にはっきりしたオチはない。
ゆえに、それほど読む価値のない小説だと思う。
そして、思わせぶりな文章はたくさんある。
切手を偽造する秘密結社の存在。
自殺できなかった人たちがその秘密結社を使って
ネットワークを張っているという展開。
LSDを服用する夫の見る幻覚とは。
そういう様々な思わせぶりな文章に彩らせて語られる、
なんとなく深いかもしれない小説である。
深読みするのにはうってつけの作品かもしれない。
しかし、おれははっきりしたオチがなければ、雰囲気だけでは高評価はしない。
この物語にはっきりしたオチはない。
ゆえに、それほど読む価値のない小説だと思う。