プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥770¥770 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥100¥100 税込
ポイント: 1pt
(1%)
配送料 ¥240 6月9日-11日にお届け
発送元: RYO STORE 販売者: RYO STORE
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
隣のアボリジニ 小さな町に暮らす先住民 (ちくま文庫 う 32-1) 文庫 – 2010/9/8
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ246ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2010/9/8
- ISBN-104480427279
- ISBN-13978-4480427274
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房 (2010/9/8)
- 発売日 : 2010/9/8
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 246ページ
- ISBN-10 : 4480427279
- ISBN-13 : 978-4480427274
- Amazon 売れ筋ランキング: - 159,565位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
上橋菜穂子
1962年、東京都生まれ。作家。
川村学園女子大学教授。専攻は文化人類学で、オーストラリアの先住民アボリジニを研究。
著書に、『精霊の木』、『月の森に、カミよ眠れ』(日本児童文学者協会新人賞)、『精霊の守り人』(野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞、全米図書館協会バチェルダー賞)、『闇の守り人』(日本児童文学者協会賞、バチェルダー賞オナー)、『夢の守り人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』と3作合わせて路傍の石文学賞)、『虚空の旅人』(『精霊の守り人』『闇の守り人』『夢の守り人』『虚空の旅人』と4作合わせて巌谷小波文芸賞)、『神の守り人』(小学館児童出版文化賞、児童福祉文化賞、JBBYオナーリスト)、『蒼路の旅人』、『天と地の守り人』、『狐笛のかなた』(野間児童文芸賞)、『獣の奏者』などがある。
『精霊の守り人』『獣の奏者』はアニメ化され、テレビ放送された。また、世界中で翻訳出版が進んでおり、『精霊の守り人』は、2008年にアメリカで出版された翻訳児童文学の中で最も優れた作品に与えられるバチェルダー賞を受賞。『獣の奏者』も、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国、タイ、台湾など多くの国々で読まれている。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
以下は抜粋。
タスマニアなどでは、タスマニア・アボリジニを計画的に殺戮したという歴史があるp135
西オーストラリア州では1944年にアボリジニに市民権を与える法が発布されたp140
1967年の国民投票で、「アボリジニを国民として数えない」としていた憲法条項を廃止することが決定、72年に原住民福祉省が廃止され、すべてのアボリジニは平等な市民になったp141.
カンガルーの毛皮やエミューの脂を生活に使っていたp149
「ブラック・トレッカー」はアボリジニの追跡者のことで、罪を犯して逃げたアボリジニの跡を、アボリジニに追いかけさせたp159
1940年代の終わり頃、原住民福祉局の役人が、アボリジニに「絶対に原住民の言葉を子供に教えてはならない。教えたら子供は取り上げる」と言った。p162
オーストラリアは多文化主義を掲げていますが、社会・経済的な構造はあくまでも「白人文化」のものであり、その大前提は決してなくなってはいないp213
もっとも、出版後数年で新刊の倍の価格……
迅速であたりまえ、きれいであたりまえ、という感じもするので ☆4つ。
出版元は なぜ すみやかに増刷しないんでしょ。
上橋菜穂子さまの御本だっていうのに。
題名から、もう少し刺激的(従来の概念に鋭く切り込むような視点がある等)かと思いましたが、以外と普通でした。
良くも悪くも『若書き』だなぁ、という感じです。
フィールドワークで得た情報を、自分の中でよく熟成してから文章にするのではなく、ぱっと思うままに書いてしまったという感じです。
若い学者のレポートを読んでいるような感じでした。
文庫にする際に、(年月を経て経験も十分になった現在の知見や思考も交えて)全面改稿すれば良かったのに、と思わせる作品です。
冒頭の頃はこの人、今の私と同じくらいの年齢だったんだ。
内容には考えさせられる。
旧い誇りを取り戻せず、新たな希望を見出せず、ただ心を蝕む「退屈」の闇。
俺はこれが遠い外国の話だとは思わない。
価値観が多様化する時代だからこそ、拠るべきアイデンティティの喪失はどこでも起こりうる。
本書は、10年分の積み重ねからすれば僅かな断片でしかない。
しかも俺はこれを3日で読んだ。その程度で何が分かるはずもない。
それでも、本書からは“真実”の欠片を得ることができる。
全てを知ることはできなくとも、無知から半歩進むことができる。
最新の世相を映したものではないが、
時代を見る一冊として、広く読まれるべきだと思う。